平成24年度 FD報告書
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4. おわりに 事後アンケートをみると、ワークショップは有意義だと受け止めた参加者の割合は総じて高くなっている。特に教員では73%が「非常にそう思う」と回答しており、教員にとっては貴重な機会になったといえよう。 今後、自主的な学習の重要性をより多くの学生等に理解してもらうため、ワークショップに、更に多くの参加者を得ることについて検討が必要であろう。また、大学側に建設的な提案をしていくために、議論のテーマを絞り、より具体的な提言を行うことをワークショップの目的とすることも考えられる。 また、学生の自主的な学習を促すためには各部局におけるFD活動が大きな鍵となることから、必要な取組みを各部局へいかに波及させるかも重要である。 今回のようなワークショップ等の機会を積み重ねることにより、教職員と学生が、さらには教職員同士、学生同士が対等な立場で率直に意見を交換し相互理解を深める中で、「学生の自主的な学習を生み出す大学」が創造されることを願ってやまない。(文責 法文学部 柿内 一樹)※今後、FD委員会で取り上げてほしいテーマがありましたら、お書き下さい。21●日本一休みが多い大学といわれる、鹿大の休みの多さについて。(東大を抜いて)●大学での教育に興味を持ち始めるにはどうすればいいのか。●文系学生の自習、討論の場。理系と異なり、研究室をもたない学科もあるため。●広報の広がり具合、図書館のしくみ、講義室の使用の許可など知らないことが多かった。●全学統一のFDシステム構築。全学GPAの全学統一基準(絶対GPA)●事前アンケートを取ってはどうだろうか?●またまたピア・サポートとか?学生職員職員●もう少し、討議の時間の割合を増やしても良いのではと思った。●多くの学生が自由参加できるシステムの構築。●教員にも学生にも時間的余裕を持たせる工夫が必要。技術的な提案で可能な事は、少しずつでも取り入れていってほしい。WSの意味を示してほしい。●これからも積極的に取り組んでもらいたい。●きびしいことを言いますと、すでに言われていることがほとんどで、目新しい意見はなかったという印象です。グループでの意見交換は、とてもたのしいものでした。●進め方が思ったよりよかったので、充実した時間が持てた。●今後もワークショップを続けてほしい。●出された意見、発想等々、実現できるものは1つでも多く実現していっていただければと思います。●職員の立場だと少し難しいテーマだった。●参加した学生が非常に積極的なのに感心しました。

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