平成24年度 FD報告書
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38鹿児島大学FD報告書⑶平成24年度前期「授業改善に資するアンケート」結果の解釈と提言  ここでは、平成24年度前期に実施した「授業改善に資するアンケート」の集計結果をもとに、そこから読み取れる傾向と授業改善に役立ちそうな事項を整理した。授業アンケートの変更点と評点の解釈●アンケートの設問内容は前年度までとは異なるため、従来のアンケート結果との直接的な比較はできない。新アンケートの各設問の評点の経年的な比較は、来年度以降の数値の推移を見て行っていく必要がある。なお、同様の設問(学習目標の達成度、授業の満足度など)もあるので、前年度までのアンケート結果との関係を比べることは可能である。●評価方法は4段階評価で従来と変わらないが、選択肢は従来の「4そう思う、3どちらかといえばそう思う、2あまりそう思わない、1そう思わない」から、変更後は「4強くそう思う、3そう思う、2あまりそう思わない、1そう思わない」に変わっており、評点自体のもつ意味は従来のものとは異なる。図2-1 後期末授業改善に資するアンケートの設問項目別評価の平均値(講義)4.003.503.002.502.001.501.000.500.00Q2Q3Q4Q5Q6Q7Q824年度(n=10,126)(設問番号)(平均評価値)Q9Q10Q11Q1223年度(n=10,091)図2-2 後期末授業改善に資するアンケートの設問項目別評価の平均値(実験・実習)4.003.503.002.502.001.501.000.500.00Q2Q3Q4Q5Q6Q7Q824年度(n=1,289)(設問番号)(平均評価値)Q9Q10Q11Q1223年度(n=1,280)

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