平成22年度 鹿児島大学FD報告書
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(2)オープンクラスに関するアンケート調査の結果 一般市民参加者数は、35人でアンケート提出者は29人であった。授業聴講アンケートを提出した授業担当教員は28人であった。 参加者を対象としたアンケートより、本行事を知った契機については、新聞4人、書店ポスター1人、公共施設2人、HP2人、DM19人、情報誌0人で、その他に知人の紹介が2人とインフォメーションセンター 1人であった。これからも参加したいかという質問に対して15人が「積極的に参加したい」、12人が「時間があれば参加したい」と答えていた。参加の理由として、「次回の公開授業の参考にする」、「公開授業に無い科目があった」、「公開授業に関連する科目があった」、 「公開授業の合間を利用している」、「科目自体に対する興味があった」、「鹿大、学内施設、講義への興味があった」、「時間の有効利用するため」、「知人に紹介された」、「大学で学ぶことを社会に役立てる」、「また勉強したい」、「意見交換したい」、「今後の人生に生かせそうな授業を聴いてみたい」、「生き甲斐を求めたい」、「鹿大の企画にはいつでも参加したいと思っている」等が挙げられていた。自由記述では、「よかった 。楽しかった。貴重な体験ができた。また参加したい」、「学生ボランティアの方々がさわやかな対応をしてくれた」、「もっと広く一般公開してほしい」、「オープンクラスに参加することによって次回公開講座を選択する参考になる」、「鹿大の施設や伝統を大切に保管してほしい」、「色々な施設をできる限りオープンクラスで公開してほしい」、「オープンクラスに参加の多かった科目は公開講座にしてほしい。学食は席を増やしたほうがよい」、「学生ともっと意見交換できる時間がほしい」、「慣れるまで場所が分からず、掲示板も分かりにくい」、「緑が多く活気があるが、運動場の電車通り沿いに放置されている車等は気持ちのいいものではない」等の意見が記されていた。参加の理由は大学に対する興味や個人的な大学での生涯学習につながる企画として捉えている参加者がほとんどではあったが、自由記述において、大学の施設や環境整備に触れた内容も書かれていた。また、最終日の交流会においても参加者から参観した授業に対する意見も出され、学内のアンケートでは得られ難い市民の視点からの意見を聞く機会となった。また、今年度は昨年要望されていた学生と触れ合う機会を設けたところ、参加者から好評を得た。授業聴講については、58科目に対して聴講希望があり、44科目に対してアンケートが提出された。 授業担当者に対してもアンケートの提出を依頼し、3項目の質問について記述による回答を求めたところ、28科目の授業担当者からアンケートが提出され、以下のような意見が出された。① 工夫したほうがいい点●より丁寧で分かりやすい講義を行う ●大学としての社会経験との結びつき ●双方向授業●テキストの補助になるような資料等を利用 ●適度な緊張感を保つ ●会話の楽しさを重要視●学生に対しても極力丁寧な言葉を使う ●毎回講義内容の目的を説明、紹介する●一般聴講者にも理解しやすく、納得できるよう授業を組み立てる意職を持つ1限2限昼休3限4限5限授業1授業2授業3授業1授業2授業3授業4授業1授業2授業3授業4授業5授業4授業5中央図書館見学北辰蔵見学授業1授業2授業3授業1授業2授業3授業4授業5授業4総合研究博物館見学学生・教員との交流会キャンパス史跡めぐり授業510/25(月)10/26(火)10/27(水)10/28(木)10/29(金)表2. オープンクラスの時間割鹿児島大学FD報告書26

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