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業務内容

 

(1)廃液処理について

鹿児島大学から排出される実験廃液はすべて外部委託処理されています。実験廃液は法令上、特別管理産業廃棄物となるような危険・有害性を有する性状のものが大部分を占めるため、外部処理委託に際し、安全・適正に処理されるよう、正確な成分情報の伝達が重要となります。廃液処理センターでは実験廃液の貯留区分表の作成、排出者へ周知および分別・処理法等についての問い合わせに対応しています。廃液回収は年2回実施し、全学からの処理申込書のとりまとめ、業者への依頼を行い、毎回の廃液回収後には「廃液処理センター便り 」を発行して処理報告と情報提供を行っています。

 

(2)排水管理について

実験廃液と実験排水は表裏一体であり、排水として洗浄施設(=流し)に流せないものが廃液として回収されています。鹿児島大学からの実験排水は生活排水と一緒に鹿児島市の公共下水道に排除されており、下水処理場で処理された後に河川に放流されています。下水処理場での処理は活性汚泥法による有機物の除去が主であるため、有害重金属等の除去はできません。実験排水に有害物質が混入してしまった場合、鹿児島の市民生活や環境に悪影響を与え得ます。このような状況を回避するためには、継続的な排水の水質管理と使用者への啓発活動が重要です。廃液処理センターには平成25年度に排水分析室が設置され、各種排水分析項目の測定を行ってきています。平成27年度からは定期的な採水・分析を全学で行い、鹿児島大学から排出される実験排水の水質状況について情報を蓄積していく予定です。この情報は使用者に周知し、問題発生を未然に防ぐための啓発に利用します。

 

(3)教育・研究活動について

【教育活動】

    ●共通教育化学実験科目での廃液関連講義

 主に理系学部1年生を対象とした共通教育の化学実験において、初回の1コマで「廃液処理について」の講義を行っています。化学薬品の危険・有害性や取り扱いについての注意点、廃液処理の流れ、廃液の分別と注意点について解説し、大学で化学実験を行うことの意義や責任の自覚、安全な実験環境の確保と適正な排水・廃液処理につなげています。実験によって得られる成果だけでなく、廃液・廃棄物の適正処理や化学物質の安全管理についても考えられる機会を提供しています。

 

    ●大学院全学横断的教育プログラム「環境学教育コース」環境化学特論での廃棄物処理に関する講義の補助(1コマ)

 環境問題の歴史、廃棄物処理、関連法令、鹿児島大学における廃液処理に関して解説し、講義内の討議の話題提供を行っています。日本の公害問題を基点に環境基準の設定根拠等を解説し、現在の日本の環境問題・廃棄物処理に対する基本理念の理解をめざしています。身近な廃棄物処理問題として大学の実験廃液処理を例に理解を深めています。

 

【研究活動】

    ●水銀系実験廃液の減量化

 水銀を含む廃液の処理費用は他の有害金属廃液の処理費用に比べ、3倍以上高くなっています。廃液処理費用の削減のため、特にサブppmレベルの比較的低濃度の無機水銀を含む実験廃液や洗浄水の水銀を還元気化し、過マンガン酸カリウム溶液に捕集濃縮することで廃液を減量化するための条件検討を行っています。また、有機水銀を含む廃液の無機化と減量化についても検討を進めています。

 

 

 

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Information

★環境保全施設(排水分析室)

 共通教育棟4号館西

 

★TEL

 099-285-8126

 

★メールアドレス

 haieki@gm.kagoshima-u.ac.jp

 

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