鹿児島大学同窓会連合会報 40号
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会長あいさつ鹿児島大学9学部9研究科を卒業・修了された約12万人のOB、OGの皆様、国内および海外の各界でご活躍されていることとお慶び申し上げます。「鹿児島大学同窓会連合会」は「鹿児島大学の全学部の学部や卒業年次を越えた縦横のOB・OGの絆を深める」とともに、母校鹿児島大学の教育・研究・就職活動に貢献するために各学部同窓会の連合体として2005年4月7日に設立されました。同窓会連合会には各学部同窓会だけでなく、関東支部、福岡支部やブラジル支部も加わり、地域や国内外での活動を進めてきました。毎年、母校鹿児島大学の入学式の週の土曜日に開催される連合会総会で年間の予算案や活動方針を決定して、総会後の懇親会では学部や卒業年次を越えた鹿児島大学卒業生の縦横の連携と絆を深めてきました。また、キャリア支援セミナー「きばいやんせ鹿大生」に協力して在学生と卒業生の繋がりの形成などにも貢献してきました。そして、今年設立20周年を迎え、4月12日(土)に「鹿児島大学同窓会連合会設立20周年記念総会・祝賀会」を開催いたしました。また、当日「鹿児島大学同窓会連合会20周年記念総会・祝賀会」の前に開催された鹿児島大学主催の「ホームカミングデー2025」は同窓会連合会設立の目的と同様に、「同窓生、先輩・後輩と旧交を温め教職員と交流する機会」を作り、鹿児島大学と卒業生相互の連携強化を進めることを目的としていることから同窓会連合会も共催しました。当日は、第1部として「ホームカミングデー2025」を、第2部として「鹿児島大学同窓会連合会設立20周年記念総会・祝賀会」を開催し、同窓会連合会としては会報第40号を「鹿児島大学同窓会連合会設立20周年記念号」として発行することにいたしました。第1部、第2部ともに多くの卒業・修了生の方々が参加し、在学当時を回顧するとともに、第1部の「ホームカミングデー2025」では、法文学部3年の西原さんの司会のもと、オープニングセレモニー「よさこいサークル隼人パフォーマンス」にはじまり、学生・教員による活動として「SKYCAMP5期生による地域密着型パイロット人財創出プログラム発表」および医学部保健学科の牧迫先生による「いまからはじめる健康チャレンジ! ~ KU-AI Study の紹介と実践」や学長による鹿児島大学の現状報告などがあり、鹿児島大学の現在の活気ある取り組みが披露されました。母校の現状を知るうえで有意義であったという評価が多く上がりました(出席した卒業生に対するアンケート調査結果より)。その後の第2部の「設立20周年記念総会・祝賀会」でも多くの卒業生が出席し、鹿児島大学長をはじめ執行部の方々と懇親を深め、鹿児島大学と同窓会連合会の連携をより一層深めることができました。このように、今回の同窓会連合会設立20周年記念事業は同窓会連合会の活動を広げ、鹿児島大学と同窓会連合会の連携の今後(未来)のさらなる発展・深化・強化に繋がるものと改めて感じました。次年度以降、卒業・修了生だけでなく、現役の学生や院生の教育・研究・就職活動に対して積極的に貢献し、鹿児島大学の名声を全国に広げていくようにサポートする方法を考え、鹿児島大学同窓会連合会の存在意義の再認識と活性化につなげていきたいものです。今後とも、是非皆様のご協力と力強いご支援をお願い申し上げますとともに、皆様のますますのご健勝と発展をお祈りいたします。同窓会連合会 会長  冨永 茂人1第40号(設立20周年記念号)に寄せて

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