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第18回サイエンスカフェかごしまを開催しました

 鹿児島大学若手教員有志の会主催による第18回サイエンスカフェかごしまを10月27日に実施しました。今回は、「そもそも大学って何!?」と題し、総合教育機構高等教育研究開発センターの出口英樹准教授が話題を提供し、14名が参加しました。
 昨今、新学部設置にまつわる諸問題や運動部でのパワハラなど、大学に関わる話題が世間をにぎわす事例が相次いでいます。しかし、例えば新学部設置に至る手続きについてはほとんど知られていませんし、大学における部活動についても、今回の報道がなければ注目を集めることもなかったでしょう。つまり、大学は時として大きな出来事が起きた際には注目を集めるものの、多くの場合それは一過性のものです。大学とは何か、どうあるべきかについて真摯な検討が行われることはめったになく、大学のあるべき姿について考えるべきだとさえ思われていないのです。
 しかし、このことは大学内においても同様です。大学が昨今迫られている諸改革に対して思うところは各自あるにしても、大学のあるべき姿や果たすべき役割について、その歴史的経緯を理解した上で思索を巡らせている者は多くはありません。大学生はおろか、大学で仕事をしている教職員でも、そもそも大学がどのように、どのような役割を期待されて成立したかを知る機会はほとんどありません。様々な改革にしても、その背景にどのような事情があるかについて充分な理解が社会的に共有されているとは言い難いです。
 そもそも大学とは社会においてどのような位置付けを占める制度であり、大学ならではの役割がどこにあるかを知ることは、大学をより良いものへと進化させていくために必要不可欠です。今回のサイエンスカフェかごしまはそうした意味で、大学とはいかなる存在であるかを市民とともに考える貴重な機会となりました。
 
(写真:サイエンスカフェかごしまの様子)
 
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