平成22年度 鹿児島大学FD報告書
15/40

13学生支援機構()主催学生支援シンポジウム報告学生支援シンポジウム報告「ピア・サポートのダイナミズムとインパクトピアサポトのダイナミズムとインパクト~学生が創造するキャンパス空間~」(平成22年12月13日実施)(平成実施)学生部学生生活課学生企画係伊佐敷美和伊佐敷美和11.基調報告(国立教育政策研究所川島啓二氏)・「学生中心の大学」へ・学生相談の機能を学生の人間形成を促すものとして捉え直し、大学教育の一環として位置づける大学生就業力育成支援事業(平成年度)・大学生の就業力育成支援事業(平成22年度)大学生活を通じて修得した様々な知識や技術が、自分の中で有機的に統合され大学を卒業した職業人として求められる最低限機的に統合され、大学を卒業した職業人として求められる最低限の資質能力が形成されているかを自ら確認する。・大学は、学生を構成員とする人材育成の場。大学こそが、「新しいが公共の場」として機能し、学生が、当事者として一定のルールと役割をもって参加するようどのような「仕掛け作り」が可能か。・学生の人間的成長や大学の社会的機能を促進する「学生支援」学生の人間的成長や大学の社会的機能を促進する「学生支援」⇒ピア・サポート22.学生支援取組状況の中間報告(東北大学串本剛氏)(東北大学串本剛氏)・全体の実施率29.4%全体取組件数件(機関による)・全体の取組件数619件(334機関による)1件実施が201機関、2~3件実施が94機関報酬が出る取組の割合466%(619件の内)・報酬が出る取組の割合46.6%(619件の内)・研修が行われる取組の割合75.6%(619件の内)・実施の結果①・実施の結果①能動的態度が学生に身についた、自律的学生が育った、就職に波及・実施の結果②実施の結果②正課に波及:開始年が古いほど肯定的、有給の場合に肯定的・課題や問題点課題や問題点ピア・サポートに参加する学生の輪があまり広がらない、体制が弱い。33.ピア・サポートの法則を探り出そう!(九州大学田中岳氏小貫有紀子氏)(九州大学田中岳氏、小貫有紀子氏)サービスモデルコミュニティモデル焦点物・情報(内容)の交換関係性の交換学生同士関係与る人と受る人がら役割が異なるが対等な学学生同士の関係与える人と受ける人が明らか役割が異なるが、対等な学び合う仲間求められる能力円滑なサービス提供のため自己認識力、内省的思考(目標)の技術、処理能力の向上力、コミュニケーション力成果の中心コンテンツの重視(満足度の向上)プロセスの重視(学生の成長、キャンパス活性化)向上)長、キャンス活性化)組織のあり方ピラミッド型、伝授型拡散型、自律分散型評価の視点効率性(比較的数値で表し(教育の)効果性(比較的数評価の視点効率性(比較的数値で表しやすい)(教育の)効果性(比較的数値で表し難い)教職員の役割指導者、監督コーディネーター(支援者、促進者)44.パネル・ディスカッション報告「ピア・サポートの定義とは」(愛媛大学秦敬治氏)伝統的ピアサポト現代的ピアサポト伝統的ピア・サポート現代的ピア・サポート履修指導例:部活の後輩指導例:学生履修指導マナーやスキ例:規律・礼儀・お酒の飲み例:ゴミの分別指導マナやスキル指導例:規律礼儀お酒の飲み方・スポーツの技術指導例分別指導各種相談対応例:友人の恋愛や人生相談例:学生メンター学習指導例ゼミの後輩指導例SA・ピア・サポートはキャンパスのあらゆる場面で行われていることの認識。学習指導例:ゼミの後輩指導例:SAあ場わ認識。・ピア・サポートを広義に捉えるよう心がけては。ピア・サポートを「特別な活動」という認識で捉えない。・無意識のピア・サポートが実は非常に有効。・有償でもピア・サポートなのだろうか?5学生支援機構(JASSO)主催学生支援シンポジウム報告学生支援シンポジウム報告「ピア・サポートのダイナミズムとインパクトピアサポトのダイナミズムとインパクト~学生が創造するキャンパス空間~」(平成22年12月13日実施)(平成実施)学生部学生生活課学生企画係伊佐敷美和伊佐敷美和12.学生支援取組状況の中間報告(東北大学串本剛氏)(東北大学串本剛氏)・全体の実施率29.4%全体取組件数件(機関による)・全体の取組件数619件(334機関による)1件実施が201機関、2~3件実施が94機関報酬が出る取組の割合466%(619件の内)・報酬が出る取組の割合46.6%(619件の内)・研修が行われる取組の割合75.6%(619件の内)・実施の結果①・実施の結果①能動的態度が学生に身についた、自律的学生が育った、就職に波及・実施の結果②実施の結果②正課に波及:開始年が古いほど肯定的、有給の場合に肯定的・課題や問題点課題や問題点ピア・サポートに参加する学生の輪があまり広がらない、体制が弱い。34.パネル・ディスカッション報告「ピア・サポートの定義とは」(愛媛大学秦敬治氏)伝統的ピアサポト現代的ピアサポト伝統的ピア・サポート現代的ピア・サポート履修指導例:部活の後輩指導例:学生履修指導マナーやスキ例:規律・礼儀・お酒の飲み例:ゴミの分別指導マナやスキル指導例:規律礼儀お酒の飲み方・スポーツの技術指導例分別指導各種相談対応例:友人の恋愛や人生相談例:学生メンター学習指導例ゼミの後輩指導例SA・ピア・サポートはキャンパスのあらゆる場面で行われていることの認識。学習指導例:ゼミの後輩指導例:SAあ場わ認識。・ピア・サポートを広義に捉えるよう心がけては。ピア・サポートを「特別な活動」という認識で捉えない。・無意識のピア・サポートが実は非常に有効。・有償でもピア・サポートなのだろうか?54.パネル・ディスカッション報告大学における「ピア・サポート」再考(お茶の水女子大学望月由起氏)・ピアサポート・プログラムは学生同士の支援制度・ピアサポート・プログラムは学生同士の支援制度。「先生や事務の方に聞きに行くほどの問題ではないが、先輩や友達だったら気楽に質問できる」ということで、重要な学生支援制度の一つとなっている。・ピア・サポート活動は「学生による学生のためのサポート」だが、それを教員が支える二重の支援制度でもあるれを教員が支える二重の支援制度でもある。・「ピア・サポート」だけが、ピア・サポートなのか?→個々の大学の学生支援全般に目を向けピア・サポートの視点→個々の大学の学生支援全般に目を向け、ピアサポトの視点から捉え直してみてはどうか?・「ピア・サポート」は万能薬なのか?→個々の「ピア・サポート」の(主)目的を整理・具体化し、指針や評価にも反映させてみてはどうか?(大学としてのピア・サポート政策ではなくて)ではなくて)6事例報告(資料1)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です