11日 時場 所参加者時 間13:00〜13:0513:05〜13:2513:25〜13:5513:55〜14:0514:05〜14:3514:35〜14:5514:55〜15:00令和4年9月21日(水) 13:00〜14:30郡元キャンパス共通教育棟1号館4階 common room33名 企画は、大学院生を対象として、研究不正から自身を守るための行動の仕方について考えることを目的としたものである。研究倫理に関する知識内容の修得については、既に各研究科において実施されていることを前提とした企画である。 研究不正については、自身がこれを犯さないようにすることが重要なのは当然であるものの、それだけで十分というわけではない。論文の共著者や同じ研究室の先輩・後輩が関係する可能性もあり、そうした問題に巻き込まれる可能性がある。この可能性を考慮し、巻き込まれた状況下で意思決定を迫られる場面を具体的に想定し、その際の感情や相談相手をイメージしながら自分の採るべき行動を考える機会を設けた。 本企画では、米国研究公正局(Office of Research Integrity)製作のバーチャル体験型学習シミュレーション教材「The Lab」を使用し、大学院生の立場から問題状況を体験し、意思決定場面で各参加者が意見を述べ合いながら進行した。参加者は少数ながら、それぞれの所属研究科も学年も異なったことから、自身の立場を踏まえながら多様な意見が出された。 今回、明らかになった論点としては以下の2点がある。 第1に、不正を申し立てることそのものの難しさである。申し立てることによって具体的に何が起こるかを大学院生の立場で想像することは難しい。しかし、だからこそ申し立てることには怖さが伴う。また、仮に学内のしかるべき立場の者あるいは機関に繋がったとしても、研究不正を明らかにするために何をしてくれるのかも申し立てた自分をどう守ってくれるかも不明である。この状況の中で声を上げることは、研究室内で相対的に立場の弱内 容趣旨説明アイスブレイク動画視聴動画の振り返りディスカッション:自分を守るためにすべきこととは?コメントまとめ研究倫理ワークショップ1. 概要2.目的3.概要報告
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