鹿児島大学FD報告書令和3年度
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● 事例を用いたグループワークを積極的に取り入れてくれて、実習などでとても活かされた● 3人ほどでのグループセッションを毎回取り入れていて、積極的に取り組まざるを得ない授業内容にしてあり、● 毎時間グループワークがあって楽しみながら学ぶことができた。● グループワークがたくさんあり、遠隔授業でありながら様々な人との交流ができたから。● グループワークが充実していた● 遠隔ではあったが、グループ活動が多く、積極的に取り組めた。● グループワークを積極的に用いてくださった点。また、ビデオを付けることを強制しなかったため、とてもやり● グループワークが活発になされ人の意見を聞くことができ、学びが深まり、有意義だった。● 知識の伝達だけでなく、ケーススタディや事前学習などを通し、考えさせるような授業だったので良かったと感14清水佐智子先生「遠隔授業でのグループワークのデザイン」鹿児島大学FD報告書 まず、清水先生の授業に対して遠隔授業アンケートで学生から挙げられた点は以下のとおりである。活発で充実した授業内容であったと感じた。やすかった。じた。加えて、単純に興味のある分野だった。 このように学生からは「グループワーク」に関する項目が非常に多く挙げられた。これを踏まえて、清水先生からは「遠隔授業でのグループワークのデザイン」をテーマに情報提供が行われた(図1)。 話題提供では、遠隔授業の特徴を踏まえ、カメラ映像が綺麗に映るようにする、学生が困ったときにいつでも連絡できる窓口を用意するなどの配慮が紹介された。 また遠隔・対面に関わらず重要な授業デザインとして「学生が少しジャンプすれば届くテーマ設定」が紹介された。教員はその分野の専門家であるため、扱うコンテンツやその学術的位置づけがはっきりと構造化されている。しかしながら学生は、これから学びを深める立場であるため、それらがはっきりと見えていたり、認識したりして図1:清水先生の講演スライド(2021年度前期・遠隔授業アンケートより)

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