かごしまCOCセンター

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学長挨拶

 鹿児島大学憲章の理念に則り、本学は、地域とともに社会の発展に貢献する知の拠点として、進取の気風にあふれる総合大学をめざし、教育研究活動に取り組んでいるところですが、このたび、文部科学省の平成26年度「地(知)の拠点整備事業」いわゆるCOC事業に採択され、10月1日付けで本センターを設置いたしました。

 採択された事業名は、「火山と島嶼を有する鹿児島の地域再生プログラム」です。当初の連携自治体は鹿児島県、鹿児島市、薩摩川内市、与論町ですが、県内の他の自治体へも順次拡大してまいります。

 本事業のコンセプトは3つありまして、1つめは本学と鹿児島県及び県内自治体との組織間協働連携を行うこと、2つめはこの活動成果を活用した「地域と共に社会に貢献する総合大学」にふさわしい教育カリキュラムを構築し、地域指向型人材を養成すること、そして3つめは生涯学習の場の充実と養成した地域指向型人材による持続的地域再生ということです。

 本学のCOC事業を統括し、県内及び県内自治体との組織間協働を行う中核的組織となるのがこのかごしまCOCセンターです。

 本センターには、教育・社会貢献・研究の3部門を置き、各部門がそれぞれ学内教員や県内自治体と連携しながらCOC事業を推進してゆきます。また、地域課題を収集分析するため、地域防災・医療部会、観光産業・国際部会、エネルギー部会、農林畜産業部会、水産業部会の5つの部会を設置する予定です。部会には、本学教員だけではなく、関係自治体職員にも参画いただき、情報交換を通じて地域課題の共有、特定化を図ります。地域課題解決研究には、教員だけでなく学生まで参加させ、地域課題に果敢に取り組む学生を育てることも事業の柱にしております。今後、事業を推進していく中で、部会の見直しや研究対象地域の拡大も検討してまいります。

 鹿児島大学は当かごしまCOCセンターを中心に、地域活性化の中核拠点、鹿児島の地(知)の拠点としての役割を果たしていく所存です。

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