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データで紡ぐ鹿児島の未来図 ―4大学の学生が集い、データで地域の課題に挑む―

データで紡ぐ鹿児島の未来図

―4大学の学生が集い、データで地域の課題に挑む

 大学地域コンソーシアム鹿児島の教育連携部会下に置かれたKMDASH-L協働WGでは、県内4大学の学生がチームを組み、公的データや鹿児島市の非公開データを活用した課題解決型授業「鹿児島データサイエンス実践」を実施しました。

 授業では、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールのTableau(タブロー)を用いてデータの可視化・分析を行い、地域の現状や課題を多角的に検討しました。学生たちは「データで紡ぐ鹿児島の未来図―鹿児島をよりよくするための私たちからの提案」をテーマに、データに基づいた政策提案やサービスアイデアを練り上げました。

 最終日にはコンペを開催し、グループごとの成果発表が行われ、データ分析を軸にした独創的な視点のプレゼンテーションが披露され、会場は大いに盛り上がりました。
 その中で見事1位に選ばれたのは、池田果穂さん・須田瑞生さん・柿本侑成さん・田畑拓人さんによる発表「鹿児島市の交通渋滞の現状と課題」。データから導かれた明快な分析と実現性のある提案が高く評価されました。

 今回の取り組みは、複数大学の学生が専門分野を越えて協働し、データから地域の未来を描く貴重な実践の場となりました。今後も本WGでは、データサイエンス教育を通じて地域社会の課題解決に貢献していきます。

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