ブラジル支部3月10日 瓜生博幸氏 吉田治美氏 起代美夫人 友人の三木路夫氏6月26日 学生移住連盟の皆さん 高原要次氏と佳子夫人を囲んで 左端松村各支部活動報告卒業生12万名が日本国内や海外で活躍されているとの事、私達ブラジル在住者も含まれており嬉しく思います。鹿児島大学卒業後ブラジルに移住した私達は大正2年農学部林学科卒の今雪真一様始め平成19年工学部建築学科卒の馬場増田綾子様まで50名近い皆様が渡伯されました。帰国、ご逝去などで連絡が取れる卒業生は現在10名位です。農業などでブラジルに貢献された先駆者に続き私達も頑張っています。連絡が取れる同窓生は吉田治美氏(農学部農学科昭和35年卒)砂田真二氏(農学部農芸化学科昭和35年卒)野沢弘司氏(水産学部水産学科昭和36年卒)西坂義男氏(農学部林学科昭和39年卒)山口貴史氏(法文学部平成17年卒)馬場増田綾子氏(工学部平成19年卒)。ブラジルに駐在している同窓生は中村朋大氏(東本願寺僧侶)ですが、まだおられるはずです。ブラジルは治安が悪いと言われますが外国の観光客は意外と多いです。国土が広く気候も温暖で農作物が良く出来ます。熱帯から半温帯の果樹の種類は豊富で、穀物収穫量は3億3290万トンで輸出量も世界一。リンゴ、柿、栗、ブドウ、ほうれん草、レタス、花野菜、米、茶、鶏、桜、ツツジ、椿など日本人移民の貢献なしではブラジルの農業・園芸の急速な発展は見られなかったでしょう。6月に秋篠宮佳子内親王がブラジルをご訪問されました。佳子さまは歓迎式典に参加した私達に「先人が歩んだ険しい道のりに思いを馳せ、日本から移住された方々とご子孫が様々な困難に直面しながら日々努力を重ねてこられたことに、そしてブラジルの社会に貢献してこられたことに、改めて深く敬意を表します」と挨拶された。ブラジルの冬に咲く紫イペ-が佳子さまの笑顔に応えるように綺麗に咲いていました。同窓会の活動が減り、私はブラジル鹿児島県人会に活動の場を移しました。又、学生移住連盟の会員で他大学の卒業生との交流会が年2・3回開催されます。今年3月に瓜生博幸氏が、6月に高原要次・佳子ご夫妻が来伯されましたが大学後輩の皆様のブラジル訪問は年々減っており、寂しい限りです。私たちが日本の同窓会に参加して皆様とお会い出来れば良いのですが願いが叶うまで、家族と一緒に過ごしたり、近所付き合い、コ-ラスやカラオケ、盆踊りを練習しながら毎日を過ごします。今年7月10日から13日までブラジル日本移民117周年を記念した日本祭りがサンパウロで開催され、同時に日本の農林水産省後援のふるさといいもの展が開かれました。45都道府県食品関係の43社が参加、各県人会から元留学生や研修生OBがポルトガル語の通訳をお手伝い。大勢の購買者が入場し大盛況でした。日本祭りの郷土料理を目当てに19万人の人が駆けつけどこのテーブルも満席。私たちボランティアも日本の会社の人やブラジル各地、中南米の国の人たちともお話出来て有り難い経験でした。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。【後輩の来伯 2025】農学部総合農学科昭和40年卒 松村滋樹 今 日 こ の 頃26
元のページ ../index.html#27