平成24年度 FD報告書
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37 前期については、平成23年度後期から授業改善に資するアンケートに改定したため、平成23年度と比較することはできないが、平均した結果を図1-1及び図1-2に示す。図1-1は、学期末授業評価アンケート(講義用)の設問項目の評価について、クラスの平均値を表している。図に示した数字は回答者の延べ人数を表す。特に「講義、実験・実習共に授業に関連した内容について自主的に学習しましたか」(それぞれQ10およびQ9)で、その他の評価項目と比較して落ち込みが見られるので、自学自習の指導が必要と思われる。 後期については、講義形式の授業に対してのアンケートでは、全ての平均評価値で前年度と比べ伸びがみられた。ただし、前期同様、Q10の授業に関連した内容について自主的に学習したかについては、その他の項目と比較して落ち込みが見られた。 自主的な学習の促進は大きな課題であり、落ち込みが見られる背景についても十分検討する必要がある。共通教育科目に関しては次年度のシラバスから予復習の方法や時間についても記載することになった。こうした流れも踏まえ、いかに学生の授業時間外の学習を促すかの検討も進める必要がある。図1-1 前期末授業改善に資するアンケートの設問項目別評価の平均値(講義)図1-2 前期末授業改善に資するアンケートの設問項目別評価の平均値(実験・実習)4.003.503.002.502.001.501.000.500.00Q2Q3Q4Q5Q6Q7Q824年度(n=15,412)(設問番号)(平均評価値)Q9Q10Q11Q1224年度(n=1,939)4.003.503.002.502.001.501.000.500.00Q2Q3Q4Q5Q6Q7Q8(設問番号)(平均評価値)Q9Q10Q11Q12

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