平成24年度 FD報告書
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42鹿児島大学FD報告書授業改善全般に関する事項●授業参観も、参観者に授業全体の組立を理解してもらえるようにしてもらえないか。●授業改善に努力している教員を表彰するような制度があったらよいと思う。授業改善は個人の努力まかせではなかなか前進しないと思う。●学生によるアンケートだけでなく、客観的な観点からその授業の評価するシステムは作れないものかと思う。本授業は莫大な労力を投入しているにも関わらず、学生からの評価はいつも低い。●「授業改善に資するアンケート」結果以外にもFDに関する具体的な資料を提供してほしい。高等教育研究開発部というFDの専属組織から、世界や日本の高等教育の動向ならびにIT技術の発達を背景に進展してきたFDの成果について、できる限り還元してもらえれば大変有り難い。●授業改善方法についての事例の提供や担当者同士の経験交流の場がほしい。●「板書を丁寧に」という要望が学生よりだされるが大学の講義における板書のあり方について議論をする場がほしい。●専門科目の講義に比べて基礎教育科目の講義の物理的・心理的負担が大きく、ストレスを感じる。→担当教員のサポートが必要。学部と共通教育の講義を同じ日程にできないか。●学生の基礎学力のばらつきが大きく、またかなり学力の低い学生が含まれている。にもかかわらず、この授業は必修であるので、教える側からすると大変苦労が多い。●当該学部以外の教員の方に公開授業に参加してもらえ、大変貴重な意見をいただけた。特に共通教育科目では、学部間を越えた取り組みが重要であると思った。●ホワイトボードより黒板の方がよい。インク切れ、色によって消しにくい場合がある。クラス編成に関する事項●本当は習熟度別にクラス編成ができればよいのだろうが、教室のキャパシティの問題や履修システム上の都合で、なかなかそこまで対応できていないのが現状である。●普通高校出身の学生と農業・水産・工業高校出身の学生のレベルの違いの大きさは大変なものである。こういう学生を一緒に授業するのは無理があるのではないか。●理想だが、20名程度の達成度に応じたクラス編成ができれば、学習効果がより期待できると思う。●高校の物理の履修と未履修の学生が混在しているので、クラスを分けるべきである。●事前にテストを実施して学力別のクラス編成を行い授業することが望ましい。●基礎学力がかなり低い学生に対しては、授業時間数が少なすぎるので、既に一部で実施されている週2時間の特別クラスを設けることが必要であると思う。●必修科目(基礎教育科目)で1クラス100余名は多過ぎる。●共通教育の性質上学生の数が多いのは仕方ない面もあるかもしれないが、250名を超えているのは少し多すぎるように感じられる。

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