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ニュースリリース2016(平成28)年

 報道発表  2015年 >> 2017年

 

鹿児島大学から報道機関に情報提供した事項を掲載しています。

 

1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月

 

12月12日
全学年対象 キャリア支援セミナー「きばいやんせ、鹿大生2016!」
グローバルに、ローカルに!”泣こかい、跳ぼかい、泣こよかひっ跳べ”開催について
報道機関 各位
 
 本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 このたび、本学を卒業した企業経営者や地域のリーダーをお招きし、ビジネスの心構えやグローバル人材、地域貢献等についてさまざまな視点から本音で語っていただく「全学年対象キャリア支援セミナー“きばいやんせ、鹿大生2016!”」を開催いたします。
 つきましては、取材いただきますようよろしくお願い申し上げます。
 
日 時:2016年12月17日(土)13:30~17:00
場 所:郡元キャンパス 学習交流プラザ2階 学習交流ホール(座談会のみ学習交流プラザ1階)
対象者:全学部全学年
内 容:
 <第一部>全体セッション(13:30~15:00)パネルディスカッション(キャリア、生き方等)
 <第二部>個別セッション(15:15~16:00)座談会
      全体セッション(16:15~17:00)パネルディスカッション
(就職、鹿大生への提言等)
ゲスト:高原 要次 氏(ラーニング・システムズ(株) 代表取締役社長/1978年法文学部卒)
       瓜生 博幸 氏(三和倉庫(株) 取締役専務執行役員/1980年 農学研究科修了)
    高宮 勝也 氏(三菱電機(株) 常務執行役国際本部長/ 1979年 法文学部卒)
    湯之原一郎 氏(姶良市議会議長/ 1978年 農学部卒)
    井上 進   氏(丸和バイオケミカル(株) 代表取締役社長/1980年 農学部卒業)
    山元 弥生 氏(東京都墨田区子育てサポーター/1979年 農学部卒)
    白石 吉行 氏((株)ふくれん 代表取締役社長/ 1979年 農学部卒)
 
 主 催:鹿児島大学就職支援センター
 協 力:鹿児島大学同窓会連合会、鹿児島大学海外研究会、
鹿児島大学産学官連携推進センターCOC+推進部門
 
 
(本件お問い合わせ先)
鹿児島大学就職支援センター
電話:099-285-7321  Email: gakuseis@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
12月1日
鹿児島大学COC事業 教育研究成果報告会の開催について
報道機関各位
 
 いつも本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 鹿児島大学かごしまCOCセンターでは、下記日程により「鹿児島大学COC事業教育研究成果報告会」を開催いたしますので、ご取材の程、何卒よろしくお願い申し上げます。 
 
 
 【日時】 平成28年12月6日(火) 15:30~18:30
 【場所】 鹿児島大学 農学部・共同獣医学部共通棟1階 101講義室(郡元キャンパス)
 【次第】 PDF参照
 【開催趣旨】 
 鹿児島大学は、平成26年度 文部科学省 地(知)拠点整備事業(大学改革推進等補助金)に
「火山と島嶼を有する鹿児島の地域再生プログラム」事業が採択され、地域とともに社会の発展に貢献する地(知)の拠点として「地域に貢献する大学」を目指しています。
本報告会は、COC事業の一環として、本学の教育、研究、社会貢献活動を地域志向型とするため、学内公募により選考された地域課題への教育研究の取組について、採択された課題(27課題)のうち10課題の教育研究成果を発表する運びとなりました。(前回は平成28年7月15日に開催)
 各課題は、COC事業の連携自治体である鹿児島県、鹿児島市、薩摩川内市、与論町の地域課題を対象とした教育研究であり、その成果は本学の学生教育への反映のみならず地域に還元、貢献することを目指しています。  
 
 【参加対象者】
本学教職員、学生、関係自治体、一般市民
 
 【補足:かごしまCOCセンターについて】(※COC = Center of Community)
 鹿児島大学は地域とともに社会の発展に貢献する総合大学となることを目指して教育研究及び社会貢献に取り組んできているものの自治体(地域)と本学との連携は、教員個人やプロジェクト毎の対応であり、分散型の教育・研究・社会貢献の活動でした。これを自治体と協働連携する窓口として、平成26年10月に「かごしまCOCセンター」を設置し、地域課題を収集・分析し、地域志向の教育・研究・社会貢献を集約型で取り組む体制をとっています。本事業の活動を通して、地域志向の人材養成や地域の再生・活性化を明確に目指した社会貢献を推進していきます。
 
<COC事業コンセプト>
 ①地方自治体との密接な組織間協働連携と地域課題解決への積極的な取組
 ②COC活動成果を活用した「地域の発展に貢献する総合大学」にふさわしい教育カリキュラムの構築と人材養成
 ③生涯学習の場の充実と養成した人材による持続的地域再生・活性化
 
(本件お問い合わせ先)
鹿児島大学研究国際部社会連携課 加治屋、兒玉  
〒890-8580 鹿児島市郡元一丁目21-40
TEL: 099-285-7104 FAX: 099-285-8495
tirenkei@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
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11月30日
昭和東南海地震以降初めての中規模プレート境界地震発生過程をとらえた-リアルタイム観測網の統合的データ解析-
国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立大学法人鹿児島大学、国立大学法人京都大学 共同リリース
 
1. 概要
 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)地震津波海域観測研究開発センターの荒木英一郎主任技術研究員、鹿児島大学大学院理工学研究科の小林励司准教授、京都大学防災研究所地震予知研究センターの木下千裕博士課程大学院生らは、テキサス大学、ペンシルバニア州立大学等と共同で、2016年4月1日に三重県南東沖で発生したマグニチュード(Mw)6.0の地震発生プロセスの解析を行い、南海トラフの東南海地震想定震源域としては72年ぶりに発生したM6以上のプレート境界地震であることを明らかにしました。これは、地震発生域近傍で地震・津波観測監視システム(※1、以下、「DONET」という。)と、長期孔内観測装置(※2)が展開されており、得られた地震・地殻変動・津波の連続観測データと、これまでの海底下構造探査の結果を合わせた統合解析を行ったことによるものです。
 DONETの海底観測網と長期孔内観測を統合した高精度観測網によって、今回初めて、南海トラフの海底下プレート境界での地震発生・海底地殻変動と津波発生の複雑な過程をとらえることができました。今回の地震がプレート境界で発生したことは、この地域で1944年の東南海地震後、歪蓄積が進行していることを示しており、震源域近傍での海底地殻変動を高精度で注意深く監視する必要性を示しています。
 今後、DONETの海底観測網と長期孔内観測などによるリアルタイムの海底観測技術をさらに発展させ、掘削や構造探査による高度なプレート境界震源断層構造の理解と合わせることによって、海底地殻変動や地震活動の状態と推移を把握し、東南海地震をはじめとする南海トラフの地震の発生メカニズムや予測研究の高度化に貢献していきたいと考えています。
 本研究成果は、科学誌「Journal of Geophysical Research」に11月18日付けで掲載されました。
 
タイトル:Near-field observations of an offshore Mw 6.0 earthquake from an integrated seafloor and sub-seafloor monitoring network at the Nankai Trough, southwest Japan
著者L.M. Wallace1, E. Araki2, D. Saffer3, X. Wang4, A. Roesner5, A. Kopf5, A. Nakanishi 2, W.4 Power4, R. Kobayashi6, C. Kinoshita7, S. Toczko2, IODP Expedition 365 Science party
 
  1.  Institute for Geophysics, University of Texas, Austin, Texas, USA
  2.  海洋研究開発機構
  3.  Department of Geology, Pennsylvania State University, USA
  4.  GNS Science, Lower Hutt, New Zealand
  5.  MARUM, University of Bremen, Germany
  6.  鹿児島大学
  7.  京都大学防災研究所
 
2. 背景
 南海トラフ沿いでは、M8クラスの巨大地震が歴史的には100年から150年の間隔で起きています。直近では1944年に東南海地震、1946年に南海地震が発生し、約70年が経過しています。政府の地震調査研究推進本部では、南海トラフでM8~9クラスの地震が30年以内に発生する確率を60~70%としており、現在は次の巨大地震が起こる前段階にあるものと考えられています。このような状況の中、南海トラフで繰り返し起こる巨大地震がどのようなメカニズムで発生しているのか、そして現在はどのような状況にあるのかを知るために、南海トラフ巨大地震の想定震源域で、JAMSTECをはじめ国内外の各機関、研究組織は共同して(1)震源域の構造・状態を明らかにするための地殻構造探査(2)震源域の物質・状態を明らかにするための掘削調査(コアリング・ロギング)(3)震源域の物質・状態・構造の時間変化を明らかにするための海底観測網および掘削孔内観測装置の開発・設置の取り組みを進めてきました。
 そういった状況の中、2016年4月1日(11時39分)に三重県南東沖においてMw6.0の地震が発生しました。
 
 
3.成果
 2016年4月1日の地震は、三重県南東沖約50kmの海底下約10km(図1及び図2)で発生しました。この地震の震源の上を覆うように、DONETが展開されており、また、震央から南東方向へ25-35kmの場所では、国際深海科学掘削計画(※3、以下、「IODP」という。)南海トラフ地震発生帯掘削計画(NantroSEIZE)の一環として地球深部探査船「ちきゅう」によって設置された、2か所(C0002及びC0010)の掘削孔内観測装置による観測が行われていました(図1)。これらにより、地震発生時とその前後の期間の震源域近傍での様々な海底観測データ(DONETによる地震・海底水圧)、掘削孔内観測による海底下の間隙水圧データが得られました。なお、C0002の掘削孔内観測データは、孔内に設置した長期孔内観測装置が2013年からDONETに接続されているため(2013年2月5日既報)、地震発生時にリアルタイムで取得されたものです。一方、C0010の掘削孔内観測データは、2010年から設置されていた(DONETには未接続)簡易型孔内観測装置を、この地震の発生直後のIODP 第365次掘削航海実施中に回収して取得したものです。
 震源域から離れた陸上での観測結果に基づく解析だけでは、この地震がプレート境界で起こったのか、そうでないのかが明らかでないことから、海底および掘削孔内で得られた近接観測データに、これまでJAMSTECが中心となって実施してきた海底下地殻構造探査の成果も加えて統合的な解析を実施しました。その結果、
 
1)4月1日のMw6.0地震前後を含む一連の地震の詳細かつ精密な活動状況(震源分布)をDONETの海底地震計のデータと海底下構造探査から得られた高精度な構造モデルに基づき決定しました。その結果、プレート境界面近傍に地震活動が集中していることが明らかとなりました(図2)。
 
2)DONETの水圧計によって、地震によって海底面の震央近傍で1.7 cm程度の沈降、沖合で数mmの隆起をしていることがわかりました。また、震源域の沖合の2ヵ所のIODP掘削孔内観測で得られた海底下の間隙水圧上昇の変動観測結果から、地震によって地殻が、C0002で0.37μ(100万分の0.37)、C0010で0.15μ(100万分の0.15)ずつ、それぞれ圧縮されていることが明らかになりました(図3)。これらの観測結果を複数の地震滑りのモデルと比較検討した結果、本震では、震源分布で見られたのと同様にプレート境界面の地震滑りをしていると判断すべきであることが分かりました。
 
3)DONETの水圧計では、地震直後に震央付近で高さ2cm程度の小さな津波が発生し、津波が周囲に伝わっていく様子が明らかになりました。この津波もまた、プレート境界面で地震滑りをした場合の予測と合致する観測結果でした。
 
4)掘削孔内の間隙水圧は、本震時に2kPa急上昇し、その後も2日間にわたってさらに30%程度、上昇を続けました。これは本震後も滑りが継続したことを意味しています。また、本震後に遅れて、震源から10km程度離れた場所の余震活動が活発化したことは、本震後周囲のプレート境界面がゆっくりと滑っている可能性を示唆しています。このことは、本震震源がゆっくり滑りを起こす領域と深部の固着域の間の遷移域で発生したことを示しているものと考えられます(図4)。1944年東南海地震では数mの大きな滑りが発生している領域でもあることから、更なる詳細な観測が必要です。
 
 
4. 今後の展開について
 今回、東南海地震の震源域のプレート境界面で中規模な地震が発生したことは、この地域では1944年の東南海地震後に歪蓄積が進行していることを示しています。今回の複雑な地震の発生経過は、震源域近傍での海底地殻変動の状況を高精度で注意深く監視する必要性を示しています。また、その実態にDONETの海底観測網と長期孔内観測を結合した高精度観測網からのデータによって迫りうることが示されました。来る巨大地震発生前の経過を見逃さず、監視することが強く求められます。
 東南海地震の想定震源域においては、本年3-4月に実施した地球深部探査船「ちきゅう」によるIODP第365次航海によって長期孔内観測装置の2基目が設置され、同6月には、DONETへ接続されました。これによりリアルタイムの掘削孔内での地殻変動観測を続けており、今回の成果は、海底と掘削孔内での観測の重要性を示したものといえます(2016年7月7日既報)。
 JAMSTECでは、今後、本研究結果から得られた知見も踏まえ、東南海地震をはじめとする南海トラフの地震の理解と発生予測の高度化に貢献するため、下記のような取り組みを進めていきます。
 
1) 地球深部探査船「ちきゅう」による南海トラフ地震発生帯掘削計画(NantroSEIZE)を通じ、地震発生プロセスの科学的理解と地震津波減災に貢献していきます。これは、国際的にも重要な取り組みと考えられており、IODPにおいても全会一致で奨励されています。
 
2) 既設のDONETの海底観測網や長期孔内観測装置による東南海地震想定震源域とその周辺での地震・地殻変動の観測と解析を継続するとともに、南海トラフの地震発生帯広域での、掘削孔内の観測やその他の手法によるリアルタイム海底地殻変動観測の高度化に取り組んでいきます。得られる現場の地殻変動データと、南海トラフの海底下の震源断層の高精度探査による海底下のより詳細な構造と合わせた地震発生のモデルを構築していくことによって、南海トラフ等での巨大地震発生過程の理解に大きく貢献していきたいと考えています。
 
※1 地震・津波観測監視システム(DONET)
 海域で発生する地震・津波を常時観測監視するため、JAMSTECが開発し南海トラフ周辺の深海底に設置した地震・津波観測監視システム。紀伊半島沖熊野灘の水深1,900~4,400mの海底に設置した「DONET1」は2011年に運用を開始している。また、紀伊水道から四国沖の水深1,100~3,600mの海底に設置した「DONET2」は2016年3月末に整備を終了した。各観測点には強震計、広帯域地震計、水晶水圧計、微差圧計、ハイドロフォン、精密温度計が設置され、地殻変動のようなゆっくりした動きから大きな地震動まで様々な海底の動きを観測することができる。
DONETは、DONET2の完成をもって2016年4月に国立研究開発法人防災科学技術研究所へ移管された。DONETで取得したデータは、気象庁等にリアルタイムで配信され、緊急地震速報や津波警報にも活用されている。
 
※2  長期孔内観測装置(Long Term Borehole Monitoring System)
 IODPの掘削孔において、地震断層の直接モニタリングを実施し、巨大地震発生過程の解明、地震発生時におけるリアルタイム情報提供に資することを目的とした観測システム。複数センサー(温度センサー、歪計、広帯域地震計、傾斜計、高感度地震計、強震計、圧力ポート)を設置固定したもの。
1基目であるC0002地点の長期孔内観測装置は、2013年1月に海洋調査船「かいよう」による研究航海においてDONETに接続し、現在リアルタイムでデータを取得している(2013年2月5日既報)。2016年4月に地球深部探査船「ちきゅう」によるIODP第365次研究航海において、紀伊半島沖のC0010地点の海底下651m に達する孔内に、2基目の長期孔内観測装置を設置した(2016年4月28日既報)。
http://www.jamstec.go.jp/cdex/j/developtec/holeobserb/ltbms/
 
※3 国際深海科学掘削計画(IODP: International Ocean Discovery Program)
 2013年10月から開始された多国間科学研究協力プロジェクト。日本(地球深部探査船「ちきゅう」)、アメリカ(ジョイデス・レゾリューション号)、ヨーロッパ(特定任務掘削船)がそれぞれ提供する掘削船を用いて深海底を掘削することにより、地球環境変動、地球内部構造、海底下生命圏等の解明を目的とした研究を行う。なお、本プロジェクトは2003年10月から2013年まで実施された統合国際深海掘削計画(IODP:Integrated Ocean Drilling Program)から引き継いでいる。
 
 
 
お問い合わせ先:
(本研究について)
国立研究開発法人海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター 
海底観測技術開発グループ 
 主任技術研究員 荒木 英一郎
 電話:046-867-9334 E-mail:araki@jamstec.go.jp
国立大学法人鹿児島大学大学院理工学研究科
  准教授 小林励司
  電話:099-285-8149 E-mail:reiji@sci.kagoshima-u.ac.jp
 国立大学法人京都大学防災研究所 地震予知研究センター
  大学院博士課程3年 木下千裕
  電話:0774-38-4223 E-mail:kinoshita.chihiro.75w@st.kyoto-u.ac.jp 
 
 
(報道担当)
国立研究開発法人海洋研究開発機構
 広報部 報道課長 野口 剛 電話:046-867-9198
 国立大学法人鹿児島大学
  広報センター 係長 中馬 秀治 電話:099-285-7035
 国立大学法人京都大学
  企画・情報部広報課 国際広報室 菊地 乃依瑠 電話:075-753-5729
 
 
※図面等を含むリリース文書はこちらを参照ください。
 
 
 
11月29日
鹿児島県内9大学・短期大学 合同進学ガイダンスのご案内
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。12月10日(土)、鹿児島県内の大学・短期大学で学べる19の学問分野について、大学教員が分かりやすく講義を行う「合同進学ガイダンス」を開催いたします。
つきましては、告知及び取材の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
※11月29日(火)時点での参加申込は327人です。(昨年は、県内外から280人が参加)
 
【開催日】平成28年12月10日(土)
【会場】鹿児島大学 農学部・共同獣医学部共通棟 101講義室集合
【対象者】高校生、保護者、高校教諭(その他の希望者は相談に応じます)
【プログラム】 ※詳細は別紙pdfのとおり
  12時30分~ 受付
  13時00分~ オリエンテーション(全体説明会)
  13時30分~14時20分 学問分野別授業1限目
  14時50分~15時40分 学問分野別授業2限目
 
 <主催> 大学地域コンソーシアム鹿児島 高大連携事業部会
 <後援> 鹿児島県教育委員会、鹿児島県高等学校進路指導研究協議会
 <参加大学>
  ■鹿児島大学 ■鹿児島国際大学 ■鹿児島純心女子大学 ■志學館大学
  ■第一工業大学 ■鹿児島県立短期大学 ■鹿児島純心女子短期大学 
  ■鹿児島女子短期大学 ■第一幼児教育短期大学
 
(問い合わせ先)
大学地域コンソーシアム鹿児島 高大連携事業部会事務局
鹿児島大学学生部教務課総務係
〒890-0065 鹿児島市郡元1丁目21-30
(℡)099-285-7315 (Fax)099-285-8808
(e-mail)ksomu@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
 

11月21日

平成28年度 防災・日本再生シンポジウム 「島嶼の自然災害と防災」の開催について

報道機関各位
 
 いつも本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 鹿児島大学地域防災教育研究センターでは、下記日程により 平成28年度 防災・日本再生シンポジウム 「島嶼の自然災害と防災」を開催いたしますので、ご取材の程、何卒よろしくお願い申し上げます。 
 
 
【日時】  平成28年11月26日(土)13:20~17:00
 
 
【場所】 鹿児島大学工学部建築学科01教室(郡元キャンパス)
 
