工学部同窓会令和7年度 大分県支部総会・懇親会令和7年度に43年ぶりの改修を終えて再スタートした化学生命工学棟学部活動報告(文責:工学部同窓会会計幹事 吉留俊史、庶務幹事 川越明史) 1.令和7年度 第42回 鹿児島大学工学部同窓会 大分県支部総会・懇親会工学部同窓会大分県支部は継続して活発に交流しており、令和7年度も6月21日(土)、大分センチュリーホテルにて総会・懇親会が開催され、来賓を含む16名が参加した。工学部同窓会から、川越先生(本部庶務幹事、前列左から5人目)と曽我先生(建築学PG同窓会AOI会、前列左から4人目)が出席した。大分支部長・清田様(前列左から3人目)の温かい開会のご挨拶で始まり、川越、曽我両先生から自己紹介と最近の大学の状況が説明された。会は和やかに進行し、後半では参加者の自己紹介と近況報告があり、専門分野や社会・地域での活躍が披露され、有意義な情報交換の場、懐かしい再会と新たなつながりが生まれるひとときとなり、同窓の絆の大切さを感じる機会となった。2.工学部同窓会会費の納入率の低迷と向上へ向けた取り組み令和5年度から新入生の入学に係る諸手続きや入学金はじめ諸支払いがWEB経由になった。本同窓会はこれまで同窓会案内等を入学手続き案内の郵便に同封していたので、大学のWEB利用に同乗することとした。同窓会費の納入率が向上するだろうと期待していたが、逆に激減する結果となって困惑するとともに、依然として旧来の郵便振り込みがWEB経由以上に多かったことに驚かされた。納入率減少の理由として、WEB上で諸手続きや支払いを進める過程で最後に置いてある同窓会ページまでたどり着かない、同窓会費納入を仲介する業者のページに一旦飛ぶので用心する、入学金などとともに郵便局でまとめ払いしていた旧来のルートが断たれた、などが思い当たる。令和5年度はやっと50%を超えた程度で、各PG同窓会への割り当てが微々たるものとなり、大変申し訳なく思った次第であった。この事態を改善すべく、次年度は理学部同窓会に倣って4月早々に同窓会案内を改めて郵送することを試みた。入学間もないホットな気持ちのご父兄に働きかける作戦である。この2回目に当たる今年度の解析では、この目論見はあまり効果がなかった。納入率は若干上昇したものの、以前より約10%も低い。今年度は新たに、この秋に実施する会費督促の中でコンビニ決済を取り入れる準備をしている。3.鹿児島大学理工学研究科博士後期課程(工学系)への貢献理工学研究科博士後期課程への入学者増加および同窓会に寄与できる人材の育成を目指して同課程の工学系学生とその指導教員を対象に「奨学金」制度を企画立案した。令和6年度の工学部拡大幹事会で大枠が認められ、工学部長や研究科長のご意見も取り入れて、対象を学生のみに絞った改正案をこの8月の同会で承認を受け、いよいよスタートとなる。果たして目論見通りいくのか期待と不安を持って準備を進めている。更に、編集幹事の長山先生が従来の本会会誌「南桜風」に低予算化を図りつつ新風を吹き込んでおり、工学部同窓会は井手会長のもと、川越庶務幹事と共に我ら4人が、事務局員今泉氏の大きなご協力も得て前進しようとしている。活発な支部と大きく前進する本部20
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