平成25年度 鹿児島大学 FD報告書
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11できない学生を考慮した評価について、どのように対処していくべきかについて質問があった。これについて、西村氏からは、試験問題の出し方等でのユニバーサルな視点からの工夫が、例として示された。また、障害については周囲の理解を含めた体制の整備が必要である事も話題として挙がった。 最後に、西村氏による議論の総括及び今後の展望が示された。教員の個性と専門性を尊重しつつ、教員の工夫を盛り込むように個々のケースを大切にしながら支援をしていくことの重要性が示された。また、学生それぞれの学び方の違いや、表現の違いについて学生自身が理解することで、自分の在り方に自信を持たせるような形での学び方の重要性が指摘された。また発達障害学生へのキャリア教育の必要性についても示された。(文責:教育センター 渋井 進)

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