トップページ学生インタビュー小野 瑞祈

  • 歯学部 歯学科
  • 小野 瑞祈 さん (宮崎大宮高校)
  • コロナ禍での過ごし方が、基礎研究活動を始めるきっかけに。歯科臨床医として研究を通し活躍したい。

Q.鹿児島大学の魅力は?

 学生に対する先生方のサポートがとても厚いところは魅力の一つだと思います。
 積極的に興味関心を持ち自ら行動を取ろうとすれば先生方がいい方向へ導いてくださります。
 歯学部に特化して言及すれば、全国でも珍しい離島での実習をすることができます。


Q.大学生活で一番打ち込んでいることは?

 今年の3月から基礎研究活動を行っています。私は今口腔生理学分野の研究室に所属しており、味を感じる細胞集団である味蕾の研究を行っています。研究のスペシャリストに囲まれた中で学習でき、何より時間を忘れるほど楽しく活動ができています。

 

Q.コロナ禍において、勉強や研究のモチベーションを維持するために努力したことや工夫したことを教えてください。

 コロナになり家にいる時間が長くなる中勉強をする必要性が出てくるようになったのでまず部屋に勉強机を用意して勉強環境を整えました。このことで自然と勉強する意欲も湧きました。また、コロナ禍で時間一人の時間が増えたことで自分の今の生活スタイルや将来についてゆっくり考える時間が増えたことは良かったことだと感じています。これまで読んでこなかった様々なジャンルの本を読んでみたのですが、これにより見聞が広まり、間接的に勉強の意欲向上につながったと思いますし、基礎研究活動を始めるきっかけにもなりました。研究室で先生方と話すこともとても刺激になり勉強の意欲につながったと感じています。

 

Q.あなたがこれまでの大学生活を通じて、自身の成長を感じたことや印象的な出来事があれば教えてください。

 私はこれまでに様々なアルバイトを経験しました。接客だけでなく社員や他のアルバイトの方とのコミュニケーションが必要で、その時々でとても苦労はしました。しかし今では経験を重ねたことでだんだんより良いコミュニケーションを取れる様になってきたと感じています。昨年行われた模擬患者さんを相手に行う医療面接でもそれが生き、変な緊張をせず落ち着いて対応をすることができました。
 また、毎日の生活の中で時間と自分の体力の配分を考えたスケジュール管理ができるようになってきたと感じています。

 

Q.あなたの大学卒業後や将来の夢、目標は何ですか? 

 今、臨床歯科医として働いていくとしても研究が切っても切り離せなくなってきています。自分が研究者としての道を選ぶのか、臨床歯科医師としての道を選ぶのかまだわかりませんが、どの選択をするとしても研究は行なっていくことになると思います。どの科に進むのかなど具体的なことはまだわかりませんが、研究を通して将来的に何か新しい治療に繋がることを発見できたらいいなと思っています。

 

Q.鹿児島大学への入学を希望している高校生に向けてのメッセージや本学のPRをお願いします。

 鹿児島は人も優しく、食べ物も美味しく、鹿児島大学は市街地にあり市電などの公共交通機関も利用しやすいためとても暮らしやすいところだと思います。また学習面を見ても先生方を含めサポート体制がとても厚く、勉強もしやすいのではないかと思います。
 受験は今とても辛い時期で投げ出したくなる気持ちでいる方も少なくないのではないかと思います、実際私もその一人でした。しかし目標を曲げず努力し続けたことで、今私は楽しい学校生活を送れています。受験生の皆さんも目標を向かって努力することで道は開けると思います。応援しています。頑張ってください。