【次第】 チラシPDF
 
【開催趣旨】
 2010年10月の奄美豪雨災害、2015年5月の口永良部島火山噴火災害など、薩南諸島(大隅諸島、トカラ列島、奄美諸島)では、最近、台風・豪雨や火山噴火による自然災害が相次いで発生している。この地域では、1813年の諏訪之瀬島噴火災害、1841年の口永良部島噴火災害、1911年の喜界島地震・津波災害、1990年の奄美大島台風・豪雨災害など、過去にも台風・豪雨災害や地震・津波災害、火山噴火災害などの自然災害の被害をたびたび受けてきた。口永良部島と諏訪之瀬島では、火山噴火によって住民は島外移住を余儀なくされ、島は長期にわたって無人島化したことがある。
 社会インフラ、防災インフラの整備が遅れた島嶼地域で自然災害が発生すると、道路やライフラインが途絶し、集落は孤立する恐れがある。交通や通信、物資の輸送は途絶え、島民の日常の生活や医療等におおきな支障が出る。最悪の場合は、全島避難という重大事態に至ることもある。
 こうした自然災害にどう備えるか、喫緊の課題である。災害が発生しても被害を最小限に軽減するための備えが求められている。本シンポジウムでは、自然災害に対する島嶼の防災の現状と課題を明らかにするとともに、防災課題を解決するための方策について、行政、市民を交えて議論する。
 
【参加者】(予定)
本学学生、教職員、地方公共団体防災担当部署、防災関係機関等
 
本件お問合せ先
鹿児島大学地域防災教育研究センター
〒890-8580 鹿児島市郡元一丁目21-40
TEL: 099-285-3632 FAX: 099-285-8495
 
 
11月15日
「香り」が痛みを軽減する脳の仕組みを発見
~嗅覚中枢と視床下部オレキシン神経を介したリナロール香気誘発性鎮痛~
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 本学大学院医歯学総合研究科統合分子生理学分野の柏谷英樹講師、桑木共之教授らの研究グループは、同研究科侵襲制御学分野 田代章悟助教、上村裕一教授、本学農学部食料生命科学科食品機能化学コース 加治屋勝子講師、金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 分子神経科学/統合生理学 櫻井武教授らとの共同研究により、「香り」による鎮痛作用及びその基盤となる脳神経回路を発見しました。
 
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 古来より、香気の中には鎮痛作用を示すものがあると考えられていました。実際いくつかの香気分子は身体組織に作用し、鎮痛・抗炎症効果を持つことが明らかになっています。しかしながら香気分子が脳を介した嗅感覚として(香りとして)鎮痛作用をもたらすのか?どのような脳の仕組みでその作用は現れるのか?は長らく不明でした。本研究では鎮痛効果を持つ香気分子を探索し、ラベンダー香気などに含まれるリナロールという香気分子が鎮痛効果を持つことを発見しました。この効果は嗅覚を遮断してしまうと消失することから、「香り」により鎮痛効果が現れることが明らかになりました。さらに視床下部にある特殊な神経細胞(オレキシン神経)が香気誘発性鎮痛には必須であることが明らかになりました。
 今回の発見により香気誘発性鎮痛の臨床応用に弾みがつくことが期待されます。
 
 本研究の成果は、英国オンライン科学雑誌「Scientific Reports」(11月15日付)に掲載されました。
Shogo Tashiro, Ran Yamaguchi, Sodemi Ishikawa, Takeshi Sakurai, Katsuko Kajiya, Yuichi Kanmura, Tomoyuki Kuwaki, Hideki Kashiwadani, Odour-induced analgesia mediated by hypothalamic orexin neurons in mice, Scientific Reports (2016), 6:37129 
http://www.nature.com/articles/srep37129
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学大学院医歯学域医学系統合分子生理学 
講師 柏谷 英樹
Tel:099-275-5227 Fax: 099-275-5231
E-mail: danny@m3.kufm.kagoshima-u.ac.jp
 
 
11月11日
磁場で焼酎酵母菌が居眠り! ~磁場による焼酎酵母菌増殖抑制~
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 本学理工学研究科、農学研究科と東北大学金属材料研究所と共同で、①磁場によって焼酎酵母菌の増殖が抑制されること、②磁場を取り除くと焼酎酵母菌の増殖が回復すること、③焼酎酵母菌の種類によって磁場の感受性が異なることを見出しました。これは、まるで磁場で焼酎酵母菌が居眠りしているように見えます。
 
 実験は、温度30℃で、3種類の焼酎酵母菌(鹿児島5号酵母:H5酵母、鹿児島2号酵母:K2酵母、鹿児島4号酵母:C4酵母)に、鹿児島大学と東北大学金属材料研究所強磁場センターの超伝導磁石を用いて、最大15テスラ(地磁気の30万倍)の磁場を与え、一定時間経過後の増殖した酵母菌の数を測定して行いました。その結果、以下のことが明らかになりました。
① 焼酎酵母菌の増殖が最も抑制される磁場が存在する。
②磁場による焼酎酵母菌の増殖抑制効果は、菌の死滅ではなく、増殖の速さが遅くなっている。よって、磁場を取り除くと焼酎酵母菌の増殖が回復する。
③焼酎酵母菌の種類によって磁場の感受性が異なる。
④磁場抑制効果は増殖期において顕著である。
(詳細は別紙参照)
 
 酵母菌はブドウ糖を、アルコールと炭酸ガス(二酸化炭素)に分解して、増殖します(別紙参照)。従来、温度等による酵母菌の増殖制御でしたが、今回の成果は、磁場によっても死滅させることなく酵母菌の増殖を制御、つまりアルコール発酵を制御できることを示唆しています。また、複数種の酵母を用いて、所望する香味、風味、味わい等を調合できる可能性を示唆しています。さらに、雑菌の増殖が抑えられる磁場、時間及び酵母の環境の温度を調整することで、抗菌作用を得ながらアルコール発酵を効率化できる可能性を持っております。
 2016年11月15日(火)〜17日(木)に、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)で開催される「第11回日本磁気科学会年会」において、本成果の詳細を口頭発表いたします。
 
 本件は、鹿児島大学理学部理数教育特別プログラム(サイエンスクラブ活動)において、学部学生の4年間の自主研究の成果です。本研究は、理工学研究科地域コトづくりセンターと公益財団法人米盛誠心育成会の支援を受けて行いました。
 
 
(問い合わせ先) 
鹿児島大学大学院理工学研究科教授 小山佳一(こやま けいいち)
TEL/FAX: 099-285-8070
E-mail: koyama@sci.kagoshima-u.ac.jp
 
 

11月9日

第六回 食と健康に関するシンポジウム
健康長寿をかなえる鹿児島の食と生活
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
(公社)鹿児島県工業倶楽部と鹿児島大学は、毎年共同で「食と健康に関するシンポジウム」を開催しております。今年の内容は以下の通り。毎年200名余りの市民の方にご参加いただいております。
 つきましては、取材の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
【日 時】11月15日(火) 14:00~17:40
【場 所】鹿児島大学稲盛会館 キミ&ケサメモリアルホール(鹿児島大学郡元キャンパス)
【対象者】一般市民、企業人、自治体関係者等(入場無料)
【内 容】
基調講演:がんを予防する食生活およびがん治療における生薬・漢方薬の有用性に付いて
国立がん研究センター研究所 がん患者病態生理研究分野分野長 上園保仁
講演Ⅰ.柑橘が持つがん・感染症予防機能の検証と鹿児島での展開
鹿児島大学水産学部 准教授 塩﨑一弘
講演Ⅱ.鹿児島の明日葉・ボタンボウフウの機能性の解明
タカラバイオ株式会社事業開発部 部長代理 大野木宏
講演Ⅲ.<百寿者の島>奄美に学ぶ生活習慣病の予防
鹿児島大学医歯学総合研究科 教授 嶽﨑俊郎
講演Ⅳ.生活習慣病を防ぐ~焼酎がもたらす意外な機能性について
鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター 准教授 吉﨑由美子
パネルディスカッション
パネリスト:講師5名(上園保仁、塩﨑一弘、大野木宏、嶽﨑俊郎、吉﨑由美子)
      司会:鹿児島大学医歯学総合研究科教授・食と健康プロジェクトリーダー 乾 明夫
 
(本件お問い合わせ先)
鹿児島大学産学官連携推進センター 
TEL:099-285-8491 担当:平原
E-mail:liaison01@gm.kagoshima-u.ac.jp
 
 

11月4日

平成28年度大学祭のご案内
報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 鹿児島大学では次の日程で、大学祭を開催します。模擬店やステージ企画のほか、学部・大学院の教育研究企画として、体験授業・実験、講演、各種展示など様々なイベントも開催されます。多くの方のご来場をお待ちしております。(駐車スペースには限りがあるため、公共交通機関のご利用をお願いいたします。)
 つきましては、告知と取材につきまして、よろしくお願い申し上げます。
 なお、取材につきましては、次のことにご注意願います。
 大学祭期間内に一般の方が立ち入り自由となっている場所における取材は許可不要ですが、体験授業や相談会等の取材、夜間の取材、また、大学祭前後の取材については、事前に広報センターまでご相談くださるようお願いいたします。
 
 【郡元地区】
第56回鹿大祭 平成28年11月10日(木)~14日(月)
10日(木) みこしパレード(前夜祭)  13:00図書館門前スタート
11日(金)~13日(日) 本祭
模擬店、サークル活動の展示発表、ステージ演奏・マジックショー・講演等、
学部・大学院の教育研究企画、体験授業・実験、講演、各種相談、各種展示等
 
14日(月) 後夜祭 ※キャンパスでの催し物はありません。
駅伝 13:00 県立鴨池陸上競技場正門前スタート(与次郎ヶ浜)
 
 【桜ヶ丘地区】
第36回桜ヶ丘祭  平成28年11月19日(土)~20日(日)
模擬店、ステージ企画、展示、講演
 
※その他の詳細は、本学ホームページ(https://www.kagoshima-u.ac.jp/)をご覧ください。
 

10月27日

鹿児島大学と環境省自然環境局 自然環境保全に係る連携・協力に関する協定を締結
~締結式開催のご案内~
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 国立大学法人鹿児島大学(学長 前田 芳實)と環境省自然環境局(局長 亀澤 玲治)は、下記のとおり自然環境保全に係る連携・協力に関する協定を締結いたします。
 ついては、以下の要領で協定締結式を執り行いますので、ご案内いたします。
 なお、本報道発表は環境省自然環境局と同時発表です。
協定名称:
 国立大学法人鹿児島大学と環境省自然環境局との自然環境保全に係る連携・協力に関する協定
 
【経緯】
 これまで本学と環境省自然環境局は、奄美地域の世界自然遺産登録に向けた科学的調査研究、登録の課題となるノネコ問題解決のための地元を巻き込んだ取組、出水に飛来するツルの鳥インフルエンザ検査、共通教育科目講義の充実など自然環境保全分野に関する協力を進めてきた。
 今般、相互の連携・協力関係をより充実したものとするため、連携・協力に関する協定を締結することとした。
 
【連携・協力事業内容】
  1. 本学が進める鹿児島環境学プロジェクトに関すること
  2. 奄美地域を含む世界自然遺産候補地の保護管理及び調査研究に関すること
  3. 出水地域に飛来するツル類の保護に関すること
  4. 本学に所属する学生・院生の人材育成のための自然環境保全に係る教育に関すること
  5. その他、鹿児島県内の自然環境保全のための地域課題の解決に関すること
【締結式日時・場所等】
(1)日 時:平成28年10月31日(月) 14:00~
(2)場 所:鹿児島大学郡元キャンパス事務局4階第3会議室 (鹿児島市郡元1-21-24)
(3)出席者:
環境省自然環境局長  亀澤 玲治
鹿児島大学長   前田 芳實
 
(本件お問い合わせ先)
鹿児島大学研究国際部研究協力課(尾崎)  
TEL:099-285-3281
 
 

10月26日

かごしま国際ノネコ・シンポジウム開催のお知らせ
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 世界自然遺産登録を目指している奄美地域で課題となっているノネコ問題については、昨年奄美大島でシンポジウムを開催しました。奄美地域では多くの住民がこの問題への対応の重要性を認識していますが、一方、多くの鹿児島市民や鹿児島県民にとってはほとんど認識されていない問題です。奄美大島と徳之島でノネコ対策を行政が円滑に進め、世界遺産登録を確実なものにするためには、捕獲したノネコを可能な範囲で馴化し、譲渡する取組も必要です。このため、馴化されたノネコを受け入れる飼い主の確保が不可欠になります。もちろん、捕獲したノネコをすべて譲渡することは現実的ではありませんが、こうした取組を両島島民だけではなく、広く鹿児島県民、特に鹿児島市民の理解と協力を得て進めることが重要です。
 このような背景から、鹿児島市民及び県民にノネコ問題への興味関心を持ってもらうとともに、動物愛護関係者にノネコ問題についての認識を高めてもらうことを目的に本シンポジウムを鹿児島市内で開催するものです。
 つきましては、ご取材のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
日 時:平成28年10月30日(日) 13:30~16:30
場 所:かごしま県民交流センター4階大研修室第4(鹿児島市山下町14-50)
対 象:一般市民、学生、教職員、他大学関係者、自治体関係者、団体関係者等
内 容:◎基調講演  
『世界自然遺産登録に向けた現状と外来種対策』
『島嶼地域における侵略的外来種の管理』
『ノネコ問題の深さと広がり』
 ◎パネルディスカッション 奄美とかごしまの「つながり」を語る
 
(本件お問い合わせ先)
鹿児島大学研究国際部研究協力課研究協力係
鹿児島環境学担当 中村 朋子 
TEL 099-285-3229 
FAX 099-285-7037
E-mail kenkyo@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
 

10月25日

第54回(平成28年度 第6回)地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」開催のお知らせ
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 大学院理工学研究科 技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の54回目として、出前授業「おでかけ実験隊」を行います。
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 つきましては、取材のほどよろしくお願い申し上げます。
 
【日 時】11月 2日(水) 9:50~11:35
【場 所】鹿児島市立 石谷小学校 家庭科室
【参加者】石谷小学校4年生(児童数67名)
【授業内容】
「科学実験」
・液体窒素でおもしろ実験
「ものづくり」
・光の万華鏡
 
※取材時は必ず事前に、小学校にご連絡ください。
 
 
(本件お問い合わせ先)
鹿児島大学大学院理工学研究科技術部
電 話:099-285-3263
FAX:099-285-3259
E-mail:g-soukatsu@eng.kagoshima-u.ac.jp 
 
 

10月25日

日置市と国立大学法人鹿児島大学が包括連携協定を締結

― 連携協定式開催(平成28年11月1日)のご案内 ―
報道機関 各位
 
 日置市(市長 宮路 高光)と国立大学法人鹿児島大学(学長 前田 芳實)は、下記のとおり、それぞれの資源や機能等の活用を図りながら,幅広い分野で相互に協力し,地域社会の発展に寄与するため、包括連携に関する協定を締結いたします。
 ついては、下記の要領で協定式を執り行いますので、取材方よろしくお願いいたします。
  1. 協定名称:日置市と国立大学法人鹿児島大学との包括連携に関する協定書
  2. 協定締結日:平成28年11月1日(火)
  3. 日時・場所等:
1)日 時:平成28年11月1日(火)16:00~17:00
2)場 所:日置市役所 2階 庁議室(日置市伊集院町郡1丁目100番地)
3)出席者:日置市    宮路 高光(みやじ たかみつ)市長 他
  鹿児島大学 前田 芳實(まえだ よしざね)学長 他
  1. 次第
1)協定式:
・連携協定概要説明
・協定締結(写真撮影) 前田学長と宮路市長との握手
2)質疑応答
  1. 連携協力概要:連携及び協力する事項として
1)まちづくり、地域経済の活性化に関すること
2)農林水産業の振興に関すること
3)観光の振興に関すること
4)国際化に関すること
5)健康・福祉の充実に関すること
6)地域防災に関すること
7)教育及び人材の育成に関すること
8)学生の市内(県内)定着の促進に関すること
9)その他、相互に連携及び協力が必要と認められる事項に関すること
 
ご出席予定の報道機関の方は、10月31 日(月)17時までに、国立大学法人鹿児島大学総務部広報センター(TEL:099-285-7035)へ出席の旨、お知らせください。
 なお、この通知は日置市からもご案内する予定です。
 
(連携協定に係るお問い合わせ先)
鹿児島大学研究国際部社会連携課   TEL:099-285-7097
 
 

10月25日

九州・沖縄COC/COC+合同シンポジウムIN鹿児島2016

COCとCOC+が拓く地方創生と大学改革 の開催について
報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 この度、本学が当番校となり下記のとおり「九州・沖縄COC/COC+合同シンポジウムIN鹿児島2016」を開催する運びとなりましたので、取材方お願いいたします。
 
趣旨:
 九州・沖縄地区の大学では、文部科学省の「地(知)の拠点大学整備事業(COC)」及び「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択され、地域の自治体及び企業等と連携協働して地方創生に取り組んでいます。大学をはじめとする関係者の他、一般市民等が一同に会し、「大学、学生、地域」が地方創生に果たす役割について、全員参加型の分科会による意見交換等を通じて再確認するとともに、各大学等は様々な取組を共有することにより「地(知)の拠点大学」としての在り方について議論します。
 
日時:平成28年10月29日(土)12:30~18:00
場所:鹿児島大学 稲盛会館(分科会は工学系講義棟)
対象:一般市民、学生、教職員、他大学関係者、連携自治体関係者、企業及び企業団体関係者等
参加数:200名(予定)
 
プログラム
  1. 主催者挨拶 学 長           
  2. 来賓挨拶  鹿児島県(代理出席者の予定)
  3. 基調講演  塩田 康一(内閣府地方創生推進室次長)演題「地方創生への取組みと今後の方向性」
  4. 事例発表(20分×3件)                          
  5. 分科会           
1)第一分科会「大学が変わる」
2)第二分科会「学生が動く」
3)第三分科会「地域が紡ぐ」                         
  1. パネルディスカッション 『~大学が変わる×学生が動く×地域が紡ぐ=地方創生~』
  2. 閉会挨拶 産学官連携推進センター長
 
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学社会連携課 TEL:099-285-7097
 
 
10月25日
「本音の就職活動」の開催について~内定者の“本音”トーク、聞いてみませんか?~
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。以下について取材方お願いいたします。
 
【趣旨等】
 新卒者を対象にした就活セミナーは学内外問わず数多く開催されています。しかし、企業目線・大人目線の情報提供がほとんどで、学生が本当に知りたがっている情報が得られる場所となっていないのが現状です。そこで、学生企画による等身大の発想により「本音」の就活イベントを開催いたします。
【日時】2016年10月28日(金)19:00~21:00
【場所】鹿児島大学 学習交流プラザ2階 学習交流ホール
【対象者】鹿児島県内の大学生(全学年)※定員100名(当日参加可、参加費無料)
【内容】
 「本音のパネルディスカッション」内定者3名による、自身の体験に基づいた就職活動について話題提供します
 「本音の質問タイム」就職活動に関する素朴な質問や不安などをパネラーに質問し、回答してもらいます。質疑応答は会場全体で情報共有します
 
 パネラー:理工学研究科2年鹿毛健広さん、法文学部4年松元亮馬さん、法文学部4年森孝哉さん
 
【実施】
企画運営推進支援団体MAKE 主催
鹿児島大学 就職支援センター、産学官連携推進センターCOC+推進部門 共催
 
(問い合わせ先)
企画運営推進支援団体MAKE 田所貴秀(鹿児島大学水産学部3年)
MAIL k7846078@gmail.com
 
 

10月24日

大学生のためのマネープランニング講座の開催について

報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。以下について取材方お願いいたします。
 
【趣旨等】
 文部科学省が実施する「地(知)の拠点(COC=Center Of Community)大学による地方創生推進事業」では、県内卒業生の鹿児島県内への就職率向上を図ることを目的とした教育を行っています。学生は地元企業の情報に接する機会が少ない上に、「地元には自分の夢を実現できる企業が少ない」、「都会の方が豊かな生活が実現できる」と言った思い込みがあるため、これを解消するための取り組みが求められています。そこで、今回は鹿児島大学産学官連携推進センターCOC+推進部門の主催で、ワークライフバランスの観点から、地元企業の活動実態や就業条件に関する情報とともに鹿児島での生活の可能性を提示し、学生の理解を深めてもらうためのセミナーを開催します。
 
