平成23年度 鹿児島大学 FD報告書
28/45

26鹿児島大学FD報告書 図6に「鹿児島大学に対して」の回答結果を示す。図書館や情報端末室をはじめとして、施設設備に対する満足度は比較的高い。また、クラブ・サークル活動についても活発だと考えられている。しかし、相談体制の整備に対する満足度は低く、また、鹿児島大学が新しいことに常にチャレンジしていると考えている割合も非常に低いことが分かる。鹿児島大学はすごい(素晴らしい)大学であると実感してもらうことは学習動機として重要である。学生の評価が低い項目は、実際に改善していかなければならないことであるが、実態がそうであるというよりも学生にうまく広報されていない可能性も高いので、在学生向けに大学のイメ-ジを高める効果的な広報活動も必要と考えられる。~学生さんへのメッセージ~はじめに 2011年1~2月にわたり、当時2年生だったみなさんが回答した結果がまとまりましたので、ここにお知らせします。この結果を、現在の大学生生活を振り返り、これから卒業までの大学生活の一層の充実を目指して活かして欲しいと思います。4. まとめ 学習実態・学習成果に関する調査(2010)について概略の報告を行った。詳細に関しては報告書を参考にしたうえで、教育センタ-および各学部で教育改善に役立てていただくように願っている。また、本調査は、学生の学習状況を知るうえで有効であることが分かったので、2011年度も2010年度の内容をほぼ踏襲する形で継続することになった。 なお、本調査は大学側だけでなく、学生側にも有益な内容を含んでいるために、アンケ-トに参加した学生に対して、調査結果だけでなく、以下のような「メッセ-ジ」もつけて広報したことを記しておく。メッセ-ジの内容は、鹿児島大学の全学生に対しても有益な内容であるだけでなく、これから鹿児島大学に入学する学生に対しても非常に有益なものと考えられるので、今後、入学時の履修指導だけでなく、各学期末での履修指導にも積極的に利用していただければ幸いである。強くそう思う少しそう思うあまりそう思わない全くそう思わない問10:鹿児島大学に対して教室の設備が整っていて勉強がしやすい(N=1524)図書館や情報端末室が充実していて使いやすい(N=1526)困ったことがあるとき相談できる体制が整っている(N=1527)教員や職員は親切に対応してくれる(N=1525)鹿児島大学ではクラブ・サークル活動が活発である(N=1526)鹿児島大学は常に新しいことに挑戦している(N=1524)鹿児島大学は開放的で活気がある(N=1524)鹿児島大学は地域の発展に貢献している(N=1526)鹿児島大学は国際性が豊かである(N=1524)図6:「鹿児島大学に関して」の回答結果020406080100(%)21.953.521.53.12.63.05.15.06.29.65.88.814.041.920.915.651.226.733.630.245.839.853.949.532.551.448.647.437.69.519.431.96.716.812.816.2

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です