15日 時方 法参加者時 間16:10〜16:1516:15〜16:5016:50〜17:10令和5年11月1日(水) 16:10〜17:10遠隔開催(Zoom)30名 本企画の目的は、本学における教学IR推進のため、また、FD活性化のためにアイディアを共有し、特に各部局でFD委員等の立場でFDに関わる教員が今後の取り組みに向けたヒントを得られるようにすることにある。 また本企画は、統計に関する知識が不可欠と考えられがちな教学IRのイメージ修正を目指すものである。教学IRは多様な活動であり、その中には統計に関する知識がなくとも可能な活動は多々ある。本企画ではその一例を示す。 授業アンケートはどの部局でも行われているものの、必ずしも十分に組織的な教育改善に活かされているとはいえない。授業アンケートが一般的な取り組みとされるようになってから既に20年以上が経過している。授業アンケートを実施、その結果を担当教員にフィードバック、担当教員はそれを踏まえた改善策を立案、という流れは定着したものの、個人的な授業改善にとどまっている場合が多い。本企画はこれを組織的な改善へとつなげるアイディアを示すものである。 本研修会は、昨今のFDに求められる内容の変化を踏まえ、全部局において実施されている授業アンケートについて再検討とさらなる改善への活用を促すことを意図して企画したものである。教学IRの推進との関係からは、統計を駆使した教学IR以外の方法論も踏まえて教育改善に授業アンケートを活用していくことの意義を再確認する場とも位置づけたものである。 昨今の傾向として、FDは「何を実施したか」ではなく、「FD企画を踏まえて何を改善したか」「改善の結果としてどのような成果が得られたか」を示すことが求められている。これまでは企画として何をしたか、授業アンケートの場合はアンケート結果がどのようであったかをまとめることで十分と考えられてきた。しかし、結果をまとめること=改善したことにはならないため、さらに一歩、あるいは二歩、三歩と踏み込んだ取り組みが求められている。内 容開会挨拶趣旨説明・話題提供まとめ・閉会挨拶担 当武隈 晃(教育担当理事・副学長)伊藤 奈賀子(高等教育研究開発センター長)教学IR研修会 ■授業アンケートの活用■1. 概要2.目的3.プログラム4.概要報告
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