【日時】平成28年10月27日(木)18:00~19:00
【場所】鹿児島大学郡元キャンパス 学習交流プラザ2F 学習交流ホール
【対象者】鹿児島県内の大学生、大学院生、教職員
【内容】
 日本証券業協会 飯島一夫氏を講師に迎え、人生に必要なお金の額と内訳、鹿児島で生活していくためのお金の知識、金融商品・投資・NISAについての基礎知識などをレクチャーしていただきます。
【注意事項】締切:10月25日(火)17:00 参加費:無料 
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学産学官連携推進センターCOC+推進部門
特任助教 牧野暁世
TEL 099-285-6487
MAIL plus01@gm.kagoshima-u.ac.jp
 
 

10月19日

「地元(かごんま)のHOTな先輩と語る場」の開催について 

報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。以下について取材方お願いいたします。
 
【趣旨等】
 学卒者の地元定着を促進するため、学生主体による学生と社会人との交流会「地元(かごんま)のHOTな先輩と語る場」を開催します。このイベントは企業の経営者などをゲストに迎えて“就活”や“働くこと”を身近に感じてもらうことが狙いです。全4回開催で自己、企業、地域を段階的に理解することで参加者自身が鹿児島の魅力を再発見し、地元就業と地元での夢の実現につなげます。
 
【日時・場所】
  1. 一回目 2016年10月22日(土)13:00~ 鴨池福祉会館
  2. 二回目     11月26日(土)14:00~   〃
  3. 三回目     12月中旬(株式会社プロゴワスとの共催につき日程調整中)
  4. 四回目 2017年 1月21日(土)13:00~ 鹿児島大学学習交流プラザ
 
【対象者】鹿児島県内の大学生(全学年)(当日参加可、参加費無料)
【内容】
 全4回開催で参加者の学びを植物の成長になぞらえ、自己、企業、地域を段階的に知るプログラムとなっています。
  1. 「うえだす」社会人によるプレゼンなどを通じて鹿児島での仕事の良さを紹介する
  2. 「はえだす」人生グラフの作成や社会人との対話などを通じて「エッセンスシート」を作成する
  3. 「うみだす」企業の担当者を招き、模擬面接や企業プレゼンを行う
  4. 「ふみだす」イベント企画体験(1、2年生向け)、就活講座(3年向け)
 
【実施】KAGOらぼ、鹿児島大学産学官連携推進センターCOC+推進部門、株式会社プロゴワス共催
 
(問い合わせ先)
KAGOらぼ 若松香澄(鹿児島大学法文学部3年)
MAIL:kw-05.laav_mymelo-28th@i.softbank.jp
https://www.facebook.com/kagoyokapuro/?fref=ts
 
 
10月12日
かごしま国際ノネコ・シンポジウム「ネコで決まる!?奄美の世界自然遺産!」
報道機関 各位
 
 本学の報道に関しては大変お世話になっております。次について、告知方お願いいたします。
 
【趣旨等】
鹿児島大学鹿児島環境学研究会においては、国・県等との共催で、世界自然遺産登録を目指す奄美でアマミノクロウサギなどの希少野生動物を捕食するノネコの対策に資するため、鹿児島県民、市民を対象とした標記シンポジウムを開催します。
 
【日 時】10月30日(日)13:30~16:30
 
【場 所】かごしま県民交流センター4階大研修室第4
 
【対象者】自然保護や動物愛護に関心のある方、世界自然遺産に関心のある方
 
【内 容】このシンポジウムでは、奄美大島と徳之島の現状などについて講演を受けたのち、奄美在住のパネリストから地域の取り組みについて率直な意見を伺います。
その後、徳之島のノネコ譲渡活動などを支援している鹿児島県獣医師会の坂本会長を交えて、奄美地域と鹿児島県本土の連携を考える視点から、鹿児島県民がこの問題にどのように向き合っていくのかを模索します。会場参加者からも意見を伺います。
なお、日本同様の島国であり、先進的な外来種対策を行っているニュージーランドの研究者を招いて、ノネコ対策も含めた取組の報告を受けることにより、国際的な実情も踏まえた議論の展開を図ります。
 
【備考】事前申込不要、参加無料
 
 
(本件お問い合わせ先)
鹿児島大学研究国際部研究協力課研究協力係 (鹿児島環境学担当:中村朋子)
〒890-0065鹿児島市郡元1丁目21-40 
TEL:099-285-3229 
e-mail:kenkyo@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
 
10月11日
「明治日本の産業革命遺産」を活用した授業 ~明治維新とその原動力となった郷土の先人に学ぶ~
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。次の通り,本学教育学部附属小学校が開催する「授業力アップ講座」において,「明治日本の産業革命遺産」を活用した授業を行いますので,取材方お願いいたします。
 
1.開催行事名
  授業力アップ講座2016~教科等の本質に迫る深い学びがここにある~
2.開催日時
  平成28年10月15日(土) 8:20~11:50
  ※該当授業は,9:50~10:35
3.授業単元名
  6年い組社会科「明治の国づくりを進めた人々」
4.取材依頼授業について
(1)「明治日本の産業革命遺産」活用の背景
 附属小学校においては,グローバル時代を見据え,台湾の教育大学やその附属小学校との交流を推進するとともに,国際交流の基礎となる郷土を知るための機会として,鹿児島が誇る世界遺産やそれにつながる人々や歴史について学ぶ時間を社会科の授業等に設定している。そして,その一つとして,今回開催する「授業力アップ講座」 において,明治維新150年を前に,昨年度世界文化遺産として登録された「明治日本の産業革命遺産」を活用した授業を行う。
 
(2) 授業において活用する「明治日本の産業革命遺産」の内容と活用の意義
本授業は,明治政府が,諸改革を行い,国の仕組みを整え,欧米の文化を取り入れつつ我が国の近代化を進めたことをとらえさせたり,諸改革の意味や人物の思いや願いについて考える力や説明したりする力を高めさせたりすることをねらいとした学習の一環として行う。本授業においては,「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産の一つである薩摩藩の集成館事業の意味について追究する活動を位置付けることで,郷土の先人や文化遺産に対する関心を高めるとともに,薩摩藩は日本に先駆けて近代工業を進め,日本の近代工業の礎になったことに気付かせ,郷土と明治政府の政策のつながりを産業面からとらえさせたいと考えている。
このような授業を通して郷土について学ばせることは,郷土が自分自身を支えている心のよりどころや生きている基礎となっていることを感じたり,故郷を大切にし,さらに発展させようとしたりするような郷土を愛する心をもつ子どもを育てることにつながると考える。
 
(本件問い合わせ先)
鹿児島大学教育学部附属小学校 副校長 山下 守
電 話:099-285-7962 
 
 
10月6日
既存の内視鏡を使用して体内の3次元形状を精密に取得する技術を開発
~超小型パターンプロジェクタによるアクティブ3次元計測~
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
広島市立大学、本学、広島大学と共同で、既存の内視鏡を使用して、体内の3次元形状を精密に取得する技術を開発しました。
 
 この技術は、段差のある格子パターン光を物体に投影し、カメラで撮影することで、撮像された物体表面の3次元形状を計測可能とします。特に、通常のパターン光を利用した3次元計測では不得意であった、人体臓器のように表面下散乱の強い物体であっても、DOEという特殊な光学機器を用いることで、安定した計測が可能なパターンを開発しました。さらに、表面下散乱がある場合、一般に復元結果が疎となるため、これらを複数枚重ね合わせて高密度化を実現する手法も併せて開発しました。これらにより、従来の技術ではなしえなかった、超小型・高密度・高精度な形状計測を同時に実現することができ、内視鏡診療の精度の向上が期待されます。また、開発した技術は医療分野に限らず、原子炉や排水管の配管などの検査などでの利用も見込まれます。
 10月8日から16日(日本時間)に、オランダ・アムステルダムで開催される「The 14th European Conference on Computer Vision (ECCV2016)」において、詳細を口頭発表いたします。
 
※研究の経緯や詳細等については、共同プレスリリースをご参照ください。
 
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学大学院理工学研究科 情報生体システム工学専攻
教授 川崎 洋 
TEL/FAX:099-285-8440
E-mail: klab-office@ibe.kagoshima-u.ac.jp
 
 

9月26日

平成28年度動物慰霊祭のご案内

~本学の教育研究に供した実験所動物(イヌ、マウスやラット等)を慰霊~

 本学の報道に関しては大変お世話になっております。

 さて、本学の教育研究のため実験に供しました諸動物の慰霊祭を下記のとおり行いますので、お知らせいたします。

 つきましては、取材いただきますようよろしくお願いいたします。

 

 

日時:平成28年9月29日(木)16時00分~

場所:動物慰霊碑前(桜ヶ丘キャンパス 医学部グランド北方の丘陵)

参列者:

前田芳實 学長

蔵脇淳一 自然科学教育研究支援センター長

馬場昌範 医歯学総合研究科長

佐野 輝 医学部長

宮脇正一 歯学部長

熊本一朗 医学部・歯学部附属病院長

宮本 篤 共同獣医学部長

その他関係職員

医学部・歯学部の学生

※雨天時は、鶴陵会館で執り行います。

 

本件お問い合わせ先

鹿児島大学研究協力課研究支援係

〒890-8580 鹿児島市郡元一丁目21-24

電話 099-285-3240

E-mail kyoriyo@kuas.kgsohima-u.ac.jp

 

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9月23日
ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜開催のお知らせ
~キラキラニョキニョキ結晶の不思議を解き明かせ!~
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては、大変お世話になっております。
鹿児島大学理工学研究科では、下記日程により「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜」を開催いたしますので、ご取材の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 このプログラムは、本年度、独立行政法人日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜(研究成果の社会還元・普及事業)」に採択され、鹿児島県内の理科に興味をもつ、将来科学者や研究者を目指す、中高校生約20名を対象に実施します。本学小山教授(磁気物理学)らと現役大学生の指導で、参加生徒は、先端科学を基にしたクイズ形式の授業や理科実験を通して、新たな発見、普段の学校ではできない経験をします。
 
 
開催日時:2016年10月1日(土) 13:00-16:30 (受付12:30から)
開催場所:鹿児島大学理学部1号館(鹿児島市郡元1-21-35)
 
スケジュール
13:00-14:30: 開講式、講義「中学理科でわかる面白い物理」 
14:30-15:00: クッキータイム、 物理科学科大学生らと懇談会
15:10-16:30: 実験(大学生と結晶の成長を観察します!)、修了式
 
(問い合わせ先)
瀬戸山 優輝 (せとやま ゆうき) 鹿児島大学理工学研究科(総務係) 
電話: 099-285-8217、電子メール: e-soumu@kuas.kagoshima-u.ac.jp
小山 佳一 (こやま けいいち) 鹿児島大学理工学研究科物理・宇宙専攻教授
電話: 099-285-8070、電子メール:koyama@sci.kagoshima-u.ac.jp
ホームページ: http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/~koyama/Link
 
 

9月23日

熱帯水産学国際連携プログラムにおけるサマーセッションの成果発表会及び閉講式の実施について
~東南アジアの大学と共にグローバル人材育成の国際拠点を形成~
報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 次のとおり、「熱帯水産学国際連携プログラム」サマーセッションの成果発表会及び閉講式を行いますので、取材方よろしくお願いいたします。
 
【サマーセッション成果発表会日時】
    日時: 平成28年9月27日(火)13:30~17:00
    会場: 鹿児島大学附属図書館水産学部分館セミナールーム(下荒田キャンパス)
 
【サマーセッション閉講式日時】
    日時: 平成28年9月28日(水)10:00~11:00
    会場: 鹿児島大学水産学部1号館大会議室(下荒田キャンパス)
 
 (出席予定者)※両日とも
熱帯水産学国際連携プログラム海外構成大学大学院学生、同プログラム本研究科登録学生、同プログラム海外学生受入れ教員及び授業等担当教員、水産学研究科長ほか
 
 
(概要)
 水産学研究科では、東南アジアの5大学と共に高等教育国際協力組織である「熱帯水産学国際連携プログラム」に基づき、海外の構成校5校の大学院学生18名が、8月19日に鹿児島大学水産学研究科に来学し、20日に開講式を行い、22日から5週間にわたるサマーセッションの期間、本学大学院生と共に学びました。
 
 
【本件お問い合わせ先】
    鹿児島大学 国際事業課 国際事業係 TEL:099-285-7082
    鹿児島大学 水産学部  総務係   TEL:099-286-4111
※資料等の準備がございますので、取材頂けます場合は前日までにその旨お知らせください。
 
 

9月21日

稲盛フィロソフィは、なぜ社会をうごかせるのか ~今、君たちに伝えたいこと~
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。次の第4回稲盛アカデミーシンポジウムについて取材方お願いいたします。
 
日時:平成28年9月30日(金)13時30分(開演)~16時30分まで
場所:鹿児島大学郡元キャンパス稲盛会館
第一部:基調講演者:稲盛和夫氏(京セラ株式会社名誉会長)
第二部:パネルディスカッション
「稲盛フィロソフィ:何を研究し、どう教育するのか」
パネラー:日置弘一郎氏(公立鳥取環境大学経営学部教授/京都大学名誉教授)
       髙巌氏(麗澤大学大学院経済研究科教授・経済学部教授)
       青山敦氏(立命館大学MOT大学院教授・稲盛経営哲学研究センター長)
       三矢裕氏(神戸大学大学院経営学研究科教授)
総合司会:吉田健一(鹿児島大学稲盛アカデミー准教授)
 
 第一部の基調講演では、鹿児島大学出身の稲盛和夫氏より「今、君たちに伝えたいこと」と題して、これからの将来を見据え、日本のみならず、広く世界の人類社会のために役立つ人間となるために、鹿児大学の学生、院生に対し、「思い」の強さ、心の力の偉大さについて、京セラ創業、KDDIの立ち上げ、JALの再生等に携わった体験と半生を振り返りながら講演を頂く。
 第二部のパネルディスカッションでは、一部の講演の内容を受けて、稲盛アカデミー客員教授である稲盛研究の最高峰の先生方に「稲盛アカデミーとして何を研究し、また、それにもとづいてどう教育していくのか」について論じてもらい、学生が稲盛フィロソフィを理解する手がかりを掴むことを期待する内容となっています。
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学稲盛アカデミー
電話:099-285-3751
 
 

9月2日

鹿児島大学附属図書館貴重書公開の報道機関向け展示説明
玉里文庫善本展 ―国文学・薩摩・近衛家・蘭学・琉球―
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。次の説明会についてお知らせいたします。
 9月8日(木)に本学附属図書館が所蔵している玉里文庫貴重書の報道機関向け展示説明を下記のとおり行います。
 今年度は、玉里文庫善本の中から、特に国文学・薩摩・近衛家・蘭学・琉球などに関する書籍を中心に展示します。
 展示資料には、富士ゼロックス株式会社が作成し寄贈したレプリカ3点(薩藩名勝志、琉球人行粧之図、琉球人往来筋賑之図)を含みます。この3点については直接手に取り、巻物等の全容を見ることができる貴重な展示資料です。
 当日は、亀井 森准教授による展示解説も行います。是非、取材くださるようお願いいたします。
 1.日 時:平成28年9月8日(木) 15:00-16:00
*取材時間については、午後の時間帯であれば亀井准教授が個別に対応できる場合もありますので、下記図書館宛てご連絡ください。
 
 2.場 所:鹿児島大学附属図書館1階 ギャラリー・アトリウム
 
 3.主な展示資料:源氏物語、島津国史、西洋諸鳥図説、成形図説、近衛信輔公御歌、
薩藩名勝志、倭文麻環(しずのおだまき)、
琉球人行粧之図(りゅうきゅうじんぎょうしょうのず)、
琉球人往来筋賑之図(りゅうきゅうじんおうらいすじにぎわいのず)
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学附属図書館学術情報部情報サービス課
電話:099-285-7435
 
 

9月1日

附属図書館玉里文庫の複製品受領式及び感謝状の贈呈式
~薩藩名勝志、琉球人行粧之図、琉球人往来筋賑之図のレプリカ~
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。次の附属図書館玉里文庫複製品受領式及び感謝状の贈呈式についてお知らせいたします。
 平成28年9月9日(金)から本学附属図書館が所蔵している玉里文庫の貴重書の一般公開に先立ち、展示を行う複製品の受領式を下記のとおり行います。
 この複製品は、法文学部丹羽謙治教授の協力のもと、富士ゼロックス株式会社が社会貢献活動の一環として無償で作成くださったものです。直接手に取り、巻物等の全容を見ることができる貴重な展示資料です。
 当日は、富士ゼロックス鹿児島株式会社に来館いただき、目録の受領と感謝状の贈呈を行い、その後、会場にて複製品の解説を行います。是非、取材くださるようお願いいたします。
 
1.今回受領する複製品(3点)
 ・薩藩名勝志(さっぱんめいしょうし)レプリカは1冊
薩摩藩の名所・旧跡、自然の景観、寺社の来歴などを記した名所図絵型の地誌。
 ・琉球人行粧之図(りゅうきゅうじんぎょうしょうのず)16㎝×924cm 
幕末期に琉球使節の行列の様子を描いたもので、正使をはじめとする琉装の人々126人と行列を警護する薩摩藩関係者394人の計520人が描かれている。
 ・琉球人往来筋賑之図(りゅうきゅうじんおうらいすじにぎわいのず)16㎝×569㎝
琉球使節が通過する江戸芝口1丁目界隈の様子と幸橋見附の図・大名屋敷の図が描かれている。往来する人々や商店が生き生きと描かれている。
2.レプリカ受領式及び感謝状の贈呈式、観覧
日時:平成28年9月6日(火)午後14時~14時30分
場所:附属図書館5F ライブラリホール
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学附属図書館学術情報部情報サービス課
電話099-285-7435
 
※一般公開(9/9~)において配布する図録を、報道機関宛に事前配付します。広報センターまでお立ち寄りください。
 
 
 

9月1日

「『鹿児島の黒』美味食のススメ~薩摩黒膳の夕べ」の開催について
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 鹿児島大学と城山観光ホテルは共同で、「『鹿児島の黒』美味食のススメ~薩摩黒膳の夕べ」と題したイベントを開催します。
 本学には「黒」を特徴とする鹿児島の食材の機能性を研究している学部横断のプロジェクト「黒膳研究会」があります。城山観光ホテルと黒膳研究会がコラボして、鹿児島の黒食材の魅力についてご紹介するイベントを企画しました。
多くの協賛企業のご協力も得て、『鹿児島の黒』をテーマに創作した和食特別会席を実現。鹿児島が誇る食材の魅力を堪能できる夕べです。
 すでに約350名のご予約をいただき、大盛況のイベントになる見込みです。
 つきましては、ご取材のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
【日時】9月6日(火) 18:00~21:00
【会場】城山観光ホテル エメラルドホール(4F)
【料金】お1人様 8,000円(料理・飲物・税・サービス料込)
【内容】詳細については、告知チラシをご覧下さい。
◆第1部 パネルディスカッション 「鹿児島の黒食材の魅力」  18:00~
<パネリスト>
乾 明夫(鹿児島大学大学院心身内科学 教授)
侯 德興(鹿児島大学農学部食品機能科学 教授)
改元 香(鹿児島女子短期大学講師 管理栄養士)
村山 葉月(はつき皮膚科クリニック 院長)
◆第2部 食事会  鹿児島の食材を豊富に使った和食特別会席  19:10~
 
※「黒膳」「薩摩黒膳」は鹿児島大学が所有する登録商標です。
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学産学官連携推進センター
TEL:099-285-8491 担当:平原
e-mail:liaison01@gm.kagoshima-u.ac.jp
 
 

8月31日

第65回九州地区大学教育研究協議会の開催について
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。第65回九州地区大学教育研究協議会について取材方お願いいたします。
 
 本会は、大学教育、特に教養教育に関して、研究活動の情報交換並びに研究成果の公表、利用等を通じて、九州地区における大学教育の一層の充実を図ることを目的としており、今年は鹿児島大学を会場として開催します。
 
