トップページ学生インタビュー原 沙弥加

  • 工学部 化学生命工学科
  • 原 沙弥加 さん (広島市立基町高等学校)
  • 広島から友達0で鹿児島へ。幼い頃からの夢をつかみました。

Q.鹿児島大学の魅力は?

 市内にあり、交通の便がいいという立地の良さや、多くのサークルがあることや1年生の授業で他学部や他学科と同じ授業を受けられるなど、様々な人と関わる機会があり、とても充実した大学生活が送れるところです。
 また、学びの環境がとても整っており、私の学科では化学の幅広い分野を学べ、幅広く知識を身につけることができます。幅広く学べることによって、自分は何が好きなのか、どこに進みたいのかなど自分自身を見つめることもできます。工学部では成績優秀者に対する受賞制度や学士修士一貫教育など、学生の可能性や視野、選択肢を広げるような制度も整っているところも魅力です。


Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?

 現在は研究に打ち込んでいます。今までは授業を聞いて学ぶという感じでしたが、研究は自分で考えて頭を使って、調べて、手を動かして実験して、試行錯誤し、新しいことを発見するという経験は初めてです。 私の研究室の満塩先生は、いつもワクワクしながら話してくれ、研究の面白さを伝えてくれています。先生からも沢山知識を吸収して、より良い研究になるようにこれからも精進していきます。研究を通して、今しかできない経験をたくさんし、自分自身の成長に繋げたいです。

 

Q.コロナ禍において、勉強や研究のモチベーションを維持するために努力したことや工夫したことを教えてください。

 小さな目標を定期的に自分で設定し、それを達成していくことで勉強や研究のモチベーションを維持してきました。コロナ禍で制限されることが多い中、大きな目標だけでは努力を続けることは難しいと感じ、身近で小さな目標を一つ一つ達成していく事で達成感を得ることができると考えました。目に見える目標を作ることで勉強や研究で継続的に努力できています。
 また、周りの協力を得ることも大事だと思います。友達や家族、先生がいたからこそ頑張れたことも多いので、いい人達に恵まれて良かったと感じています。コロナ禍の就活はとても不安でしたが、友達の存在は1番大きかったです。

 

Q.あなたがこれまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。

 効率的な時間の使い方やコミュニケーション能力の向上、遊ぶ時は遊ぶ、勉強する時は勉強するという切り替えです。
 アルバイトでの接客や調理経験、国内や海外への旅行、サークル運営で経験した組織の動かし方などの様々な経験をしました。また友達との遊び、一人暮らし、趣味など、今しか出来ないことも全力で楽しみました。特別な経験はしていませんが、大学4年間様々なことを経験して、気づいたら効率的な時間の使い方ができるようになり、高校生の時より人脈が広がり、様々な人と関わって更にコミュニケーションを取れるようになったと私自身感じています。また、遊びと勉強の切り替えをすることによって、卒業まで成績上位で保つという入学時からの目標を達成できたと思います。

 

Q.あなたの大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか? 

 小さい頃からのひとつの目標であった、製薬会社から内定を頂きました。この目標を達成できたのは鹿児島大学で学んできて、やっぱり私は薬関係の仕事に就きたいなと強く感じたからです。そこで、人々が安心安全に薬を服用できるよう、大学で学んだ幅広い化学の知識や実験の経験を活かして、薬の品質管理に取り組み、人々の健康に少しでも貢献していきたいです。社会に出てからも、周囲の人との関わりを大切にし、周りから信頼されるような人になりたいです。また、感謝の気持ちを忘れず、人としても更に成長していけるよう努力を続けていきます。

 

Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。

 入学するにあたって不安や期待など沢山あると思います。私は広島から友達0で鹿児島にきて、工学部で女子が少ないこともあり、友達ができるか不安でした。しかし、その不安は入学してすぐに消え、たくさんのいい人と関わることができました。皆さんが思い描いている以上の充実した大学生活が送れると思います。学ぶ中で様々な道を見つけることもできます。なにか分からないことがあったら親切に教えてくれる優しい先輩、先生、仲間が沢山います。私はこの4年間で多くの経験をし、人に恵まれ、鹿児島大学に来て良かったと心から言えます。受験勉強は辛いですが頑張ってください。