これからの同窓会 連合会の未来について特別座談会窓会に入りたいと思うためには何が必要だと思いますか?船越 同窓会が実際にどのような活動をされているのか、現役の学生には少し見えづらいところがあると思います。例えば一緒にご飯を食べて対面で話すような機会があると、一緒に活動しよう、自分も入会しようと思えてくるのかなと思います。松元 今、連合会が抱えている問題として若い卒業生の参加が少ない、そこから先輩と後輩のつながりが少しずつ薄くなっているのではないか、そして先ほどご意見をいただいたように、同窓会のアピールが足りないのではないかということ、ここらへんではないかと感じています。学生の皆さんには、それを打破するアイデアがあればぜひ伺いたいと思います。船越 すぐに人を集めるのはなかなか難しいと思うので、在学中から同窓会連合会のアピールをするのは一つの方法かなと思います。まず存在を知ってもらうためには、先ほども申しましたが、やはり対面で話すのが一番効果的だと思います。 また、会報もあるとは思うのですが 引っ越したりするとなかなか届きづらいというのがあると思います。では若い世代に何が一番届きやすいかというと、やはりSNSなのかなと。例えば、鹿児島大学のインスタグラムなどにも同窓会連合会の活動の記事をあげていただくとか。意外と鹿大生って鹿児島大学のインスタグラムを見ている人が多いので、そうやって知ってもらうのも有効なのではないかと思います。中富 私の同窓会のイメージは、「自分の知らない人がほとんどだろうな」というものです。そこに「鹿児島大学の卒業生」という共通点だけで集まるのは、人見知りをする人にはハードルが高いだろうなと感じていて。もちろん、たくさんの方に同窓会の情報を発信することも大切だとは思いますが、もっと小さな、例えばゼミだったりサークルだったり、そのようなコミュニティーに向けて情報を発信すれば、「じゃあ、自分も行ってみようかな」と感じる人もいるんじゃないかなと思います。準備はすごく大変だとは思いますが(笑)。井戸 例えば、学年に一人、同窓会の幹事になってもらって、その人から同窓会のアナウンスをしてもらう、というのもいいかもしれませんね。冨永 私どもも非常に悩んでいます。これからどうしたら、連合会の活動がより良くなっていくだろうかと。そのためには「きばいやんせ鹿大生」などの活動ももっと広げていくことが重要ですし、今まで以上に組織化も進めていかないといけないと考えています。松元 例えば、大学の外でOB・ OGの方に会うこともたくさんあると思いますし、同じ学部やサークルでなくてもかわいがってもらうこともあると思います。そうやって自分が受けた恩を、今度は自分が後輩につないでいく。アナログかもしれませんが、そういったつながりが続いていくことが理想なのかなと。そのつながりが、同窓会連合会の中で作られていけば一番いいのかなと思います。井戸 同窓会の事務局も各学部だけでなく、一元化することでより効率的に、効果的に活動できるかもしれませんね。松元 本日いただいたご意見を無駄にすることなく、これからもぜひ皆さまにさらなるご協力をいただければと思います。本日は貴重なご意見をたくさんいただき、ありがとうございました。一同 ありがとうございました。船越 泉希 さん松元 光春 代表幹事6
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