日 時:平成28年9月2日(金) 13:00 ~ 9月3日(土) 12:00
会 場:郡元キャンパス(鹿児島市郡元1丁目21番24号)
鹿児島大学学習交流プラザ(1日目)
鹿児島大学共通教育棟1号館(2日目)
      
参加予定者:約100名
 
詳細については、別添プログラムをご覧下さい。
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学学生部教務課
教務課長代理 安田 和義
TEL:099―285-8892
e-mail :kyomuedu@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
 

8月29日

教育学部生による奄美大島での体験学習
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 教育学部は、今年度も「奄美大島における体験学習(講義名:学校環境観察実習)」を実施します。
 学生の中には、離島に行った経験がなく、将来の離島赴任に不安を抱く学生もいますが、一方で、ゼミや卒業研究、個人旅行などで離島に行って離島の良さに気づき赴任の不安も軽減される傾向にあります。本体験学習はこのような状況を受けて実施しているもので、今年で20回目を迎えます。
 対象となる学生は2年生が中心で、今回は、学生45名及び引率指導教員3名が参加します。
 つきましては、ご取材のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
9月 5日(月) 鹿児島新港発(18時)
9月 6日(火) 名瀬港着(5時) その後、奄美少年自然の家において研修、宿泊。
9月 7日(水) 手花部小、知根小、佐仁小において、見学、体験、交流(8時~17時)
<自然の家宿泊>
9月 8日(木) 俵中、諸鈍小中、阿木名小中において、見学、体験、交流(8時~16時)
<自然の家宿泊>
9月 9日(金) 奄美少年自然の家で海浜学習等。名瀬港発(21時20分)
9月 10日(土) 鹿児島新港着(8時30分)
 
 

8月25日

株式会社三井住友銀行と鹿児島大学が産学連携協定を締結
 ―連携協定締結式開催のご案内―
報道機関 各位
 
 株式会社三井住友銀行(頭取兼最高執行役員 國部 毅)及び国立大学法人鹿児島大学(学長 前田 芳實)は、下記のとおり、経済産業の発展及び学術の発展と教育活動の推進に資するため、産学連携に関する協定を締結いたします。
 ついては、以下の要領で協定締結式を執り行いますので、ご案内いたします。
 また、協定締結式後には、連携事業の一環である「株式会社カミチクとの畜産六次産業化に関する連携事業」について発表いたしますので、併せて取材いただきますようお願いいたします。
 
 
  1. 協定名称:国立大学法人鹿児島大学と株式会社三井住友銀行との産学連携協力に関する協定書
  2. 協定締結日:平成28年8月29日
  3. 連携協力概要:

 メガバンクである三井住友銀行のネットワークやノウハウを通じ、国内のみならず海外の企業から寄せられる技術相談事項、研究開発ニーズ等を紹介支援してもらうことにより、鹿児島大学の多様な研究シーズ、知的財産等の中でマッチング可能なものについて、両者が連携し、県外、海外への事業展開に繋げていく。

  1. 日時・場所等

(1)日 時:平成28年 8月29日(月)13:30~14:30

(2)場 所:鹿児島大学郡元キャンパス事務局4階第3会議室

(鹿児島市郡元1-21-24)

(3)出席者:

株式会社三井住友銀行

 河原田 岩夫(かわはらだ いわお) 執行役員 九州法人営業本部長

鹿児島大学

 前田 芳實(まえだ よしざね)学長 他

 

  1. 次第

1)締結式:

  ・連携協定概要説明

  ・協定締結(写真撮影)

前田学長と河原田執行役員兼九州営業本部長との握手

2)「株式会社カミチクとの畜産六次産業化に関する連携事業」事業説明

  ・株式会社三井住友銀行、鹿児島大学及び株式会社カミチクによる事業説明

3)質疑応答

 
ご出席予定の報道機関の方は、8月26日(金)17時までに、国立大学法人鹿児島大学総務部広報センター(TEL:099-285-7035)へ出席の旨、お知らせください。
 
 
<連携協定に係るお問い合わせ先>
国立大学法人鹿児島大学研究国際部社会連携課   TEL:099-285-7097
 
 

8月18日

トカラ列島・平島の中国清代磁器は漂着船由来か  明治27年の史料,初確認
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。次のトカラ列島平島の学術調査の成果について取材方お願いいたします。
 
 トカラ列島・平島の集落部や海岸で,中国清代の磁器が多量に採集されることがこれまでの考古学調査でも把握されていた。清代の磁器は碗と皿があり,平島で最も多く確認され,トカラ列島(十島村)内の他島でも確認されているが,平島ほどの量は得られていない。特に一部の碗については,日本国内でほとんど出土することがない文様を持つ。(例外的に坊津・泊浜で確認) このことから日本向けの商品ではなかったことが推測される。平島の一部の住民はこれを現在も大事に保管しており,中国船から得られたものであるとの伝承が残っている。(この伝承は民俗調査や,当時,川辺十島(現・三島村・十島村)を管轄していた大島島司,笹森儀助の『拾島状況録』(1895年)にも記録されている。)
 
 今回,新たに確認された史料は,国立公文書館アジア歴史資料センターに残されており,当時の県知事加納久宜から内務大臣井上馨,陸軍大臣大山巌,海軍大臣西郷従道らに報告されたものである。史料には,明治27年8月30日に平島沖で発見された漂着船を,平島住民が島まで曳航したところ,乗組員はおらず服や書類などの積載物から中国船だろうと判断されており、その積載物の大半が大島島庁(奄美大島)に回漕されていったが,陶磁器類は大量に平島に保管されたことが記載されていた。(この時期は日清戦争が始まって1か月ほど経った段階であり,そのことが政府内に公式記録として残されたことにつながったと考えられる。)
 
 考古学的状況,史料,伝承を総合すると,明治27年,日本以外の地域に向けて出発した中国船が,嵐などに遭遇し無人化して,8月30日に偶発的に平島に漂着した。この無人船から得られた磁器が平島で保管・使用され,トカラの他島にもローカルな生活圏を通して流通したものと捉えられる。
 この時代の陶磁器流通は,沖縄と鹿児島経由の南北の流通経路があったと考えられるが,平島における清代の磁器類は,中国漂着船から偶発的に得られて、ローカルな流通をしたという特殊な例で,トカラの歴史の上でも象徴的な遺物であり,それが日本国内でも極めて珍しい磁器という貴重な事例である。
 中国広東省において,平島の清代磁器と同類の磁器碗が製作されていたとの情報もあり,今後は,広東省の現地調査も実施したいと考えている。
(以上の詳細は,本年度刊行の『鹿児島考古』第46号に「ピーピーどんぶり考」として掲載)
 
 なお、本調査は、日本学術振興会助成金・基盤研究C 「小規模島嶼部における先史・原史時代文化適応の考古学的研究」(代表者:鹿児島大学埋蔵文化財調査センター・新里貴之)の助成を受けて実施された。
 
(問い合わせ先)
 鹿児島大学埋蔵文化財調査センター助教 新里貴之(しんざと たかゆき)
 TEL 099-285-7270 FAX 099-285-7271
 E-mail k2416992@kadai.jp
 
8月17日
熱帯水産学国際連携プログラムにおけるサマーセッションを開講します
~東南アジアの大学と共にグローバル人材育成の国際拠点を形成~
報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 次のとおり、「熱帯水産学国際連携プログラム」サマーセッションの開講式を行いますので、取材方よろしくお願いいたします。
 
 【開講式日時】
    日時: 平成28年8月20日(土)09:00~10:00
    会場: 鹿児島大学水産学部4号棟(講義棟)23号教室
 
(出席予定者)
熱帯水産学国際連携プログラム海外構成大学大学院学生、同プログラム本研究科登録学生、同プログラム海外学生受入れ教員及び授業等担当教員、水産学研究科長ほか
 
(概要)
 水産学研究科では、東南アジアの5大学と共に高等教育国際協力組織である「熱帯水産学国際連携プログラム」に基づき、海外の構成校5校の大学院学生18名が、8月19日に鹿児島大学水産学研究科に来学し、20日に開講式を行い、22日から5週間にわたるサマーセッションの期間、本学大学院生と共に学びます。
 
 本プログラムは、鹿児島大学水産学研究科が主唱し、カセサート大学(タイ)、フィリピン大学、サムラトランギ大学(インドネシア)、トレンガヌ大学(マレーシア)、ニャチャン大学(ベトナム)の各水産学系研究科(修士課程)が連携して一つのカリキュラムを形成し、プログラムに登録した学生が構成大学で自由に学修し単位を取得できるようにした制度で、昨年度より開始しました。多くの国籍の学生が学びを共に行うことで、受講生たちは相互に刺激しあうとともに、各国の異なる水産事情の理解を体感的に深めています。
 
 本プログラムは、グローバル化する国内外の産業社会で活躍できる人材を育成することを目的とするとともに、互いに特色と強みのある科目を提供しあうことで、単一大学では不可能な魅力ある教育を提供するアジアの水産系高等教育の拠点形成を目指しています。カリキュラムの統一に加えて、教員資格や単位の認定に係る規則を共通化するとともに、構成校代表者による運営協議会を設け、質の高い教育を保証しています。
 
 来学した学生は、サマーセッションで提供する6科目の実験・講義科目のうち4科目を選択して履修するとともに、各自の受入れ教員の研究室で専門分野の調査・実験手法に関する実習教育を受けます。練習船を利用した海上実習も計画されています。サマーセッション期間の授業等はすべて英語で行われます。なお、サマーセッション期間を通じ、水産学研究科では各種の国際的教育活動が展開される予定です。
 
 本プログラムの狙いの一つは、異なる文化、社会、産業を背景に持った学生が共に学び合い、国際感覚を体感しつつ涵養する機会を提供することにあります。このプログラムに参加する本研究科学生は、サマーセッションが終わり次第、各自希望の海外構成校に派遣され、鹿児島で共に学んだ学生とともに約5週間にわたって再び研鑽に勤しむことになっています。
 
 本プログラムは、多国の大学がカリキュラムを共有し国際共同教育を進める、アジアでは初めての取り組みで、5か国の海外の構成大学においても、当該事業の今後のさらなる発展に期待を寄せています。
 
【本件お問い合わせ先】
    鹿児島大学 国際事業課 国際事業係 TEL:099-285-7082
    鹿児島大学 水産学部  総務係   TEL:099-286-4111
    ※資料等の準備がございますので、取材頂けます場合は前日までにその旨お知らせください。
 
8月4日
「水産学部附属練習船かごしま丸の出航式」のご案内
~39日間の中西部太平洋での漁業実習に水産学部の学生18名が参加~
報道各社各位
 
 いつも本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 鹿児島大学水産学部附属練習船かごしま丸は、8月17日から9月24日までの39日間にわたり、漁業実習や学術教育研究の交流等のため、中西部太平洋方面に長期遠洋航海をいたします。
 今回実習に参加するのは、水産学部の学生18名(3年生17名、2年生1名(うち女子6名)。学生は講義等で学習した漁業学、航海学、船舶運用学・海洋気象学などの理論的知識をもとに、この遠洋実習航海では、中西部太平洋における漁業実習(マグロ延縄)や航海実習、海洋観測実習のほか、寄港地(マラカル港(パラオ共和国))における学術交流、水産事情の調査なども行うことになっています。
 つきましては、下記のとおり出航式を執り行いますので、取材についてよろしくお願いいたします。
 
【日 時】 平成28年8月17日(水)11:00~11:30
【場 所】 鹿児島市南栄五丁目 谷山一区5号岸壁
【式次第】 
  1. 開会の辞
  2. 学長壮行挨拶
  3. 学部長挨拶
  4. 船長挨拶
  5. 実習生代表挨拶
  6. 花束贈呈
  7. 校歌斉唱
  8. 閉会の辞
【出 航】 11:30
 
 
7月28日
鹿児島大学農学部・ソリューションプログラム成果報告会のご案内
「さつま町における‘梅’を核とした地域マーケティング戦略の提案」
報道機関各位
 
 いつも本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 農学部農業経営経済学講座では、毎年、地域の市町村をはじめ関連企業・団体からの課題の提供を受け、その解決策を提案する「ソリューションプログラム」に取組んでおります。
 本年度は、鹿児島県が取り組んでいる共生・協働の農村づくり運動の一環として、さつま町より「梅の里の再生」に資する調査研究が課題として与えられました。この研究課題の背景には、さつま町は、九州には稀にみる「梅の産地」として地位を確立したものの、近年、梅の生産・販売を取り巻く環境が悪化する中で、小規模・後発産地としての脆弱性を呈したまま、生産基盤の縮小を強いられている実態があります。
 そこで、農業経営経済学講座4年生20名は、①梅製品の大規模試食テスト、②梅の生産者はじめ自治体および関係機関・団体のインタビューなどの多くの調査結果を吟味した上で、‘梅’を核とした地域マーケティング戦略づくりに取り組んでまいりました。その成果報告および戦略提案会を下記の要領で開催いたします。
 つきましては、ご取材のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 
【日 時】 平成28年8月3日(水) 14:00~16:00
【場 所】 鹿児島大学農学部共通棟204号室
【出席者】 鹿児島大学農学部:学部教員および学生    
       さつま町および薩摩西郷梅生産組合の関係者
       農業生産者および農業団体・機関
       食品関連企業
       一般市民
 
【次 第】
  1. 開会にあたって - 鹿児島大学農学部・鹿児島県農政部 14:00~14:05
  2. クライアントによる経過報告ーさつま町 14:05~14:10
  3. さつま町における‘梅’を核とした地域マーケティング戦略の提案 14:10~15:45
  4.  質疑・応答 15:45〜15:55
  5.  総評 – さつま町長 15:55〜16:00  
  6.  閉会 16:00
※参加費・資料代は無料
 
(本件お問い合わせ先)
鹿児島大学農学部・農業経営経済学講座・准教授・李 哉泫 
TEL/FA ; 099-285-8625 E-mail ; lee@agri.kagoshima-u.ac.jp
 
 

7月12日

鹿児島大学COC事業 教育研究成果報告会の開催について

報道機関各位
 
 いつも本学の報道に関しては大変お世話になっております。
鹿児島大学かごしまCOCセンターでは、下記日程により「鹿児島大学COC事業 教育研究成果報告会」を開催いたしますので、ご取材の程、何卒よろしくお願い申し上げます。 
 
 
【日時】 平成28年7月15日(金) 15:30~18:40
【場所】 鹿児島大学農学部・共同獣医学部共通棟1階101講義室(郡元キャンパス)
【次第】 (別紙参照
【開催趣旨】 
 鹿児島大学は、平成26年度 文部科学省 地(知)拠点整備事業(大学改革推進等補助金)に「火山と島嶼を有する鹿児島の地域再生プログラム」事業が採択され、地域とともに社会の発展に貢献する地(知)の拠点として「地域に貢献する大学」を目指しています。
 本報告会は、COC事業の一環として、本学の教育、研究、社会貢献活動を地域志向型とするため、学内公募により選考された地域課題への教育研究の取組について、採択された課題(27課題)のうち11課題*の教育研究成果を発表する運びとなりました。(*残る16課題は別途、発表予定)
 各課題は、COC事業の連携自治体である鹿児島県、鹿児島市、薩摩川内市、与論町の地域課題を対象とした教育研究であり、その成果は本学の学生教育への反映のみならず地域に還元、貢献することを目指しています。  
 
【参加者】(予定)
本学教職員、学生、関係自治体、一般市民
 
【補足:かごしまCOCセンターについて】(※COC = Center of Community)
 鹿児島大学は地域とともに社会の発展に貢献する総合大学となることを目指して取り組んできているものの、今までの自治体や地域と大学との関係は教員やプロジェクト毎の対応であり、分散型の教育・研究・社会貢献の活動でした。これを、学長のリーダーシップの下、かごしまCOCセンターが統括し、自治体との協働連携を行い得られる情報を参考として、地域志向の教育・研究・社会貢献を集約型で取り組む体制としています。本事業の活動を通して、鹿児島大学は地域志向の人材養成や地域の再生・活性化を明確に目指した大学教育改革・ガバナンス改革を推進していきます。
 
<COC事業コンセプト>
  1.  鹿児島大学と地方自治体の密接な組織間の協働・連携と地域課題解決への積極的な取組み
  2.  活動成果を活用した地域社会に貢献する総合大学にふさわしい教育カリキュラムの構築
  3.  持続的な地域再生・活性化に繋がる生涯学習の場の充実と地域貢献を志向する人材養成
 
本件お問合せ先
鹿児島大学研究国際部社会連携課 加治屋、兒玉  
〒890-8580 鹿児島市郡元一丁目21-40
TEL: 099-285-7104 FAX: 099-285-8495
tirenkei@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
 

7月7日

米盛誠心育成会 研究助成金贈呈式を開催

報道機関各位

 

 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 今年度、公益財団法人米盛誠心育成会の研究助成を受けることとなった本学研究者への贈呈式を次のとおり行いますことをお知らせしますので、取材くださるようお願いいたします。

 

日時: 平成28年7月13日(水) 11:00~11:30
場所: 鹿児島大学本部 学長室 (郡元キャンパス事務局3階)
出席者:
 (本学)前田 芳實 学長、住吉 文夫 理事
   與倉 昭治 理学部長、渡邊 睦 工学部長、岩井 久 農学部長
 (米盛誠心育成会)
   米盛 庄一郎 理事長、藤田 晋輔 理事(鹿児島大学名誉教授)
   神田 忠男 事務局長、水元 淳子 事務局員
 (新規助成対象者)
    下記参照

 

贈呈式次第:
(1)開会のことば (2)出席者紹介    (3)目録贈呈
(4)理事長挨拶  (5)学長挨拶(謝辞) (6)助成対象者代表挨拶(謝辞)
(7)選考経過講評(藤田理事) (8)閉会のことば

※鹿児島県の学術産業の振興発展に寄与すると考えられる基礎的・学術的に優れた独自の研究などに対し米盛誠心育成会が助成するものです。(本学研究者へは408万円の助成予定)


本件お問い合わせ先
鹿児島大学研究国際部研究協力課
研究協力係長  中村 友貴
TEL 099-285-3224  FAX 099-285-7037
E-mail : kenkyo@kuas.kagoshima-u.ac.jp



平成28年度 研究助成対象者
(新規)
理工学研究科(工学系) 環境反応工学・単位操作研究グループ(2名)

「新規卵白粉末の開発と機能強化に関する研究」
代表:中里 勉 准教授


農学部 農学部応用分子微生物学グループ(2名)

「カツオに生息する有用微生物の獲得」
代表:鶴丸 博人 助教


理工学研究科(工学系) (個人)

「農薬の長期徐放が可能な安価なカプセル型農薬製剤の製造に必要な新規バイオインスパイア-ド技術の開発」
武井 孝行 准教授

理工学研究科(理学系) (個人)

「南九州や島嶼地域に自生する陸生・水生ホタルの遺伝子多様性解析」
加藤 太一郎 助教

理工学研究科(理学系) (個人)

「臭素系難燃剤を含む電子機器プラスチック廃材のリサイクルに関する研究」
オルシェク・シルビア・イザベラ 特任助教

理工学研究科(理学系) (個人)

「ホイスラー合金に着目した高効率の熱電交換材料の開発」
重田 出 助教


(継続)
理工学研究科(工学系) 環境システムグループ(2名)

「鹿児島県における副振動の発生予測に向けた長周期波監視システムの構築」
代表:齋田 倫範 准教授

農学部 青果物ポストハーベスト研究チーム(2名)

「光照射による鹿児島産農産物の機能性増強と鮮度延長技術の提案」
代表:濱中 大介 准教授

理工学研究科(理学系) (個人)

「磁場による焼酎酵母菌成長制御の研究」
三井 好古 准教授

 

 

7月7日

「サルのなぜ?なに?!授業 IN 平川動物公園」の開催について

報道機関 各位

 本学の報道に関しては大変お世話になっております。次について、告知方お願いいたします。
 
【趣旨等】
 鹿児島大学での日本霊長類学会大会の開催にあわせ、霊長類学の専門家(研究者)と鹿児島市平川動物公園の飼育スタッフによるトークイベントと、ワークショップを開催します。市民のみなさまに、霊長類学の成果や面白さに触れていただくことが目的です。
 
