平成24年度 FD報告書
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12鹿児島大学FD報告書という回答があった。 その他にも、フロアから「時間外(講義外)学修を示すevidenceはどうするのか、シラバスに明記するなどの要求がなされるべきものなのか」「今回のフォーラムの企画について、コンソーシアム鹿児島に加入している大学におけるFD活動の位置、すなわちどれくらいのレベルにあるのか、今後どのようにすれば進展するかという議論が必要ではないか」といった意見・提案がなされ、パネルディスカッションを終了した。 総合的に見て、やはり今回のフォーラムのメインテーマであった「FDの目的再考-実質的なFDとは何か-」というところに参加者の興味、というより疑問点が集約されている印象であった。これは、閉会挨拶を行った西先生の「FDの解釈は未だ玉虫色」という言葉にも表れているように、現時点で簡単に結論づけられる問題ではないが、文字どおり「そもそもFDとは?」という大前提を「再考」するきっかけとなったことに意義があったように思われる。(文責 理学部 山本 啓司、 共同獣医 松尾 智英)

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