2010/2/8 トピックス CAMPUS NEWS 広報室
文部科学省「大学教育・学生支援推進事業大学教育推進プログラム」シンポジウム「地域文化をどう伝えるか―境域性と多様性の鹿児島」を開催
   
 鹿児島大学では、2月6日、シンポジウム「地域文化をどう伝えるか―境域性と多様性の鹿児島」を稲盛会館で開催し、関係教職員、学生のほか一般市民約150人が参加しました。

 このシンポジウムは、平成21年度文部科学省「大学教育・学生支援推進事業大学教育推進事業」で採択された法文学部の「取材学習を取り入れた循環型初年次教育~人との関わりの中で『感じる力』『調べ、考える力』『書き、示す力』を育てる教育体制の創造~」の一環で開催されたものです。

 第1部では、鹿児島縁の作家 島尾敏雄の代表作『死の棘』を映画化した映画監督の小栗康平氏が「映像作品の可能性」と題して基調講演。小栗監督は、映像は個別具体的なもののみを映していることを指摘した上で「地域文化を発信する際には、自分の立ち位置を認識し、外部と取材対象をいかにつないでいくかを常に考えることが重要」と映像を通じて地域文化を伝える際の着眼点の重要性について述べました。

 続いて第2部のパネルディスカッションでは、西村明准教授(法文学部人文学科)をコーディネータに、藤内哲也准教授(同)のほか、地元学ネットワーク主宰の吉本哲郎氏、鹿児島テレビ・キャスターの山本慎一氏とフリーライターのジェフリー・アイリッシュ氏が登壇。地域活動とその発信に関わる方々をパネリストとして、取材することの意義と矛盾、文化を伝えるときに生じるメディアの問題性、地域文化の発信のあり方などについて活発に討議され、同事業を推進していくためのヒントを得る有意義な機会となりました。

(※写真 講演する小栗監督)
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