2010/2/2 トピックス CAMPUS NEWS 広報室
木部法文学部長が「お別れ特別講義」~方言研究の魅力を語る~
   
 法文学部では、1月29日、今年の4月に独立行政法人国立国語研究所(東京)に赴任されることになっている木部暢子法文学部長によるお別れ特別講義~「方言研究の魅力」~が行われ、、学生、教職員のほか、一般市民ら約130名が聴講しました。

 木部学部長は、はじめに大学時代における万葉集研究を契機に方言を研究するに至った経緯を紹介した後、鹿大赴任以来、県内各地のフィールドワークと江戸時代の薩摩出身の青年「ゴンザ」がロシアで作ったとされる露日辞典に関する文献史料研究を通じて得られた鹿児島弁の研究成果を披露。平安時代のアクセントのパターンを残している鹿児島弁の特徴のほか、これまでの言語学に関する文献研究やフィールドワークの話を通して学問する意義について、時折ユーモアを交えながら熱く語りました。また、国立国語研究所で消滅危機言語の記録・保存を主に行う予定となっている木部学部長は、「鹿児島弁も消滅危機言語にならないよう、その魅力ある方言を継承していってほしい」と講義を締めくくりました。

 講義終了後には、学生から木部学部長に花束が贈られました。

<木部学部長のプロフィール>
 専門は日本語学、日本語音声学、日本語方言学。1988年に鹿大に赴任。以来20年間離島を含む鹿児島県内各地の方言を研究し、「西日本声の言語地図」の作成に尽力。2006年4月には女性として鹿大で初の学部長に就任。
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