鹿児島大学FD報告書令和3年度
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● 遠隔だったがグループワークが多かった点● zoomを用いてグループ活動できた点。● 他の講義に比べ、声が聞き取りやすかった。● グループに分かれて話し合う時間があった。● 教科書の内容だけではなく、他の教材を使って学習することで、理解を深めることができた。● 毎時間先生が授業を盛り上げてくれたので、元気をもらえて楽しく授業を受けられた。● 一人に発表させるのではなく、みんなで声を出して英語の発音練習や要約の練習をするよう促していたので緊● 授業の進め方や流れに大きな変更がなく、決まっていたのでやりやすかった。● 解説がわかりやすかった。● 授業が楽しかった。● 遠隔授業でありながらも、対面同様に話し合いをしたり、動画を見たりすることができる点。● 遠隔授業でも、生徒同士でコミュニケーションをとる機会を多く作ってくださった点。15いるわけではない。こういった学生の特徴を踏まえ、学生が混乱することなく、課題設定や情報提供をすることの重要性が解説された。 他にも、グループワーク後の学生の発表内容にはポジティブフィードバックを返すなどの、学生の興味関心を高めることができるようなデザインが紹介された。ポジティブフィードバックについては、参加の先生の多くが共感しており「具体的にどのような声掛けを行っているのか?」といった質問が上がるなど活発な議論がなされた。 日髙先生の授業に対して遠隔授業アンケートで学生から挙げられた点は以下のとおりである。張せず気楽に練習できた。 学生からの「楽しかった」「緊張せずに」といったキーワードに代表されるように、学生のモチベーションの向上や雰囲気作りに関する項目が挙げられた。これを踏まえて、日髙先生からは「学生のモチベーションを考えた英語授業の実践」をテーマに情報提供が行われた(図2)日髙佑郁先生「学生のモチベーションを考えた英語授業の実践」(2021年度前期・遠隔授業アンケートより)図2:日髙先生の講演スライド

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