令和6年度 鹿児島大学FD報告書
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6日  時方  法参加者鹿児島大学FD報告書令和6年9月6日(金)13:00〜16:00対面開催(学習交流プラザ2階 学習交流ホール)19名 本企画の目的は、授業設計の留意点を知り、他者との意見交換を通して自分なりの方法論を見出すヒントを得ることにある。また、新任教員同士が知り合う場を設けることにより、大学教員としてのキャリア形成や共同研究等に寄与するネットワーク形成の機会を提供することも意図している。 コロナ禍以前から本学での教員採用数が減少していたこともあって休眠状態となっていた対面での新任教員FD研修会を今年度数年ぶりに再開した。話題提供やレクチャーについては遠隔でも特段問題はないものの、やはりグループワークについては対面のほうが円滑に進む面も大きく、今後の開催方法については目的に応じて選択が必要といえる。また、新任教員に限らず多様なニーズがあることを考慮すると、短時間のセミナー動画を複数準備しておくといった取り組みも検討が必要であろう。 今回の研修会では、昨年度と一昨年度の本学ベストティーチャー賞受賞者お2人に話題提供をお願いした。全く異なる分野であり、授業の運営スタイルにも違いが見られたものの、重要な点については共通点も多くあった。 最も共通していたのは、学生とのコミュニケーションに関してである。坂巻氏は紙、大薗氏はwebという違いはあったものの、ミニッツペーパーへの記入を学生に求め、その内容に対する返答を必ず行っていた。返答は非常に丁寧になされており、学生にとってそれを読むことが学びへのモチベーションにもつながっていることが明らかにさ時 間13:00〜13:1013:10〜13:3013:30〜13:5013:50〜14:0014:00〜15:3015:30〜15:5015:50〜16:00内 容開会挨拶・趣旨説明:伊藤奈賀子(高等教育研究開発センター)話題提供①:坂巻祥孝(農水産獣医学域農学系教授)話題提供②:大薗博記(法文教育学域法文学系准教授)休憩ワーク発表まとめ・閉会挨拶:伊藤奈賀子(高等教育研究開発センター)令和6年度 新任教員FD研修会報告書1. 概要2.目的3.プログラム4.話題提供

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