1.日 時:2016年7月18日(月・祝) 午前10時00分~午後1時30分
2.場 所:鹿児島市平川動物公園
3.対象者:どなたでもご参加いただけます
4.内 容:
午前の部(トークイベント) 
 チンパンジー ヤクシマザル オランウータン 各展示場
 
午後の部(ワークショップ) 
 どうぶつ学習館レクチャールーム「ゾウの部屋」
 
【備 考】
午前の部は、どなたでも参加いただけます。
午後の部は、当日先着30名程度。
 
(問い合わせ先)
・第32回日本霊長類学会大会事務局 藤田志歩(鹿児島大学 共同獣医学部)
 電話/FAX:099-285-3507  Email: info@psj32.com
 
・鹿児島市平川動物公園 教育普及係
 電話:099-261-2326
 
 

7月7日

第32回日本霊長類学会大会公開シンポジウム「自然と共生する地域社会を目指して」の開催について

 
報道機関 各位
 
 本学の報道に関しては大変お世話になっております。次について、告知方お願いいたします。
 
【趣旨等】
 鹿児島県には、世界でも有数の原生的な照葉樹林をもつ屋久島や、多くの固有種が生息する奄美群島など、貴重で豊かな自然が残されており、屋久島は日本初の世界自然遺産に登録され、奄美群島も数年後には登録される見込みです。これは、人々が地域の自然や文化を大切に守りながら、暮らしを営んできた証と言えるでしょう。そして、研究者や関係団体、行政もまた、地域の住民と手を携えて、生態系保全に関する様々な課題に取り組んできました。
 しかし、いま、「自然と共生する社会」は、新たな局面を迎えています。本シンポジウムでは、自然を守りながら地域社会が発展するために、わたしたちは何ができるか、何をすべきか、これまでの道のりを振り返りながら、地域社会の将来について考えます。
 
1.日 時:2016年7月17日(日)午後13時15分~16時15分
2.場 所:鹿児島大学稲盛会館(郡元キャンパス)
3.対象者:どなたでもご参加いただけます
4.内 容:
 <講演者>
山極 寿一氏(京都大学総長)
揚妻 直樹氏(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター和歌山研究林長)
興 克樹氏(奄美海洋生物研究会/奄美クジラ・イルカ協会会長)
河合 渓氏(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター長)
長田 啓氏(鹿児島県自然保護課課長)
 <パネルディスカッション> コーディネーター:湯本貴和氏(京都大学霊長類研究所所長)
5.備 考:事前申込不要・参加費無料、託児室あり(要問い合わせ)
 
【後 援】鹿児島大学、鹿児島県、鹿児島市
 
(問い合わせ先)
第32回日本霊長類学会大会事務局 藤田志歩(鹿児島大学 共同獣医学部)
電話/FAX:099-285-3507  Email: info@psj32.com
 

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6月23日

鹿児島大学教育学部附属小学校と台北教育大学附設実験国民小学校(台湾)との英語交流について

報道機関 各位

 

 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。本学附属小学校と台湾の小学校との英語交流に関する覚書を締結しましたので、取材方お願いいたします。

 

(覚書)

 締結先:国立台北教育大学附設実験国民小学校
 締結日:平成28年6月1日(台湾で行われた締結式に山下附属小学校副校長が出席)

(内容)

 今後3年間,両校がインターネット等により児童の英語交流を深めるという内容になっている。

 

(背景)
 附属小学校は,平成27年度より「教育課程特例校 外国語科」の文部科学省指定を受け,子どもにコミュニケーション能力の基礎を養うことを目的として研究実践を進めている。実践を通して,子どもを取り巻く言語環境が限られた中であっても,英語でのコミュニケーションへの必要感をもつ「相手」や「場面」の設定,自国や他国の言語や文化を体験的に理解するための「実際の交流」の設定が重要であることを見出してきた。そこで,今回,今後の研究実践の更なる充実を図ることを目的として,国立台北教育大学附設実験国民小学校との覚書を締結した。

 

(今後の予定)
 インターネットを用いた交流方法を確立するため、相手校の教務係及び英語専科と本校外国語専科を中心に教職員交流を行い、外国語科のカリキュラムや効果的な指導方法の在り方,刊行物の紹介等を通して両校の小学校英語教育の充実・発展や教職員の資質能力の向上を図る。
 次に,授業においてインターネットを活用し、子ども同士の国際交流を行う。台湾と日本の時差は約1時間のため,実際の授業の中で両校の子どもがコミュニケーションを図る機会を作ることができるものと考える。自己紹介や学校紹介,鹿児島や日本及び台湾の食べ物や特産品等の文化紹介等,子どもの学びを生かした国際交流を行っていく。
 さらに,台北教育大学の教育実習生の受け入れを行う。台北教育大学には児童英語学科が設置されており,小学校英語教諭を目指す学生が在籍している。鹿児島大学教育学部英語科の学生と時期を同じくして台北教育大学の教育実習生を受け入れることにより,本学英語科の教育実習をより効果的に展開することに資するとともに,本校の子どもや教職員にとっても,国際交流を通した資質向上を図る機会になるものと考える。

 

(問い合わせ先)

 鹿児島大学教育学部附属小学校   副校長  山下 守
 電 話:099-285-7962

 

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6月17日

かごしまルネッサンスアカデミー履修証明プログラム「稲盛経営哲学プログラム」(第5期)受講生募集について

報道機関 各位
 
 本学の報道に関しては大変お世話になっております。次について、告知方お願いいたします。
 
 稲盛アカデミーでは、社会人を対象に、「稲盛経営哲学」を学んで頂くことにより、進取の精神を涵養し、経営者や地域社会のリーダーとして活躍する人材を育成していくことを目的に、「稲盛経営哲学プログラム」を開講しております。
 
【開講期間】9月17日(土)~平成29年2月18日(土) ※土曜日6時間×20日間 計120時間
 
【場所】鹿児島大学稲盛アカデミー棟(郡元キャンパス)
 
【内容】
 本プログラムでは、『稲盛和夫の歩み』、『実学―経営と会計―』、『経営12ヵ条』、『アメーバ経営論』、『実践経営論』、『稲盛フィロソフィ』の6つの科目について、計120時間の講義を体系的に学んで頂きます。
 第5期も、前年度、好評であった『実践経営論』を引き続き開講し、実際の経営の現場で活躍されている方からの講義を計画し、稲盛経営哲学の理論と実践の両面について学んで頂ける充実した内容となっております。
 また、新規に、稲盛アカデミーの客員教授による『稲盛フィロソフィ』を開講し、全国の稲盛研究の最高峰の方々にそれぞれの立場からを講じて頂きます。定められた修了要件を満たした方には、履修証明制度のもと、「履修証明書」を交付します。
 ※募集要項および申請書類等の詳細はこちら→ http://www.rdc.kagoshima-u.ac.jp/kra/
 
【注意事項】
 ・受講料:41,160円
 ・申込締切:平成28年8月17日(水)必着
 
 
本件お問い合わせ先
 ・受講の申込み等については…鹿児島大学かごしまルネッサンスアカデミー事務局
Tel: 099-285-3627 Fax: 099-285-8495 E-mail:kra01@gm.kagoshima-u.ac.jp
 ・プログラムの内容については…鹿児島大学稲盛アカデミー事務室
Tel: 099-285-3751 Fax: 099-285-3752 E-mail:inamori@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 

5月31日

「口永良部島2015噴火災害対応報告会」の開催について-応急対応・復旧・復興にかかわる支援活動と研究-

報道機関 各位
 
 いつも本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 鹿児島大学地域防災教育研究センターでは、下記日程により「口永良部島2015噴火災害対応報告会」を開催いたしますので、ご取材の程、何卒よろしくお願い申し上げます。 
 
【日時】  平成28年6月4日(土)13:30~16:30
 
【場所】  鹿児島大学稲盛会館(郡元キャンパス)
 
【次第】 (別紙参照)
 
【開催趣旨】
 平成27年5月29日に口永良部島新岳が噴火してから1年が経過した。鹿児島大学地域防災教育研究センターでは噴火翌日から教員を屋久島に派遣し、避難生活の改善や応急仮設住宅の供給にかかわる「災害応急対策支援活動」を行ってきた。また、災害時の被災者支援の検証及び口永良部島の復旧・復興に関する研究についても同センター兼務教員を中心に精力的に実施してきた。
 本報告会では、第一部で支援活動について報告し、第二部で応急対応・復旧・復興にかかわる研究成果を紹介する。そして、参加者との意見交換も行いつつ、「地域に貢献する大学」である鹿児島大学が口永良部島の復旧・復興で継続的に実施できる支援活動のあり方を考える契機としたい。
 
【参加者】(予定)
本学学生、教職員、地方公共団体防災担当部署、防災関係機関等
 
 
 口永良部島2015噴火災害対応報告会-応急対応・復旧・復興にかかわる支援活動と研究-
 
主催:鹿児島大学地域防災教育研究センター
後援:屋久島町
日時:2016年6月4日(土) 13:30 ~ 16:30
場所:鹿児島大学 稲盛会館 
 
プログラム
総合司会:地頭薗 隆(農学系教授)
開会挨拶
 13:30-13:35 浅野敏之(地域防災教育研究センター長)
基調報告
 13:35-14:00 森山文隆(屋久島町総務課長):
 口永良部島新岳噴火災害の概要と復旧・復興での鹿児島大学への期待
第一部 支援活動およびその検証等にかかわる研究報告  司会 黒光貴峰(教育学系)
 14:00-14:30 岩船昌起(地域防災教育研究センター):
 口永良部島新岳噴火災害での応急対策・復旧策立案にかかわる支援活動とその検証
 14:30-14:55 福満博隆・長岡良治・川畑和也(教育学系):
 口永良部島新岳噴火避難者への運動及びレクリエーション活動による健康づくり支援の効果についての研究
<休憩>
第二部 応急対応・復旧・復興の支援にかかわる研究報告 司会 西 隆一郎(水産学系)
 15:10-15:35 丸谷美紀・兒玉慎平・日隈利香・森隆子・稻留直子(医学系):
 口永良部島新岳噴火の被災者支援における保健師の役割
 15:35-16:00 升屋正人(学術情報基盤センター):
 口永良部島における防災Wi-Fiステーション整備モデル
 16:00-16:25 佐藤宏之(教育学系):
 歴史災害を防災に活かす
閉会挨拶
 16:25-16:30 下川悦郎(名誉教授)
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学地域防災教育研究センター
特任教授 岩船 昌起  
〒890-8580 鹿児島市郡元一丁目21-40
TEL: 099-285-3629 FAX: 099-285-8495
Email:k5585390@kadai.jp
 
 

5月26日

本格芋焼酎の血糖値上昇抑制効果を世界で初めて明らかに

報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 農学部附属焼酎・発酵学教育研究センターでは、大学院医歯学総合研究科の乾明夫教授並びにかごしま高岡病院と共同で、平成21年度~23年度の3年間文部科学省特別教育研究経費「麹を用いた健康食品素材開発と機能性解析」の一環として、本格芋焼酎の飲酒効果について実施した調査から得られた成果をお知らせしますので、取材方お願いいたします。
 
(調査概要)
 健常者6人の被験者(男性3名、女性3名)が、夕食時に、ビール、清酒、芋焼酎または水を異なる日にそれぞれ1L、344ml、200mlまたは1L(水以外は各々エタノール量40g)を飲みながら食事を取り、一定時間毎に採血し、血中のアルコール濃度、ブドウ糖濃度およびインスリン濃度を測定した。その結果、本格芋焼酎を飲酒すると、血中のブドウ糖(血糖値)の上昇が他のアルコール飲料のみならず、対照の水摂取群に比較しても有意に抑えられることを明らかにした。また、インスリン分泌も抑えられ、糖代謝の改善が示唆された。(図参照)
 
(今後の展開や期待される点)
 ビールや清酒と比べて血糖値の上昇を抑制できるメカニズムについて研究を進めていく予定である。
 また、焼酎は「酔い覚めさわやか」、「二日酔いしない」、「血栓溶解酵素活性を上昇させる」といった機能性に加えて、本調査の成果として「血糖値上昇抑制効果」という新たな機能性を加えることができた。本格芋焼酎は様々な料理との相性が良く、食中酒として飲む機会が多く、食後の血糖値上昇を抑制でき、糖尿病の予防にも繋がる。このことで、下降気味となっている鹿児島県の本格焼酎の需要を刺激する起爆剤となることが期待できる。
本研究の成果は、学術雑誌Peer J(April 4, 2016, PubMed 27069795 )に掲載された。Acute effects of traditional Japanese alcohol beverages on blood glucose and polysomnography levels in healthy subjects.
 

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Peer J(April 4, 2016, PubMed 27069795 )に掲載された図を一部加工した
 
Megumi Kido, Akihiro Asakawa, Ken-Ichiro Koyama, Toshio Takaoka, Aya Tajima, Shigeru Takaoka, Yumiko Yoshizaki, Kayu Okutsu, Kazunori Takamine, Yoshihiro Sameshima, Akio Inui:Acute effects of traditional Japanese alcohol beverages on blood glucose and polysomnography levels in healthy subjects.
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学医歯学総合研究科心身内科学分野 教授 乾 明夫
TEL099-275-5751 FAX099-275-5749
E-mail:inui@m.kufm.kagoshima-u.ac.jp
 
 

5月25日

ウェブ発表のご案内

報道機関各位
 
 鹿児島大学と国立天文台水沢VLBI観測所は、日韓共同VLBI観測網に関する研究成果について、次のとおりウェブサイトでの発表を行います。
 
○発表タイトル:「日韓共同VLBI観測網本格運用開始
― うお座WX星周囲に見られる一酸化珪素メーザーの 高画質2色撮像に成功 ―」
 
○発表者: 今井 裕(鹿児島大学学術研究院理工学域理学系 准教授
 晩期星研究グループ日本側リーダー)
本間 希樹(自然科学研究機構 国立天文台 水沢VLBI観測所 所長・教授)
 
○発表機関:国立天文台水沢VLBI観測所、鹿児島大学、韓国天文研究院(KASI)
 
○解禁日時: 2016年5月31日(火)9:00(日本時間) 当日夕刊掲載可
なお、解禁後に発表内容を下記ウェブサイトに掲載予定です
国立天文台 http://www.nao.ac.jp/
 
○補足:発表内容の詳細は、2015年5月25日(水)10時頃(日本時間)より
次のウェブサイトにてご覧いただくことができます
ただし、内容は更新される場合がありますので、あらかじめご了承ください
 
■ ログインページ http://www.miz.nao.ac.jp/vera/user/
ユーザー名:press  パスワード:2016Pr05
■ 成果サイト http://www.miz.nao.ac.jp/vera/content/pr/pr20160520/c01
 
本件お問い合わせ先
研究内容について
・今井 裕   鹿児島大学 学術研究院理工学系理学系 准教授
 電子メール:hiroimai@sci.kagoshima-u.ac.jp
 電話:090-8865-9867(携帯)または099-285-8085(研究室)
・本間 希樹   国立天文台 水沢VLBI観測所 所長・教授
 電子メール:mareki.honma@nao.ac.jp
 電話:090-8025-2707(携帯)
 
 
【概要】
 研究の概要 「日韓共同VLBI観測網本格運用開始 ― うお座WX星周囲に見られる一酸化珪素メーザーの 高画質2色撮像に成功 ―」
 
 2011年から準備を進めてきた日韓共同VLBI観測網「KaVA」(KVN and VERA Array) を用いて、うお座WX星を取り巻くガスから放射される一酸化珪素(SiO)メーザーの複雑な形状を鮮明に撮影することに成功しました。韓国と日本が誇る最新鋭の電波望遠鏡群を組み合わせた世界トップレベルの性能を実現するこの観測システムは、この成果をもってその構築を完了したことになります。そして、今まで極めて困難だった天体電波の数年越しに及ぶ高画質連続撮像を可能としました。このKaVAを用いて大規模な観測を展開し、太陽のような星々が大往生を遂げつつ次世代の星々を作る材料を宇宙にまき散らす仕組みの解明を目指します。
 
 この成果は、平成28年4月25日に、米国の天体物理学論文誌(The Astrophysical Journal)に掲載されました。鹿児島大学は、鹿児島大学農学部入来牧場内にあるVERA入来観測局の運用に貢献しつつ、本研究では、研究計画立案・実行・データ処理・科学的分析・論文投稿において研究チームを主導する中で、本質的な貢献をしました。この研究は、KASIの支援で鹿児島大学で新規発足させた「国際電波天文学共同研究推進室」における委託研究事業の一環として行われたことを申し添えます。
 
 

VLBIimage1.png

図:KaVA観測で得られた、2つの異なる振動励起状態のSiOメーザーの分布を重ねた図。KaVAで詳細な構造まで撮影することができ、年老いた星の周りの領域の物理状態を調べるのにKaVAが適していることを示している。

 

5月23日

産業動物総合臨床実習実施に関わる産学間(企業・大学)協定調印式の開催について

報道機関各位
 
 いつも本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 このたび、鹿児島大学共同獣医学部では、国際水準の獣医学教育を実施するため、民間農場等と連携して産業動物(牛・豚・鶏)に関する臨床実習の実施を目的として以下の機関と協定を締結します。
 つきましては、下記のとおり、調印式を執り行いますので、ご取材の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
  1. 日 時: 平成28年5月26日(木) 午前11時から
  2. 会 場: 鹿児島大学農・獣医共通棟3階大会議室(郡元キャンパス)
  3. 式次第:
開式の辞
概要説明 
協定書調印
鹿児島県農業共済組合連合会
(株)ナンチクファーム
(株)ジャパンファーム養豚事業本部
鹿児島県経済農業協同組合連合会
鹿児島くみあいチキンフーズ(株)
(株)ウェルファムフーズ
(株)ジャパンファームチキン生産本部
鹿児島大学共同獣医学部
看板披露
協定企業等代表者挨拶
写真撮影
学部長挨拶
閉式の辞
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学農学部・共同獣医学部等総務課総務係
TEL:099-285-8515
※資料等の準備がありますので、取材いただける場合は事前にお知らせください。
 
 

5月20日

アルマ望遠鏡の観測データ解析から見えてきた、ガス円盤に刻まれた惑星形成の確かな証拠-若い星の周囲の形成途上の木星

報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。標記の件に関する記者発表を下記のとおり開催します。出席される場合はお手数ですが5月24日(火)までに参加人数を広報センターまでご連絡ください。
 
 若い星の周りで普遍的に観測される分子ガスと塵からなる回転円盤は、惑星形成の現場であると考えられている。今回、台湾中央研究院天文及天文物理研究所のイェン・シーウェイ氏と本学の高桑繁久教授らの研究グループは、南米チリの大型電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」の観測データを解析することにより、若い星おうし座HL星の周囲のガスの円盤に二重の溝が存在していることを発見した。おうし座HL星を取り巻く円盤に含まれる塵の分布はアルマ望遠鏡の超高解像度観測から詳細は明らかになっていたが、ガスの分布がこれほど高解像度で明らかになったのは今回の研究が初めてのことである。今回検出されたガスの溝は、以前の研究でわかっていた塵の溝とよく一致している。塵と、塵との質量比で100倍も存在するガスの両方で同じ場所に溝が見られたことは、惑星が形成されている強い証拠である。すなわち本研究は、100万歳という若い星の周囲ですでに惑星が作られている可能性を示唆し、従来の惑星形成のシナリオに大きな変更を迫っている。
 
 形成途上の惑星は、母体の回転円盤内の物質を重力によって引き寄せて成長していく。あたかも掃除機のように円盤の物質を掃き集めるので、円盤中に惑星の軌道に沿った溝ができるのである。とりわけ今回発見された二つの溝のうち、内側(半径28天文単位〜海王星の軌道半径と同程度)の溝が存在する領域では、ガスの密度が十分に高くなっていることからも、惑星系形成が進行している可能性が高いと考えられる。内側の溝と明るい環の明るさのコントラストや溝の幅と理論モデルと比較から、研究チームはここに木星の0.8倍の質量を持つ惑星があると見積もった。(図1:おうし座HL星周囲の円盤の内側の溝についての模式図)
 
