トップページ学生インタビュー山内 麻未

  • 教育学部 特別支援教育教員養成課程
  • 山内 麻未 さん (鹿児島第一高校)
  • 専攻する特別支援教育と打ち込んだボランティア活動。国際交流を通じ学びを深めたい!

Q.鹿児島大学の魅力は?

 私が考える鹿児島大学の魅力は、立地と南国ならではの雰囲気だと思います。JRや新幹線も通る鹿児島中央駅に近く、市電やかごりんもあることから、とても通学しやすい場所にあります。また、店や飲食店も大学のそばにあります。
 鹿児島は南北600キロにわたることから、実習や研究も様々なフィールドで行うことができます。大学にはヤシの木があり、南国感があふれていますね(笑)


Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?

 私が大学生活で一番打ち込んでいることは、ボランティア活動です。鹿児島に在住する外国人へ日本語勉強サポートや、外国籍児童への学習支援、日本に興味のある外国人と日本人とのオンライン交流会を主催したりしています。
 また、大学2年次からは、鹿児島県国際交流センターでRA(レジデントアシスタント)をしています。ここでの共同生活を通して多くのことを学んでいます。

 

Q.コロナ禍において、勉強や研究のモチベーションを維持するために努力したことや工夫したことを教えてください。

 ちょうどコロナが始まったころに、RAとしての活動がスタートしました。センターでは共同生活をしています。入居者は国籍、学校、学部、年齢様々です。当初、多くの留学生が入居する予定でしたが、コロナの影響で来日できず…予定よりとても少ない人数での生活が始まりました。留学したかったけど行けなくなった人、帰国したいけど帰れない人、自分は入国できたけど、友達は入国できなかった…など、みんな大きなダメ―ジを受けていました。

 それでも、みんな前を向いていました。次の目標や進路を考え、みんなで楽しく生活していこうという空気が流れていました。苦境の中前向きに考えることができる人と暮らすことができ、「私も頑張らないと」と毎日刺激されていました。

 

Q.あなたがこれまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。

 専攻する特別支援教育とボランティアをつなげ合わせることで、学びをさらに広げることができました。   
 私は国際交流が好きなことから、国際交流イベントやボランティアによく参加していました。その中で、外国籍児童への学習支援をすることになります。特別支援教育の学習指導要領には日本語支援の必要な子どもも対象になることが明記されています。日本語支援の必要な児童生徒への研究はまだ十分でないそうです。他の都道府県の事例や海外での取り組みなどを調べ、現在のボランティアの経験と絡めつつ、さらに学びを深めていきたいです。

 

Q.あなたの大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか? 

 私は来年マレーシアに交換留学する予定です。元々は欧米への留学を考えていましたが、様々な縁に恵まれ、東南アジアへ留学することにしました。マレーシアは多民族、多文化、多宗教の国です。大学でマレーシア語や文化を学びつつ、マレーシアの教育についても学びたいと考えています。オンラインを使って、日本の子どもたちとマレーシアの子どもたちの交流会的なものもできればいいなあと思っています(笑)

 

Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。

 私は高校生のときずっと自分の進路を決められませんでした。大学で何を学びたいのか、将来どうなりたいのか、何もイメージができなかったです。いろいろな人に相談し、今の学部を受験しました。
 大学生活では、自分で使える時間がたくさんあります。私は国際交流が好きだったので、国際系のイベントやボランティアなどに積極的に参加しました。国籍も年齢も学部も違う様々な人に出会えたおかげで、高校生の自分が思いもしなかった大学生活を送ることができています。
 今はいろんな意味で辛く苦しいかもしれません。でもその努力はきっと、明るい未来に導いてくれるはずです。
 みなさんの進路が実現するよう、微力ながら応援しています。