鹿児島大学FD報告書(平成26年度)
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33 3. 授業改善メモ 「期末授業改善に資するアンケート」の集計結果は、共通教育担当教員に送付され、各担当教員はそれに基づいて「授業改善メモ」を記載し、高等教育研究開発部会に提出される。高等教育研究開発部会では「授業改善メモ」を集約・分析し、webサイトで公表するとともに、多くの授業担当教員に役立つと判断された重要な「従業改善メモ」の内容は、教育センター共通教育企画実施部を通じて、各科目委員会に提出された。26年度にWeb掲載された「授業改善メモ」のまとめは、平成25年度後期末と平成26年度前期末に行われた授業アンケート結果に基づくメモを集約・分析したものであり、以下に掲載する。(1)平成25年度後期末 「授業改善メモ」のまとめⅠ 【授業改善に向けての試みや工夫】(文責:歯学部 菊地 聖史) 授業改善メモに記載されていた様々な試みや工夫の中から、一般的に役立つと思われる記述を高等教育研究開発部会の委員が分担して抽出し、さらに、文責者の判断で次の5項目に分類した。なお、整理の都合上、表現を簡素化したり、類似の記述はまとめたりするなどの編集を行っている。また、分類が必ずしも適切ではないかもしれないが、ご容赦いただきたい。(1)学生に授業への興味を持たせ、参加を促すための試みや工夫(2)学生からフィードバックを得て、それを活用するための試みや工夫(3)資料等に関する試みや工夫(4)Moodleに関する試みや工夫(5)その他、教育効果を高めるための試みや工夫など(1)学生に授業への興味を持たせ、参加を促すための試みや工夫●学生が興味を持つようなテーマを設定する。●学生に役立つようなテーマを設定する。●一定のテーマを決めずにテーマから学生に考えさせる。●学部に合った内容を取り扱う。●授業が単調にならないようにする。●パワーポイントやビデオなどの視聴覚教材を使用する。●最新の話題や具体的事例などを取り入れる。●教材に関連した幅広い話題を提供する。●座学だけでなく、体験実習を行う。●専門家などから現場の声を直に聞く機会を設ける。●学生が自らの意見や疑問点などを発言できる機会を設ける。●授業中に発表や意見交換の機会を設ける。●ペアワークやグループワークなど、共同作業を行わせる。●ロールプレイを取り入れる。●教員が話す時間を減らし、学生が話す時間を増やす。●学生に相互評価させる。

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