 一方で外側の溝は、内側の溝と同様に惑星によって作られたとも考えられるが、円盤内のガスと塵の摩擦によって物質が集積した結果である可能性も否定できない。もし、この構造が惑星の重力によるものだとすると、木星の2.1倍の質量を持つ惑星が潜んでいるかもしれないと研究チームは考えている。この外側の溝の成因を明らかにするには、他の天体に対しても同じような観測を行って、惑星の重力による効果と物質の摩擦による効果を見極める必要がある。
 
この成果は、本年4月1日発行の米国の専門誌「アストロフィジカルジャーナル レター誌」に掲載された(Yen, H.-W., Liu, H. B., Gu, P.-G., Hirano, N., Lee, C.-F., Puspitaningrum, P., & Takakuwa, S. 2016, ApJL, 820, L25 (7pp))。
 

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図1:おうし座HL星周囲の円盤の内側の溝についての模式図

 
■日時:平成28年 5月25日(水) 午前11時から
■場所: 理学部1号館2階 大会議室  (鹿児島大学 郡元キャンパス)
■出席者 
理工学域(理学系) 教 授 高桑 繁久
理工学域(理学系) 教 授 半田 利弘
理工学副研究科長  教 授 與倉 昭治
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学理学部物理科学科 高桑繁久
〒890-0065 鹿児島市郡元一丁目21-35 TEL:099-285-6047 FAX:099-285-8088
 
 
 

5月20日

トカラ列島中之島の発掘調査

十島村の先史時代空白期を埋める資料が続々と出土

報道機関 各位

 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。本学埋蔵文化財調査センター 新里貴之助教が代表を務める研究で行われたトカラ列島中之島の学術調査における成果について、次のとおりお知らせしますので、取材方お願いいたします。


研究名: 「小規模島嶼部における先史・原史時代文化適応の考古学的研究」(科研費・基盤研究C)
発掘調査期間:4月28日~5月8日
発掘調査地:十島村中之島地主神社敷地内
調査体制:鹿児島大学・西南学院大学・沖縄国際大学の3大学を中心に,早稲田大学・伊仙町教育委員会の調査協力を受けて実施

(成果)
 調査では,主に弥生時代と平安時代の2つの時代の遺物が確認された。
 弥生時代中期~終末期(約2000~1700年前)の遺物が最も多量に出土しており,そのなかには九州西北部,九州中部,九州南部,大隅諸島,奄美諸島など各地の土器が認められ,佐賀県腰岳産黒曜石も出土している。弥生時代の南島貝交易(沖縄諸島~西日本)において,中之島がその交易の要衝となっていることが明らかとなった。石器は,堅果類や貝を破砕する凹石(くぼみいし)などの石器類を中心に,小型扁平片刃石斧なども出土している。
 平安時代(約1000年前)の遺物としては,土師器甕,須恵器壺,初期貿易陶磁とされる越州窯系磁器碗・壺がセットで確認され,その場所が神社敷地内の大岩に囲まれた平坦地に位置することなどから,現在の地主神社の原初形態とその位置を表す可能性も予想された。
 これらは,これまでに十島村ではまとまった発掘資料がなく,まさに十島村の空白期を埋める遺跡として確認されたことになる。また,今回の調査において,縄文時代晩期(約3000年前)のタチバナ遺跡をさかのぼる縄文土器も中之島小中学校近隣で確認されている。
 今後は,人工遺物の時代や産地などより詳細な分析とともに,土壌サンプルの分析を進め,資源の少ない小規模島嶼において,何を食べて生活していたのかについて動植物遺体を回収し分析を実施する予定である。
 なお,同神社敷地内は,宮水流(ミヤズラ・ミヤズワ)とよばれる地域であることから,鹿児島県・十島村との協議によって,同地名が遺跡名となる可能性が高い。

 

 また,中之島小中学校の児童・生徒に調査地で成果を伝えたところ,日常の遊び場所の神社内にこのような遺跡があったことに驚きながら,真剣にノートをとり,遺物を手にとりながら興味深げに眺めるなど,考古学に触れる機会となった。

 

(問い合わせ先)
 鹿児島大学埋蔵文化財調査センター助教 新里貴之(しんざと たかゆき)
 TEL099-285-7270 FAX099-285-7271
 E-mail k2416992@kadai.jp

 

 

4月14日

イオン液体にpHの目盛り付け
液体の世界に革命を起こしたイオン液体の『pH窓』を決定
 報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。昨日(4/13)、新潟大学との共同研究「A pH Scale for the Protic Ionic Liquid Ethylammonium Nitrate(イオン液体「硝酸エチルアンモニウム」におけるpH目盛り)」の成果がドイツ化学会誌 Angewandte Chemie International Edition(Wiley-VCH)にオンライン掲載されました。
(http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/anie.201511328/full)
 
(要約)
 鹿児島大学学術研究院理工学域神﨑亮准教授と新潟大学大学院自然科学研究科梅林泰宏教授らによる研究グループは、イオン液体「硝酸エチルアンモニウム」の酸塩基反応媒体としての性能を明らかにするため、このイオン液体中におけるpHの目盛りを確立し、その「pHの窓」を世界で初めて決定することに成功しました。
 
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(研究背景と概要、および社会に対する影響と今後の展望)
 食塩のようにイオンだけでできた塩でありながら室温で液体となるイオン液体は、これまでにない液体として液体の世界に革命を起こしたとされています。しかし、イオン液体を利用する際に必要な酸塩基性の尺度は評価が難しく、これまでほとんど報告例がありませんでした。同研究グループは典型的なイオン液体である硝酸エチルアンモニウム中における酸塩基反応を調べ、その酸塩基性をpH値によって直接比較できることを見出しました。これは“pH窓”と呼ばれ、イオン液体では初めて決定されることとなりました。イオン液体は、次世代二次電池や温室効果ガスの吸収剤、バイオマス回収・再生プロセス媒体など広い分野で応用が期待され、その酸塩基性は、最も重要な特性の一つです。今回の成果により、イオン液体やその応用の研究開発に一層拍車をかけることになります。
 
(お問い合わせ先)
学術研究院理工学域(大学院理工学研究科(理学系))
准教授 神﨑 亮(かんざき りょう)
TEL: 099-285-8106、E-mail: kanzaki@sci.kagoshima-u.ac.jp
 
 

4月8日

地域に学ぶ科目として、「大学と地域」(全学必修科目)を開講します!

 報道機関各位
 
 いつも本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 
 9学部10大学院研究科を設置する総合大学である鹿児島大学は、平成26年度にCOC事業(地(知)の拠点整備事業)の採択を受け、地域課題の解決や地域貢献意欲を持つ人材の育成に取り組んでいますが、今回、その一環として地域に学ぶ科目として、「大学と地域」を開講します。
 これは、平成28年度から1年生全員(約2,000人)が前期・後期に分かれ、共通教育の一つとして鹿児島に関する特定の10分野(クラス)の中から所属学部にとらわれることなく一つを選択し受講するもので、新たに全学必修科目として開講するものです。
 また、本件については、4月11日(月)に行う本学前田学長の就任記者会見でも述べる予定としております。
 なお、授業は4月12日(火)よりスタートします。
教室での取材・撮影は、第1回目(4/12)に限り、共通教育棟1号館2階121号1階111号を予定しています。
 
 
 1 趣 旨
(1)大学の学修に必要な論理的思考力や課題発見・解決の能力を醸成
(2)地域の現状・課題等を学ぶことで地域志向マインド(地域貢献の意欲)を持った人材を育成
(3)地域志向マインドの醸成に必要な、地域の特性、優位性、発展可能性の理解を促進
(4)上記(1)~(3)を通して地元への就職意欲の増進も期待
 
 
 2 分野名
①防災 ②医療 ③まちづくり・観光 ④エネルギー ⑤農業 ⑥森林・林業 ⑦動物・畜産業 ⑧水産業 ⑨環境・島嶼 ⑩まちおこし・教育
 
 
 3 授業の実施(各分野に共通)
(1)前期・後期それぞれ15回
(2)授業時間
    ・前 期  火曜日の4限(14:30~16:00)
    ・後 期  金曜日の5限(16:10~17:40)
(3)1分野(クラス)約100名程度
(4)鹿児島の事情をより理解するため、大学教員だけでなくCOC事業の連携自治体(鹿児島県・鹿児島市・薩摩川内市・与論町)の職員も各分野から講師として参加する
 
 4 授業の構成(前期・後期に共通)
第 1回(4/12) オリエンテーション、学長講話(構成は別紙参照)
第 2回~ 3回 大学と地域との関わりとして学部等の活動を紹介
第 4回~ 8回 分野に沿った講義
第 9回     講義(第 4回~ 8回)について中間レポートを提出
第10回~14回  分野に沿った講義
第15回     講義(第10回~14回)について中間レポートを提出
 
 
 5 学長講話への協力 
学長講話(第1回)の動画編集に当たり、以下の機関からも協力が得られた。
①「BIRD‘s EYE VIEW of KAGOSHIMA 」の映像提供 → 鹿児島県かごしまPR課
(googleなどで kagoshima tripで検索)
②鹿児島の特性(自然、産業、幕末維新期の先人達)の紹介
 うち しんえん2(鹿大と九工大の開発)を搭載したロケット発射の映像提供 → JAXA                      
 うち 明治日本の産業革命遺産の画像提供 → 鹿児島県世界文化遺産課
 
 
 6 これまでの地域志向科目との違い
 これまでも、地域とともに生きる大学として、鹿児島の文化や自然、あるいは産業などについて学ぶ地域志向科目を開講してきたが、今年度からスタートする「大学と地域」は
①全学必修科目(すべての学部生にとって卒業要件)として
②鹿児島に関する10分野という幅広い分野の現状や地域課題などについて
③全学の教員及びCOC事業の連携自治体の職員等が授業に参画し学ぶ中で
④自ら主体的かつ論理的に考える力を備え
⑤地域貢献意欲を持った人材を育成する
ものである。
 
※今後、従来の地域科目を再編し、「大学と地域」を基盤とする「かごしま地域教育プログラム」を構築し、地域貢献意欲と地域で活躍する能力を備えた人材の育成を目指します。
 
 

4月6日

鹿児島大学学長記者会見のご案内

 平素より、本学の報道に関しまして、大変お世話になっております。
 このたび、前田芳實学長が、2期目の鹿児島大学学長に就任するにあたり、学長から第3期中期目標、中期計画期間における鹿児島大学の取り組みについて、報道機関の皆様へお知らせすることといたしました。
 つきましては、下記のとおり行いますので、取材いただきますようよろしくお願い申し上げます。
 
 
 
【日 時】 4月11日(月) 11時00分~12時00分
【会 場】 鹿児島大学本部事務局棟 第1会議室(2階)
【出席者】 前田 芳實  鹿児島大学 学長
髙松 英夫 企画担当理事、
清原 貞夫 教育担当理事
高津  孝  法文学部長
土田  理  教育学部長
        (司会:中島 大輔 鹿児島大学広報センター長)
【テーマ】 鹿児島大学の改革 
1.第3期中期目標、中期計画
2.共通教育改革
3.法文学部の改組
4.教育学部の改組・教職大学院設置
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学広報センター
099-285-7035

 

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4月6日

平成28年度鹿児島大学大学院連合農学研究科入学式のご案内

  鹿児島大学大学院連合農学研究科では、下記の日程で平成28年度入学式を挙行いたします。
 つきましては、取材いただきますようよろしくお願いいたします。
 
 
日 時 平成28年4月8日(金)11:00~
場 所 鹿児島大学大学院連合農学研究科棟会議室(3階)
式次第
一 開式の辞
一 入学許可(鹿児島大学長 前田芳實)
一 入学生宣誓(鹿児島大学配属 農水圏資源環境科学専攻 福井美乃)
一 学長告辞(鹿児島大学長)
一 構成大学長祝辞(佐賀大学長 宮﨑耕治、琉球大学長 大城 肇)
一 研究科長等紹介
一 閉式の辞
 
平成28年度の入学者数33名(内女性11名)
  ・日本人15名(社会人4名)
  ・外国人留学生18名(13カ国)
出身国内訳
 中国3名、バングラデシュ3名、ベトナム2名、タイ1名、スリランカ1名、フィリピン1名、ミャンマー1名、ソロモン1名、フィジー1名、パナマ1名、バハマ1名、エジプト1名、ベナン1名、
 
<大学院連合農学研究科>
 本研究科は、鹿児島大学大学院農学研究科と大学院水産学研究科、佐賀大学大学院農学研究科及び琉球大学大学院農学研究科の修士課程を母体とし、これらが連合して密接な連携のもとに運営されており、それぞれの研究科とは別の独立した後期3年のみの博士課程の研究科です。
 
 (本件お問い合わせ先)
農学部・共同獣医学部等事務部
連大事務室長代理兼務連大事務係長 南 祐子
TEL:099-285-8791
E-mail: rendairi@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
 
3月25日
鹿児島大学と株式会社ラックがクロスアポイントメントを実施~鹿児島大学における初の取り組み~
報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 このたび、鹿児島大学では、文部科学省と経済産業省において検討された、「クロスアポイントメント制度の基本的枠組」に基づき、「国立大学法人鹿児島大学クロスアポイントメント制度に関する規則」を本年2月18日に制定し、この制度を活用した第1号の取組として、3月23日に、前田芳實鹿児島大学長、髙梨輝彦株式会社ラック社長他関係者が出席し、「鹿児島大学と株式会社ラックとのクロスアポイントメント制度に関する協定」を締結いたしましたので、ご報告いたします。
 なお、本協定締結に関するお問合せがございましたら、下記のお問合せ先までお願いいたします。
 
(協定の概要)
 鹿児島大学では、研究者等が互いの組織の枠を越えて活躍することにより、研究、開発、産学連携等の活性化や強化を図ることを目指した、クロスアポイントメント制度(※1)を、平成28年2月18日に制定いたしました。
 今回、この制度を活用し、鹿児島大学の取組第1号として、3月23日、鹿児島大学と株式会社ラックとのクロスアポイントメント制度に関する協定を締結いたしました。
 この協定により、4月1日から、株式会社ラックの佐藤豊彦氏(※2)が、鹿児島大学において、クロスアポイントメント適用の特任教授として、教育、研究、産学連携活動等の業務を行う予定です。
 
(本クロスアポイントメントの取組内容)
  1. 鹿児島大学と株式会社ラックの協定により、佐藤豊彦氏は、それぞれの組織に所属し、定まったエフォートに応じてそれぞれの組織で活動を行います。
  2. 佐藤豊彦氏は、株式会社ラックにおける業務を継続しつつ、鹿児島大学学術情報基盤センター(※3)において、サイバーセキュリティに関する総合的戦略の確立や最新の技術動向などの調査、ネットワークやコンピュータシステムのチェックなどの事前対策、インシデント発生時の調査・対策等の業務を行います。
  3. 業務割合:鹿児島大学(70%)、株式会社ラック(30%)
(協定の有効期間)
平成28年4月1日~平成33年3月31日
 
(※1) クロスアポイントメント制度:研究者等が二つ以上の機関に雇用されつつ、一定のエフォート管理の下で、それぞれの機関における役割に応じて研究・開発および教育に従事することが可能な仕組み。
詳細は、次のホームページをご確認ください。
経済産業省HP「クロスアポイントメント制度の基本的枠組と留意点をとりまとめました」
 
(※2) 佐藤豊彦氏のプロフィール:佐藤氏は、1985年に株式会社ラックに入社し、システム開発の主要メンバーとして活躍後、セキュリティ人材育成の責任者としてセキュリティ事業を支える人材の育成に尽力しました。2011年からは、急速に被害が増加したサイバー攻撃対策の専門組織である「サイバー救急センター」の所長として、セキュリティ専門家としてのキャリアを確立しました。現在はセキュリティコンサルティング部門および緊急対応部門の統括責任者として、サイバーセキュリティ本部の中核を支えています。
 
(※3) 学術情報基盤センター:教育研究用電子計算機システムの運用管理、キャンパス情報ネットワークの運用管理、学術情報発信に関する研究開発、全学的な情報システムの企画開発運用などの業務を行っています。
 
(本件お問い合わせ先)
 鹿児島大学総務部情報企画課 松崎聖一
 TEL:099-285-7014
 E-mail:jkikakus@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
 
3月24日
平成27年度卒業式・修了式及び平成28年度入学式のご案内
報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 さて、標記のことについて、直前になり申し訳ございませんが、次のとおりご案内いたします。取材方よろしくお願いいたします。
 当日は、報道対応室(式典会場入り口を入って右手側)で受付をお願いします。
 
 
◎平成27年度(第64回)卒業式・修了式
  (日時)  平成28年3月25日(金)
 9時40分~10時45分 入場(予定)    
10時50分 アトラクション開始   
11時00分 開式        
 
◎平成28年度(第68回)入学式 
  (日時)  平成28年4月7日(木)
 9時30分~10時15分 入場(予定)    
10時20分 アトラクション開始   
10時30分 開式        
 
各式典会場 : 鹿児島県総合体育センター体育館(鹿児島市下荒田四丁目47-1)
         電話 099-254-5155
 
※式典当日は、必ず腕章等で報道関係者とわかるようにしてください。
※式典当日の取材対応は、学生部担当者がいたします。なお、卒業式・修了式当日の就職に関する取材対応は、就職支援室長がいたします。
※式典会場に報道機関用の駐車スペースは用意していませんことをご了承ください。
 
(本件お問い合わせ先)
 鹿児島大学総務部総務課総務係 電話099-285-7030
 
 
3月23日
平成29年度鹿児島大学全9学部入試(募集1832人)への外部英語試験の大規模導入について(発表)-全国国立大82校で初-(グローバル化対応入試改革、入学定員93.9%)

 報道機関各位

 

 本学の報道に関しては大変お世話になっております。

 近年我が国では、グローバルに活躍できる人材育成が大きな課題となっております。とりわけ、言語や文化の異なる人々と主体的に協働していくためには、国際共通語である英語の「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を総合的に育成・評価することが強く求められており、高等学校や大学ではそれらの修得を目指した授業が展開されています。

 こうした状況を踏まえ、文部科学省は大学入学者選抜に英語4技能を資格・検定試験を活用するよう全国の国公私立大学に求めています。

 この度、鹿児島大学では、英語4技能を高いレベルで修得している高校生等を受け入れるため、平成29年度全9学部入試(募集1832人)へ外部英語試験を大規模に導入します。

 これは、全国国立大82校で初めてとなります。

 つきましては、下記のとおり、記者発表を行いますので、ご出席いただきますようよろしくお願いします。

 なお、ご面倒ですが、準備の都合がありますのでご出席の場合は、あらかじめ出席者数を3月28日(月)16時までに広報センターへご連絡いただきますようお願いいたします。

日 時 平成28年3月29日(火)11:00~12:00

場 所 鹿児島大学郡元キャンパス 事務局棟4階 第4会議室

出席者 前田芳實 学長

    清原貞夫 理事(教育担当)

    竹内正興 アドミッションセンター准教授

 

(入試への外部英語試験導入担当連絡先)

鹿児島大学 アドミッションセンター 電話 099-285-7360

      学生部入試課    電話 099-285-7350

 

