平成23年度 鹿児島大学 FD報告書
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37表4 期末授業アンケート調査の回答数教養回答科目数延べ回答者数回答科目数延べ回答者数前 期後 期情報外国語講義科目実験・実習科目体育・健康(理論)体育・健康(実習)日本語・日本事情基礎教育基礎教育(実験)講義科目計実験・実習科目計計教養(実験)⑵アンケート結果の全体的な傾向  平成23年度に開講された共通教育科目のうち、表4に示すように前期407、後期299の授業で受講生の評価値が得られた。各授業の受講生の評価値を平均して、その授業の評価値とした。 前期で平均した結果を平成22年度の結果とともに示す。図1-1は、学期末授業評価アンケート(講義用)の設問項目の評価について、クラスの平均値を表している。図に示した数字は回答者の延べ人数を表す。 特に、講義形式の授業に対してのアンケートでは、設問番号が200番代の授業評価に関する設問では、全ての平均評価値で前年度と比べ伸びがみられた。 Q208のアンケート内容の反映についても半数はどちらかといえばそう思うと評価していると思われるが、授業改善状況が受講生に認識できるよう、具体的な改善を行うか、または、現在の状況やその理由について学生に対して今以上に説明をしていく必要があると考える。受講生の自己評価に関しては、Q102シラバスを読んだかという設問に対して、平均評価値が約2.76で、大体または少し読んだという場合が多い傾向が見られた。Q104の1コマあたりの予習復習の時間については、平均評価値が約2.25で多くの学生は60分程度と考えられ、質の伴った学修を行うにはかなり少ないといえる。この問題の改善には受講生の学生生活のあり方や授業担当者の導き方、大学のカリキュラム構成等、様々な視点からのアプローチが必要であると考える。実験・実習科目については、図1-2に示す。特に、講義とは対照に、Q102を除くすべての項目で前年度と比べ平均評価値が減少しているので、今後の傾向に注意する必要がある。 Q104グループ実験・実習は自ら進んで行なったかという設問については、どちらかといえばそう思わないという評価がなされており、受講生に意欲を持たせる工夫をする必要性を感じる。この傾向は前後期ともに、また、昨年とも同様の傾向があり、改善活動の顕著な効果は認められなかった。評価値の低い項目については改善に向けて留意する必要があると思われる。 後期については、特に講義、実験・実習共に授業に関連した内容について自主的に勉強しますか(それぞれQ10およびQ9)で、その他の評価項目と比較して落ち込みが見られるので、自学自習の指導が必要と思われる。 99 21 167 7 5 59 358 - 35 14 49 4075,735 756 4,870 648 61 2,596 14,666 - 1,220 861 2,081 16,747 80 8 132 5 7 31 263 - 25 11 36 2994,416 248 3,750 382 61 1,234 10,091 - 871 409 1,280 11,371

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