平成25年度 鹿児島大学 FD報告書
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14鹿児島大学FD報告書3.結果概要(1)事例紹介の内容1)共通教育「グローバル社会を生きる」 国際社会の抱える問題に対して受講生が自分なりの意見を持つことと、異なる立場の人との議論をとおして問題の複雑な諸相に気付くことを目標に、受講生がワークショップによる議論を重ねながら調査研究、プレゼンテーションを行っている。等2)共通教育「有機化学基礎」 対象である歯学部1年生が専門教育を学ぶために必要となる基礎力を自主的に学んで修得するために、受講生の要望を取り入れた講義を行っていること、講義の内容や分量等を毎年見直している。等(2)グループ討議の主な内容 参加者は7グループに分かれ、3つの中から事前に割り当てられた1つのテーマについて討議を行った。①学習すべき内容(指導すべき内容)をいかに指導(学習)するか?  ①-1グループ現状の問題点、改善項目●学生が主体的に学習するためにはどのような授業をすれば良いのか?提 案●学生が自身の将来で必要であると感じれば学習意欲が上がる。●それを感じさせるために「何で必要なのか?」という内容のイントロダクションの授業を行う。●カリキュラムマップを利用して、将来へのビジョンをもたせる。●専門の先生と1年生のときから話ができやすいようにする。●先生に質問しやすい環境をつくる。●インターンシップ(現場)に行かせる。  ①-2グループ現状の問題点、改善項目●教材の悩み●シラバスの方針●受ける科目がかたよる。●システムが分からないままの履修登録●シラバスでしか内容を見られない。(決める材料)●学年が上がらないと、何が必要か分からない。●単位を取らなければ、進級できない。

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