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3月16日
神経難病「シャルコー・マリー・トゥース病」(遺伝性末梢神経障害)」の新しい原因遺伝子を発見~病態解明・治療開発に向けての新たな一歩~
 報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 本学大学院医歯学総合研究科 神経病学・老年医学分野の髙嶋博教授、樋口雄二郎医師らの研究グループは、東京大学医学部附属病院神経内科 辻省次教授、同大学院新領域創成科学研究科 森下真一教授らとの共同研究により、神経難病「シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)」の新たな原因遺伝子としてMME遺伝子を発見しました。
 CMTは、末梢神経の異常によって四肢の感覚と運動が徐々に障害されていく遺伝性の進行性神経疾患です。末梢神経の障害部位、遺伝形式などでタイプ分類されており、これまで多くの原因遺伝子が見つかっています。しかしながら、これらの原因遺伝子を調べても異常が発見されるのは半数以下であり、さらに未知の原因遺伝子があると考えられていました。
 本研究は、全国の医療機関からおよそ9年間かけて1000例を超えるCMT患者のDNAを収集し、既知の原因遺伝子の解析を行いました。その中から変異が見つからなかったCMT患者を対象として、次世代ゲノムシークエンサーを用いた網羅的な遺伝子解析(エクソーム解析)を行い、常染色体劣性遺伝型のCMTの原因としては最も頻度の高い原因としてMME遺伝子を発見しました。この遺伝子によって作られるネプリライシンというタンパク質は、末梢神経に豊富に発現しており、細胞内の不要となったタンパク質の分解や処理機構に異常が生じることで、神経変性を来すことが推定されます。この発見はCMT患者の診断率の向上だけでなく、病態解明および今後の治療開発にも大きく貢献しうる成果です。本研究の成果は、神経学分野において最も権威のある雑誌の1つである米国神経学会誌(Annals of Neurology)に2016年3月18日に掲載されます。
 
本件のお問い合わせ先
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科神経病学・老年医学講座
教授 髙嶋 博
Tel: 099-275-5332   Fax: 099-265-7164
Email: thiroshi@m3.kufm.kagoshima-u.ac.jp
 
3月16日
健康のための食品国際大会2016の開催について
報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 この度、「健康のための食品国際大会2016」を3月21日(月)~23日(水)に鹿児島大学で開催することになりました。この国際会議は、「食と健康」全学重点教育研究領域の学長裁量事業の一環であり、海外(メキシコ、米国、中国、韓国、フィリピン、オーストラリア)からの参加者が50名ちかくいます。是非取材くださるようお願いいたします。
 
【日程】
3月21日(月) 10:00~10:20 挨拶 前田芳實鹿児島大学長
3月21日(月) 10:20~17:25 大会(講演ほか)
3月22日(火)  9:00~17:30 大会(講演ほか)
3月23日(水)  9:30~16:00 鹿児島食産地等見学
 
【場所】 鹿児島大学郡元キャンパス 農・獣医共通棟101号教室
 
※大会はすべて英語で行われます。
 
プログラムスケジュールはこちらをご覧下さい(英語版)
 
本件お問い合わせ先  ※3/18は不在です
鹿児島大学農学部 教授 侯 徳 興 (こう のりおき)
電話 099-285-8649
Email:  hou@chem.agri.kagoshima-u.ac.jp
 
 
3月7日
平成28年度 一般入試(前期日程)合格発表のご案内
 報道各社 各位
 
 いつも本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 さて、標記のことについて、直前になり申し訳ありませんが下記のとおりご案内いたしますので、取材についてよろしくお願いいたします。
当日は、広報室(事務局1F)で受付をお願いします。
 
合格発表日時:平成28年3月8日(火)10時(予定)
 
合格者発表掲示場所:事務局棟前(別添 地図参照)
 
※なお、掲示場所前の道路は、9時~12時まで通行止めとなります。
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学入試課  TEL:099-285-7355
 
 
3月4日
壺造り米黒酢の認知症発症抑制作用を発見
 報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 「壺造り米黒酢の認知症発症抑制作用」について、本学共同獣医学部准教授が中心となって実施した研究が、米国科学誌“PLOS ONE”で2016年3月4日14時(アメリカ東部時間)公開されます。
 
 認知症は高齢化社会で大きな問題となっていますが、根本的な治療法はいまだに確立されていません。 早期に認知症の症状を見出して、進行の予防を始めることが重要な疾病です。
 
 今回の研究では、鹿児島県のみで生産される、壺造り米黒酢を経口摂取すると認知機能低下が予防されることを、マウスを用いた動物実験で明らかにしています。 また、そのメカニズムとして、異常な形態をしたタンパク質の形を、正常な形態に戻す働きがある熱応答タンパク質の脳内での存在量を壺造り米黒酢摂取が増強することによる可能性を示しています。
アルツハイマー病では脳内に不溶性タンパク質が蓄積することで神経細胞が損傷されると考えられており、壺造り米黒酢摂取によって、熱応答タンパク質が増加し、不溶性タンパク質の蓄積が抑えられた結果、神経細胞の損傷が少なくなり、認知機能の低下が抑制されたと考えられます。
研究はまだ動物実験レベルであり、人においての効果を有するかどうかはまだ明らかではありません。将来的に人での効果が検証され、その結果がどうなるか大変興味深く、認知症予防の新たな手法となり得る可能性があります。
 
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学共同獣医学部 准教授 叶内宏明
TEL:099-285-8716
 
 
3月4日
法文学部シンポジウム「法学と心理学の教育における架橋」の開催について
 報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 このたび、鹿児島大学法文学部では、シンポジウム「法学と心理学の教育における架橋」を開催いたします。地方国立大学の文系学部における人材養成のあり方を模索する試みの一つとして、法学と心理学の専門性を前提に、両者を融合した問題解決型の教育の可能性を、他大学の事例等に学びながら考えるものです。
取材方お願いいたします。
 
【日時】
 平成28年3月8日(火) 14:00~17:00(終了予定) 
【場所】
 鹿児島大学総合教育研究棟102号教室(郡元キャンパス)
【対象者】
本学教員・学生、学外の研究者・実務家、一般の方々(どなたでもご参加いだたけます)
【内容】
<問題提起>
〇荒川 歩 氏(武蔵野美術大学造形学部准教授/一橋大学法科大学院非常勤講師) 
〇若林 宏輔 氏(立命館大学文学部准教授) 
〇安西 敦 氏(弁護士・臨床心理士/香川大学大学院香川大学愛媛大学連合法務研究科准教授) 
 <コメンテーター>
〇富原 一哉 氏(鹿児島大学法文教育学域法文学系教授)
 
【備考】
事前申込み不要・参加費無料
【共催】
鹿児島大学司法政策教育研究センター/科研費新学術領域[法と人間科学]「取調録画と裁判員裁判」
 
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学法文学部法政策学科 上原研究室
電話:099-285-7626
E-mail:embryo@leh.kagoshima-u.ac.jp
 
 
 
3月3日
食と観光で世界を魅了する「かごしま」の地元定着促進プログラム 
キックオフシンポジウムのご案内
 報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関して大変お世話になっております。
 さて、鹿児島大学を中心とする事業協働機関代表者で構成される学卒者地元定着促進協議会主催で、下記のとおりシンポジウムを開催することになりました。詳細は以下のとおりですのでご参照いただき、取材いただきますようお願いいたします。
 
【事業概要・シンポジウム趣旨】
 COC+事業は、大学が地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を養成するために必要な教育カリキュラムの改革を断行する大学の取組を支援することで、地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目的としたものです。COC+大学(*1)である鹿児島大学は、COC+参加校(*2)と鹿児島県、金融機関、地域産業界等の事業協働機関(*3)と連携協働して、本COC+事業の主たる事業目標である事業協働地域(鹿児島県内)学卒者の地元就職率を平成26年度比で事業期間終了後(平成31年度末)に7.5%増〔本学10.5%増〕の61.5%〔本学50.0%〕を達成するべく諸取組を推進していくこととしております。
 今回のシンポジウムは、事業協働地域(鹿児島県内)におけるCOC+事業への理解を深めるとともに、「オール鹿児島」で事業推進を図る契機として開催するものです。
 
【日時】平成28年3月7日(月) 13:00~16:40
【場所】東急REIホテル(鹿児島市中央町5番地1)
【プログラム】
食と観光で世界を魅了する「かごしま」の地元定着促進プログラム・キックオフシンポジウム
■特別講演
講師 小林 浩氏(リクルート進学総研 所長/リクルート「カレッジマネジメント」編集長)
■パネルディスカッション
<テーマ> 「地方創生と高等教育機関の役割」
・パネリスト
清原貞夫(鹿児島大学理事・副学長(教育担当))、大久保幸夫(鹿児島国際大学副学長)
楠原良人(鹿児島工業高等専門学校 地域共同テクノセンター副センター長)
中堂薗哲郎(鹿児島県企画部次長)、津曲貞利(鹿児島商工会議所副会頭)
片平金也(鹿児島県農業協同組合中央会)、白橋大信((公社)鹿児島県観光連盟)
・モデレーター
小林 浩氏   
【パネル展示】会場外スペース:各校A1ポスター2枚(大学等紹介&COC+事業の取組紹介)
 
 
【用語説明】
(*1) COC+大学:COC+に参加する大学・地方公共団体・企業等の取組を取りまとめ、事業実施の中心となる大学であり、事業申請の際に申請者となる大学で、事業責任大学
鹿児島大学
(*2)COC+参加校:「事業協働機関」としてCOC+に参加する大学
鹿屋体育大学、鹿児島国際大学、志學館大学、第一工業大学、鹿児島県立短期大学、鹿児島女子短期大学、鹿児島工業高等専門学校
(*3)事業協働機関:COC+に参加し、事業に取り組む大学、地方公共団体、企業等
COC+大学、COC+参加校、鹿児島県、 (公財)かごしま産業支援センター、鹿児島県工業技術センター、 鹿児島県大隅加工技術研究センター、(公社)鹿児島県観光連盟、(公社)鹿児島県工業倶楽部、鹿児島県農業協同組合中央会、鹿児島県森林組合連合会、鹿児島県漁業協同組合連合会、鹿児島経済同友会、(株)鹿児島TLO、鹿児島県商工会議所連合会、鹿児島県商工会連合会、鹿児島県中小企業団体中央会、(社福)鹿児島県社会福祉協議会、(株)鹿児島銀行
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学研究国際部社会連携課長 松浦 
TEL:099-285-7097
FAX:099-285-8495
 
 
 
3月2日
防災ワークショップ「大規模火山噴火時の地域防災」開催について
 報道機関各位
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 地域防災教育研究センターでは、2014年御嶽山噴火による人命被害、全島民が避難した2015年の口永良部島噴火、大規模噴火の可能性が指摘されている桜島など火山噴火に対する防災・減災の取り組みが喫緊の課題となっており、本学地域防災教育研究センターと次世代安心・安全ICTフォーラムが共同で主催し「防災ワークショップ大規模火山噴火時の地域防災」を開催する運びとなりましたので、取材方お願いいたします。
 
 
日時:平成28年3月5日(土)10:00~17:00 
場所:鹿児島大学共通教育棟1号館125号講義室
 
<開会挨拶>
前田芳實(鹿児島大学 学長)
松井浩司(文部科学省 地震・防災研究課) 
■第1部
10:10  小林哲夫(鹿児島大学名誉教授)大規模噴火の実例
10:40  三田和朗(㈱ホウセイ・技研 常務執行役員 技師長)
      大規模噴火でどんなことが起きるか
11:20  大竹俊光(鹿児島県 危機管理局危機管理防災課長) 災害時の体制
11:35   郡司 清隆(鹿児島市 危機管理課 主任)セーフコミュニティによる取組
11:50   内山 美香(鹿児島大学病院 救急病棟 副看護師長)病院の準備、家庭の備え
-----休憩-----
■第2部
14:10  山里平(防災科学研究所)大規模噴火の監視と防災の課題
14:45  臼田裕一郎(防災科学研究所)災害リスク情報の共有と活用
15:05  永吉修平(国土交通省九州地方整備局)九州防災・火山技術センターの役割
15:20   新堀敏基(気象研究所)大規模噴火野の降灰予測
16:00   浦塚清峰(情報通信研究機構)雲の上から火山の状況を把握―航空機搭載SAR―
16:15   井上真杉(情報通信研究機構)地域内の通信と情報共有を実現する途切れにくいネットワーク
16:40 三浦龍(情報通信研究機構)滞空時間の長い無人機による無線中継と災害モニタリング
<閉会挨拶>
浅野敏之(地域防災教育研究センター長)
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学研究国際部社会連携課地域連携係(兒玉)
TEL:099-285-7105
 
 
2月29日
学内合同企業セミナーの開催について
 報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。次のとおり学内合同企業セミナーを開催します。取材方お願いいたします。
 
日時:3月3日(木)~4日(金) 10:00~16:30
会場:第2体育館(鹿児島大学郡元キャンパス教育学部内)
対象:鹿児島大学2017年3月卒業(修了)予定者
形式:ブース形式・事前予約不要
 
参加企業・団体(官公庁含む) 144
※企業名等はこちらを参照ください。
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学就支援センター
電話:099-285-7321
mail:gakusen3@kuas.kagoshima-u.ac.jp
※セミナー当日は、会場業務のため、上記連絡先は不在になります。
 
 
2月26日
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科と鹿児島市立病院が連携講座設置に関する協定を締結 ~協定締結式(3月3日)開催のご案内~
 報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科と鹿児島市立病院は、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科に鹿児島市立病院との連携・協力による連携講座を設置するため、「鹿児島大学大学院医歯学総合研究科と鹿児島市立病院との連携講座設置に関する協定」の締結式を次のとおり行います。
取材方お願いいたします。
 
【日 時】平成28年3月3日(木) 10:00~10:30
【場 所】鹿児島大学郡元キャンパス学習交流プラザ2階学習交流ホール
鹿児島市郡元1丁目21番24号
【出席者】
 前田 芳實(まえだ よしざね)鹿児島大学長
 坪内 博仁(つぼうち ひろひと)鹿児島市立病院長
 馬場 昌範(ばば まさのり)鹿児島大学大学院医歯学総合研究科長
【式次第】
1.開式
2.鹿児島大学長挨拶
3.協定の概要説明
4.協定書の署名
5.鹿児島市立病院長挨拶
6.医歯学総合研究科長挨拶
7.記念撮影
8.閉式
9.質疑応答(報道機関)
【内 容】
 本協定の締結により、平成28年4月1日から鹿児島大学大学院医歯学総合研究科に連携講座「地域医療創生医学講座」が設置されます。連携講座「地域医療創生医学講座」の設置により、大学院生に鹿児島市立病院の高度な施設・設備や豊富な診療実績等を活用した教育・研究指導を受ける機会を確保し、将来の先端医学及び地域医療を担う人材を育成するとともに、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科と鹿児島市立病院における教育・研究活動のより一層の活性化と交流の促進を図ります。
【出席連絡】
 配付資料等の準備がございますので、ご出席いただける場合は、3月2日(水)17時までに出席の旨を下記お問い合わせ先までお知らせくださいますようお願いいたします。
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学医歯学総合研究科等総務課 中村 友貴
TEL:099-275-6013
 
 
2月12日
2015年度 かごしま消費者教育フェア
~つなげよう・広げよう 消費者市民教育の輪~
 報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。次の「2015年度 かごしま消費者教育フェア」について告知及び取材の程、よろしくお願い申し上げます。
 
 わたしたちは、生活にかかわる全てのものを買って、使って、捨てています。そのプロセスで、食品の安全性や悪質商法、環境問題などが起こってきました。これまでは、問題の防止と対処のための「消費者教育」が行われてきましたが、これからは、それに加えて、消費を通じて誰もが持続的に住みやすい社会を創っていくための「消費者市民教育」が必要です。その際に重要になるのが、地域で消費者教育を行っている多様な主体の連携・協働です。
 かごしま消費者教育フェアでは、「つなげよう・広げよう 消費者市民教育の輪」をメインテーマに掲げ、地域で連携し地域の消費者力を引き上げていくためには何が必要なのかを明らかにし、地域において消費者市民教育を推進していく足がかりとなることを目的としています。本フェアをきっかけに、会場の皆さまが、様々な方々とつながり、そして、皆さまの活動が今以上に広がっていけば大変嬉しく思います。
 
<日時>2016年2月20日(土)13:00-18:00
 
<場所>かごしま県民交流センター大ホール
 
<対象者>
地域で消費者被害の防止、地域づくりをする以下の方々
消費者行政関係者、教育関係者、高齢者・障害者関係者、警察関係者、弁護士、司法書士等の専門家  
消費生活相談員、NPO、企業、学生、地方自治体、一般市民
 
<参加費>無料
 
<内容>
≪シンポジウム会場≫
1.アイスブレーキング(13:15~13:25)
 “悪質業者お断りのうた”健康体操
 高齢者サロンのみなさん25人 with 鹿大生
2.基調講演(13:30~14:10)
 「社会をつなぐあなたの消費―消費者教育から消費者市民教育へ―」
 琉球大学教育学部教授 花城 梨枝子氏
3.パネルディスカッション(14:15~15:05)
 消費者教育を推進するための連携・協働とは
 ○コーディネーター 
  横浜国立大学教育人間科学部教授 西村 隆男氏
 ○パネリスト 
  琉球大学教育学部教授 花城 梨枝子氏
  消費者教育支援センター総括主任研究員 柿野 成美氏
  鹿児島大学教育学部准教授 石橋 愛架
  鹿児島大学教育学部准教授 久保田 治助
4.消費者教育に関する取組報告 (15:15~17:00)
 鹿児島市立武小学校  発表 
 鹿児島市立鴨池中学校 発表 
 鹿児島県立霧島高等学校 発表 
 鹿児島大学教育学部 消費生活講座の実演
5.取組内容PR(17:00~18:00)
 
≪展示・出展会場≫
下記の団体・機関が、出前講座など消費者教育の取り組み内容を説明してくれます。
 小学校、大学生、消費生活センター、警察、NPO、弁護士会、司法書士会、企業
 
 
<主催>鹿児島大学教育学部
本フェアは、文部科学省委託事業「平成27年度『連携・協働による消費者教育推進事業』における消費者教育推進のための実証的共同研究」の一環で行うものです。
 
<後援>鹿児島県/鹿児島県教育委員会/鹿児島県社会福祉協議会/鹿児島市教育委員会/日置市社会福祉協議会/姶良市社会福祉協議会/鹿児島県警察/日本消費者教育学会/消費者庁
 
<備考>大学教授の講演のほかにも、大学生と日置市の高齢者25人が連携して健康体操を発表したり、大学生による消費生活講座の実演、小学生15人による発表など、地域で頑張っている若い人たちがたくさん活躍する場となっています。
 
本件お問い合わせ先
〒890-0065 鹿児島市郡元1-20-6
鹿児島大学教育学系家政教育 石橋愛架
TEL(FAX):099-285-7909(研究室直通)
E-mail:aichin@edu.kagoshima-u.ac.jp(石橋)
 
 
2月10日
「鹿児島の金資源2015」講演会の開催について ~金ナノテクノロジー・ルネサンス~
報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 鹿児島大学4部局横断的事業「鹿児島の金資源2015」は、研究成果の紹介として次のとおりシンポジウムを開催しますので、取材方よろしくお願いします。
 
  • 日時: 平成28年2月12日(金)10時~17時
  • 会場:鹿児島大学郡元キャンパス 理学部1号館2階 大会議室
  • 参加登録不要、参加費無料
  • 講演
春田正毅(首都大学東京名誉教授)特別講演        10:30~11:30
濵本文徳(住友金属鉱山株式会社菱刈鉱山)        13:30~13:45
松本康弘(大口電子株式会社 貴金属リサイクル部)    13:45~14:00 
溝口大剛(大日本塗料株式会社 スペシャリティ事業部門) 14:00~14:20
肥後盛秀(鹿児島大学教授)、蔵脇淳一(鹿児島大学教授) 15:20~16:50
 
※本事業の背景等は次のURLをご参照ください
 
本件お問い合わせ先
■連絡先: 〒890-8580 鹿児島市郡元1-21-35
 鹿児島大学理工学研究科生命化学専攻 新留 康郎
Tel. 099-802-8102
 E-mail: yniidome@sci.kagoshima-u.ac.jp
 
 
2月9日
鹿児島大学「地(知)の拠点」整備事業(大学COC)
平成27年度地域志向教育研究経費 教育研究成果報告会in与論の開催について
報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 かごしまCOCセンターでは、COC事業連携自治体のひとつである与論町で地域課題を対象とした教育・研究成果の報告会を開催する運びとなりましたので、取材方お願いいたします。
 ※地域志向教育研究経費:学内教員の教育・研究・社会貢献活動を支援し、大学全体の地域志向型教育研究を活性化させるための経費
 
