平成24年度 FD報告書
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14グループ別テーマ (A)新たな科目を作ろう 魅力的なテーマや教育方法により【学び方を学ぶ】共通教育科目を新たに提案します。課題発見、問題解決型学習、体験などを取り入れ、学生の学習意欲を高めて自主的に学習するスキルと態度を養成する科目を構築します。(B)いつもの講義を変えよう 指導内容が指定されている大講義室での授業が、情報伝達の受動的学習から能動的学習へと変わり、学生の学習内容の十分な理解・発見が知的好奇心を高めて授業時間外の自主的な学習に発展する指導方法や授業の工夫を検討します。(C)学生の参加した教育改善の仕組みを作ろう 学生の教育に対する「声」を把握し、学生と教員の活動により自主的な学習を促す教育へと改善し、自主的な学習を評価、支援する方法を提案します。(D)自主学習のための教育環境を生み出そう 学生が積極的に自習に取り組み、知識や技能を修得するために必要な教育資源(教材、参考図書、資料、教員、学外指導者等)を活用できる環境整備を提案します。2. 結果概要⑴事例紹介の内容①共通教育「セミナー・学問のススメ」●学びに必要なスキルの獲得を目標に、学生が6~8人のグループに別れ、話し合いを重ねながら課題設定、調査研究、プレゼンを行っていること●授業を通じて身につけた能力が大学での学習のみならずボランティア活動等にも役立っていること など②学生の参加するFD活動●学生実行委員会が中心となり、毎年度、学部教育の改善に関するテーマについてシンポジウムや教員・学生によるグループディスカッションを開催していること●他大学の先進事例等も参考に今後更に活動の充実を図っていきたいこと など⑵グループ討議の主な内容 参加者は7グループに分かれ、4つの中から事前に割り当てられた1つのテーマについて討議を行った。 (A)新たな科目を作ろう現状の問題点、意見など●15週、毎週教室で学ぶことを前提としなくてもいいのでは?●ボランティア活動など教室外での学びを単位化する●学年を越えて交流できるといい 上級生から学べる。上級生も下級生から学べることがある●有名人、学長の話を聞く●時事問題(社会)を学ぶ●先輩や教員から、自分がしたいことの実現方法を学ぶ「企画論(仮)」●単位認定への学生への関与の在り方鹿児島大学FD報告書

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