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吉田浩己会長の新年挨拶 「年頭にあたって」(2022.1.5)

                   年頭にあたって                        

                             樟寿会 会長 吉田 浩己  

新年明けましておめでとうございます。

 今年の元旦は、晴天に恵まれ、穏やかな一日でした。皆様方には、ご家族とともに、年の始めを清々しく、心新たに迎えられたことと思います。

 この2年間、新型コロナウイルス感染症は、またたく間に、世界全体に広がり、多くの人々が罹患し、人命が失われ、社会活動は破綻の危機に瀕しました。鹿児島でも、感染の流行は一進一退を繰り返し、イベントの中止やオンライン授業などを強いられてきました。 我が国では、昨年末2か月間、新型コロナウイルス感染症の流行は小康状態を保っているかにみえましたが、世界的に、感染再拡大を引き起こしている新たな変異株「オミクロン株」の感染者が今年の年頭より、全国的に急増し、「第6波」が起こりつつあります。ウイズコロナ時代はしばらく続くと予想されます。今年は、新たな感染拡大を防ぎながら、さまざまな弊害・課題を克服し、新しい社会像を模索する年になりそうです。

 

  令和4年は、色々な背景をもった世界の人々が協働して、この2年間の新型コロナウイルスとの戦いで得た、知見・教訓を活かし、新型コロナウイルス感染症へ多様に対応することにより、パンデミックを防ぎながら、差し迫った世界的な課題の解決への挑戦、すなわち、「誰一人取り残さない、持続可能な社会の実現を目指す開発目標(SDGs)」の実現をめざす年だと思います。

 鹿児島においても、ESD(Education for Sustainable Development)の取り組みが、より一層強化され、多くの若者たちが新しい社会の創造をめざし、SDGs活動に主体的に参画する年となることを期待しています。

 

 樟寿会としては、新型コロナウイルス感染症禍の下で、「進取の気風」溢れる総合大学を目指し、教育・研究・社会貢献を展開している鹿児島大学を有形無形に支援するとともに、対面とオンラインによるハイブリッド方式で開催したことにより、総会と記念特別講演に、例年より多くの会員の皆様のご参加を頂いた令和3年度の実績を活かし、会員の親交が一層深まり、さらに活発な情報交換ができるよう、皆様とともに様々な活動に挑戦していきたいと願っております。

 

 皆さまのさらなるお力添え・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 皆さまのご健康とご多幸とともに、この令和4年が実りある年になりますよう心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

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