 
日時: 平成28年2月13日(土)16:30~19:00
場所: 与論町中央公民館
 
■開会
あいさつ 住吉文夫(鹿児島大学理事(研究担当))
久留満博(与論町副町長) 
 
■成果報告会
16:40  大脇哲洋(医歯学総合研究科)医療系学部の地域医療教育〜地域での実習〜
17:00  塩﨑一弘(水産学部)健康機能性による付加価値を目標とした与論島農水産物の
新規利用法の開発
17:20  宮本篤(共同獣医学部)ミネラル成分の高い飲料水が島嶼域で長寿と健康に貢献
している直接的証明
-----休憩-----
18:00  升屋正人(学術情報基盤センターー)TCPスループット向上システムの評価・検証に関するフィールドスタディ
18:20  木村郁夫(水産学部)与論島水産物の高付加価値流通のための教育研究
18:40  地頭薗隆(農学部)災害に強い地域づくりのための教育研究
 
■閉会
あいさつ 木村郁夫(かごしまCOCセンター長)
 
本件お問い合わせ先
国立大学法人鹿児島大学研究国際部社会連携課地域連携係(津曲)
TEL:099-285-8502
 
 
2月9日
ウナギの保全のための基礎研究を発表
~ウナギは干潟の多様な底生動物を食べている~
報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 本学理工学研究科 佐藤正典教授らの研究グループの成果が日本動物学会発行の英文誌「Zoological Science」に掲載されました。
(2月8日公開のオンライン版http://www.bioone.org/doi/abs/10.2108/zs150032)
 
(論文の意義と要点)
 ニホンウナギは、今も昔も日本人にとってたいへん貴重な食料である。その骨は縄文時代の貝塚から見つかっている。そのウナギがいまや絶滅危惧種に指定されるほど激減している。これはウナギ養殖業にとっても重大な問題である。
 「養殖ウナギ」は天然のウナギの子ども(シラスウナギ)を漁業者が採集し、それを池で育てたものなので、天然ウナギがいなくなれば、ウナギの養殖もできなくなる。したがって貴重なウナギの資源を維持するためには、不明な点が多い天然ウナギの生態を明らかにし、その自然界での生息場所をしっかり保全することがたいへん重要である。
 今回の研究において、私たちは、天然ウナギが比較的たくさん獲れる九州(鹿児島湾と有明海)の「地の利」を生かし、また、底生生物学に関するこれまでの基礎的研究の蓄積を生かして、きわめてシンプルな手法によって、「天然ウナギにとっての重要な食べ物は何か」という最も基礎的な課題に取り組んだ。
 本研究の結果から、干潟に高密度で生息している多様なカニ類やゴカイ類が天然ウナギにとっての重要な食べ物になっていることがわかった。その結果に基づいて、私たちは、以下の結論に至った。「汽水域の干潟の環境を保全することは、天然ウナギにとっての重要な食物である底生動物の種多様性を維持するためにきわめて重要である」。
 
(研究内容の詳細について)
 調査場所と研究方法:九州の2ヶ所の汽水域(鹿児島市内の河口と有明海奥部の佐賀県鹿島市周辺)で野生のニホンウナギを捕獲した。鹿児島では、著者の一人(大学院生の菅孔太朗君)が「釣り」によってウナギを捕獲し、有明海では、地元の協力者が「ウナギかき」などの伝統漁法を用いてウナギを捕獲した。
 鹿児島産7個体と有明海産14個体のウナギの消化管内容物を調べ、そこで見つかったカニ類やゴカイ類などの餌生物の断片の形態を詳しく観察し、これまでの分類学の知見をふまえて、それらの餌生物の種名を明らかにした。
 
 結果:鹿児島産のウナギの消化管からは合計4種の餌生物が見つかった。その大部分はケフサイソガニ属のカニとカワゴカイ属のゴカイだった(図参照)。一方、有明海産のウナギの消化管からは合計11種の餌生物が見つかった(甲殻類9種、ゴカイ類1種、巻貝類1種)。
 ウナギの胃内からは寄生性の線虫も見つかったので、その線虫の専門家である広島大学の長澤先生にも本研究に加わっていただいた。この線虫は、「人畜無害」であり、本研究で解析したウナギの肥満度には線虫の寄生による悪影響は認められなかった。
 この線虫は、カニ類の体内に幼虫がひそんでいて、ウナギがカニ類を食べることによって、生活史を回している。すなわち、ウナギとカニ類のような底生動物が共存する干潟の環境が長い歴史を通してこれまで安定して維持されてきたために、このような寄生性の線虫が進化できたと考えることができる。したがって、この寄生虫の存在は、ウナギとその餌となる底生動物が共にたくさんいた本来の干潟の豊かさの証しといえるかもしれない。
 

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鹿児島市内の河口干潟で捕獲されたウナギ1個体の胃内容物。
(1) ケフサイソガニ属のカニ、(2)カワゴカイ属のゴカイ、(3)カキ殻、(4)線虫。
 
【お問い合わせ先】
 
(論文全般について) 鹿児島大学学術研究院理工学域理学系 教授 佐藤正典
Tel: 099-285-8169,Fax: 099-259-4720,e-mail: sato@sci.kagoshima-u.ac.jp
 
(寄生虫について) 広島大学 大学院生物圏科学研究科 教授 長澤和也
Tel: 082-424-7989, e-mail: ornatus@hiroshima-u.ac.jp
 
 
 
2月5日
鹿児島ユナイテッドFC鹿児島大学病院来訪について
 報道機関 各位
鹿児島大学医学部・歯学部附属病院
 
 大寒の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、この度鹿児島大学病院では鹿児島県のプロサッカーチームである「鹿児島ユナイテッドFC」を当院にお招きし、救命処置に関する講習会受講、ならびに当院小児科患児への慰問を予定しております。
 つきましては、皆様に今回の鹿児島ユナイテッドFC来訪を広く県民に周知・広報頂きたく存じます。
 
<主旨>
鹿児島ユナイテッドFC鹿児島大学病院来訪に係る当日の取材依頼 鹿児島ユナイテッドFC 成人BLS・AED講習会受講ならびに鹿児島大学病院小児科患児慰問
<内容>
最近話題となっているサッカー選手の試合中の突然死に対応するため、鹿児島ユナイテッドFC選手・スタッフを対象とした、成人BLS・AED講習会(救命処置)を開催する。
また、当院の小児科患児と鹿児島ユナイテッドFC選手・スタッフが交流を行い、病気と闘っている患児を激励する
<日時>
平成28年2月22日(月)
13:30〜15:30 鹿児島ユナイテッドFC 成人BLS・AED講習会
15:30〜16:30 鹿児島ユナイテッドFC 小児科患児交流会
<場所>
成人BLS・AED講習会:鹿児島大学病院総合臨床研修センター セミナー室
小児科患児交流会:鹿児島大学病院 病院ラウンジ
(いずれも鹿児島大学病院 C棟8階)
<取材についての注意点やお願い,連絡事項等>
感染兆候(発熱、咳嗽等)のある方は取材をご遠慮ください。
小児患児のプライバシーにご配慮ください
 
 
(お問い合わせ先)
担当部署:鹿児島大学病院 総務課臨床研修係 担当者:原田
電話番号:099-275-6726  FAX:099-275-6846
E-Mail:rinshou@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
 
2月5日
2月6日~8日啓発イベント開催
地方創生×生涯学習「鹿児島大学で話すみんなの暮らし」〜産学官民による地域課題の協働的解決〜
 報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 鹿児島大学かごしまCOCセンター主催の研修会合「大学で話すみんなの暮らし」を2月6日(土)~2月8日(月)に鹿児島大学で開催します。
 
 全国より22名の事例報告者、コメンテーターが鹿児島大学に結集します。
 目的は、多様な世代、立場、分野の人が、地域課題を協働で解決するための知識と技能を磨くことです。6つの事例研究と3つのスキルアップ研修のほか、最終日は、中学生、高校生、大学生、一般参加者が成果を共有します。ワールドカフェやトークフォークダンスなど新しい対話の手法を持いて実施します。
 
 プログラム等詳細については、HPをご確認下さい。大学で話すみんなの暮らし
 
【日時】
2月6日 9:30~18:00
2月7日 9:30~18:00
2月8日 9:30~12:30
【会場】鹿児島大学 郡元キャンパス
第1会場:稲盛アカデミー棟
(霧島会場 青島会場)
第2会場:学生サークル会館4階(桜島会場)
 
 
(お問い合わせ先)
鹿児島大学かごしまCOCセンター社会貢献・生涯学習部門
専任教員 小栗 099-285-7293(転送機能付)oguri@life.kagoshima-u.ac.jp
専任教員 酒井 099-285-7292(転送機能付)sakai@life.kagoshima-u.ac.jp
 
 
1月25日
第1回 地域コトづくりセンターシンポジウム
「鹿児島の資材シラスの建設材料としての有効活用に関するシンポジウム」
報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 大学院理工学研究科 地域コトづくりセンター主催のシンポジウムを平成28年1月29日(金)に開催します。
 
第1回 地域コトづくりセンター公開シンポジウム
「鹿児島の資材シラスの建設材料としての有効活用に関するシンポジウム」
 
 少しでも多くの方が、本センターのことについて知る機会になればと考えておりますので、ご取材いただきますようお願い申し上げます。
 
 詳細は案内プログラムをご確認下さい。
 
 
(お問い合わせ先)
鹿児島大学大学院理工学研究科 地域コトづくりセンター管理室
特任教授(プロジェクトマネージャー)  大重 TEL:099-285-8271(内)8271
事務   階元 TEL:099-285-8487(内)8487
 
 

1月25日

鹿児島大学農学部地域連携ネットワークプロジェクト 平成27年度「成果報告会」の開催について
 
報道機関各位
 
 いつも本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 本学では、昨年8月、地域の行政や地場産業、関連団体等との連携を強化し、地域の農業、林業、畜産業を取り巻く課題の解決に資するため、農学部において、鹿児島県庁関係者、市町村関係団体、鹿児島県の農林水産及び食品加工に関わる団体とをもって「鹿児島大学農学部地域連携協議会」を設置いたしました。
 そして、只今、鹿児島全県下、7地域(鹿児島、南薩、北薩、姶良・伊佐、大隅、熊毛、大島)において、本学かごしまCOCセンターと連携しつつ、本学学長裁量経費で、「鹿児島大学農学部地域連携ネットワークプロジェクト」を展開しており、このたび、平成27年度の成果報告会を開催する運びとなりました。
 本プロジェクトの目的は、「地域の知の拠点として教育研究を推進するために、農学部が組織的に地域と関わるため、人的ネットワークを構築し、農林畜産業、食品加工業の様々な課題に取り組む基盤を作る」ものであり、報告会の内容は、「農学部の今日までの地域での活動をふり返り、さらに平成27年8月から農学部等の教員が地域に出かけて集めた地域課題と地域との新たな取り組みについて報告し、地域の関係者の皆さんと討議する」ものとなっております。〔本学農学部サイトにも搭載し、紹介しております〕
 つきましては、下記のとおり、平成27年度「成果報告会」(本事業第1回)を開催いたしますので、ご取材の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 
1.日 時: 平成28年1月29日(金) 15時~18時       
2.会 場: 鹿児島大学農・獣医共通棟101講義室
3.式次第
学長挨拶 鹿児島大学長  前田 芳實
 活動及び成果報告
  1. 全体報告         プロジェクト責任者 鹿児島大学農学部教授  枚田 邦宏
  2. 地域懇談会活動報告〔南薩地域〕    地域責任者 鹿児島大学農学部講師  加治屋 勝子
  3. 地域懇談会活動報告〔熊毛地域〕    地域責任者 鹿児島大学農学部教授  河野 澄夫
  4. 地域課題の活動事例  
(仮題)アーモンド栽培について      研究代表 鹿児島大学農学部教授 山本雅史
 
学部長挨拶 鹿児島大学農学部長  岩井 久
 
※鹿児島県農政部長、地域振興局の部課長等をはじめ、参加・聴講の予定です。
 
 
本件お問い合わせ先
鹿児島大学農学部総務課総務係
TEL:099-285-8515
E-mail:nksoumu@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
 

1月22日

九州大学法科大学院との教育研究連携協定調印式について

報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。次の日時に、九州大学法科大学院と鹿児島大学司法政策教育研究センターとの間における教育研究の連携に関する協定の調印式を開催いたします。
 この協定に基づき、法科大学院教育において積み重ねてきた九州大学法科大学院との協力関係を強化・継続し、鹿児島大学における法曹志願者支援を含む法学分野における教育研究の一層の充実を図ることを目的としています。
 
 取材、報道方、よろしくお願いいたします。
 
【開催日時】平成28年1月25日(月)16:00~16:20
 
【開催場所】鹿児島大学総合教育研究棟3階 セミナー室(1)
 
【出席予定者】
≪鹿児島大学≫
国立大学法人鹿児島大学 髙松英夫 理事(企画担当)
鹿児島大学司法政策教育研究センター 米田憲市 センター長、志田惣一 副センター長、 他
 
≪九州大学≫
九州大学法科大学院   田淵浩二 院長、 村上裕章 副院長
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学法文学部専門職大学院係(担当:内野)
TEL:099-285-7504
Mail:hdaigakuin@kuas.kagoshima-u.ac.jp
 
 

1月21日

平成27年度第10回出前授業「おでかけ実験隊」開催のお知らせ(第46回地域連携活動)

 報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 大学院理工学研究科 技術部は平成23年度から始めた地域連携活動の46回目として、出前授業「おでかけ実験隊」を次のとおり行います。
この活動は、昨今懸念されている若者の理科離れ解消の一助になればと始めたもので、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
つきましては、取材のほどよろしくお願い申し上げます。
 
【日時】平成28年1月29日(金)14:20~16:00
【場所】鹿児島市立 中郡小学校 体育館
【参加者】中郡小学校6年生(児童数58名)
【授業内容】
「科学実験」
液体窒素でおもしろ実験
人工イクラ
色を分けよう
「ものづくり」
光の万華鏡
今回は、鹿児島大学公式マスコットキャラクター「さっつん」も登場します。
※取材時は必ず事前に、小学校へご連絡ください。
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学 大学院理工学研究科技術部
電話:099-285-3263
FAX:099-285-3259
E-mail:odekakejikken@eng.kagoshima-u.ac.jp
 

1月19日

第1回鹿児島大学感染症制御のためのシンポジウム開催のお知らせ~鹿児島大学先進的感染制御研究センター設置に向けて~
 報道機関 各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。この度、以下のシンポジウムを開催することになりましたので、取材方お願いいたします。
 感染症が人類を脅かす最大の疾病であるのは、現在においても疑いのないところであります。鹿児島大学大学院医歯学総合研究科の附属施設である難治ウイルス病態制御研究センターでは、これまで治療の難しいヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-1)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、C型肝炎ウイルス(HCV)などの診断、治療法の開発に取り組んできました。また、動物からヒトに感染するインフルエンザウイルスなどについては、共同獣医学部の附属施設である越境性動物制御研究センターが研究を推進してきました。この度、学長の強いリーダーシップのもと、これらの研究をさらに推進するために、学内の感染症に関する研究組織を結集した新しいウイルス研究センターを設置する準備を進めています。つきましては、平成28年1月25日に新しいセンターの設置に向けたシンポジウムを開催致します。
 新しいセンターとなる「鹿児島大学先進的感染制御研究センター」は、鹿児島県内のウイルス関連疾患の診断治療に貢献するだけでなく、成人T細胞白血病(ATL)やHTLV-1関連脊髄症(HAM)の臨床検体など、HTLV-1研究でこれまでに蓄積した研究リソースを全国の研究機関が利用できるような拠点形成も同時に目指しています。
 シンポジウムでは新進気鋭の3名の若手研究者に、それぞれHTLV-1とインフルエンザウイルスに関する最新の研究成果を発表していただきます。また、特別講演では、狂犬病ウイルスとHTLV-1に関する世界的な研究者2名をお招きして、最近の研究動向など、興味深いお話をご講演頂きます。
皆様におかれましては、お忙しい時期ではありますが、新しい研究センターから、世界に向けて画期的なウイルス疾患の研究成果を発信できるよう邁進して参りたいと思いますので、是非ご出席頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科附属難治ウイルス病態制御研究センター
TEL: 099-275-5946 (池田)
e-mail: maikeda@m3.kufm.kagoshima-u.ac.jp
 

1月5日

第3回鹿児島大学稲盛アカデミー公開シンポジウム経営哲学の浸透 -JAL再生を題材として-

 報道機関各位
 
 本学の報道に関しては大変お世話になっております。次について、告知方お願いいたします。
 
【趣旨等】
一般向けのシンポジウムを平成27年2月に開催し、大変ご好評を頂いたことから稲盛経営哲学の理解を更に深めることを目的に同年9月に第2回目を開催した。第1回目は稲盛和夫氏とともにJAL再建に直接携わられた京セラ(株)大田嘉仁氏に、第2回目は(株)大和総研の引頭麻実氏に基調講演をお願いした。今回の第3回目はJAL再生の当事者としての立場から日本エアコミューター(株)安嶋新氏に基調講演をして頂き、稲盛経営哲学の力の大きさとその真髄について理解を深める。
 
【日時】平成28年2月14日(日) 13時30分~16時45分
【場所】鹿児島大学稲盛会館
【対象者】一般
【内容】
「いかに高い目標を達成するか JACにおける稲盛哲学の実践」と題して再建を行うに当り、当事者の立場から稲盛経営哲学の理解と実践について得られた具体的な体験内容について講演を頂く。
第1部 基調講演 安嶋新氏:日本エアコミューター(株)社長
第2部 パネルディスカッション
モデレーター 引頭麻実氏:(株)大和総研常務執行役員
パネラー(安嶋新氏:日本エアコミューター(株)社長、大田嘉仁氏:京セラ(株)取締役執行役員常務、若林直樹氏:京都大学経営管理大学院教授、吉田健一:鹿児島大学稲盛アカデミー准教授)
 
【注意事項】(参加料、締切日、ほか、応募するに当たっての注意事項)
定員は230名、応募は往復ハガキにより受付、定員になり次第締め切る
詳細は稲盛アカデミーのホームページ http://www.inamori.kagoshima-u.ac.jp を参照
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学 稲盛アカデミー
E-mail inamori@kuas.kagoshima-u.ac.jp
電話 099-285-3751
 

1月5日

特別講演「EU農協の動向と展望」のご案内

 
 報道機関各位
 
 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。次の特別講演について取材および告知方お願いいたします。
 
 特別講演「EU農協の動向と展望」 ゲストスピーカー:プロドロモス カライツ氏
 ※英語によるスピーチを逐次日本語通訳の予定
 
【日時】平成28年1月11日(月・祝日) 15:00~17:00
【場所】鹿児島大学郡元キャンパス 農・獣医共通棟1階101教室
【参加対象者】 農協および生協関係者、協同組合に関心をお持ちの一般の方
※予約不要、参加費無料
※公共交通機関をご利用ください
【趣旨】
 EUの農協は、日本の総合農協と違って、農産物の販売事業に大きく傾斜した専門農協です。近年は、大手小売企業との取引環境が厳しさを増している中で、独自の経営戦略や農協間ネットワークを持ち、たくましく成長し続けている農協が少なくないことが注目されます。
 また、EUの農業政策は、EU農協の全中組織に該当するCopa-Cogecaとの協力の下で、巨大資本とりわけ大手小売企業のバイイングパワーから農業および農業生産者を守るべく、農協の保護や農協への支援を強化する姿勢を強めています。
 この度は、EUのCopa-Cogecaの首席政策諮問役の特別講演を通して、EU農協の動向および農協関連政策について学べる機会を設けた次第です。現在進行中の日本の農協改革や農協の食料マーケットの変化への対応のあり方について考える貴重な時間としてご活用下さい。
 
(問い合わせ先)
鹿児島大学農学部・農業経営学研究室
准教授 李 哉泫
電話/FAX 099(285)8625
mail:lee@agri.kagoshima-u.ac.jp
 
参考資料 案内チラシ
 

 

鹿児島大学COC事業 教育研究成果報告会の開催について