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入学前教育

鹿児島大学では、学部の募集単位ごとに多様な入試方式を採用しています。令和5年度現在、一般選抜(前期日程・後期日程)、学校推薦型選抜I・II、総合型選抜(AO型選抜・自己推薦型選抜)を実施しています。

多様な入試方式での選抜を行うことで、様々な能力、意欲、履修歴を有する学生が大学に進学してくることが想定されます。このような状況で求められることは、中等教育(高校までの教育)と高等教育(大学教育)を適切に接続させ、大学教育を受けるのに十分な基礎学力を保証することです。特に大学入学共通テストを課さない入学方式(学校推薦型選抜I・AO型選抜)では、合格から入学までの約4ヶ月の期間を充実したものにして、入学予定者が大学での学びにスムーズに移行できることが求められています。

令和5年度の中等・高等教育接続センターの設立に伴い、センターのミッションの一つである全学的な入学前教育の企画・実施を行うため、入学前教育のカリキュラムを全面的に見直し、令和7年度入学生から新カリキュラムでの入学前教育を実施予定です。新カリキュラムでは、英語・数学・物理・化学・生物の中から各学部が指定した科目をハイブリッド形式の講義とeラーニング教材を組み合わせて学ぶことに加え、大学教育で必要となる内容も一部取り入れることで、リメディアル教育(補習教育)と先取り学習の両方の要素を兼ね備えた教育を行います。

AO型選抜・学校推薦型選抜Ⅰで合格した令和7年度入学生は、大学基礎・英語・数学・物理・化学・生物の6科目の中から各学部が指定した科目を履修しています。大学基礎とは、高校までの教育と大学教育の接続を目的として実施している科目です。

大学基礎・英語はハイブリッド形式での講義、数学・物理・化学・生物はeラーニング教材による学習を行っています。

各学部が指定している科目一覧