IR
IR (Institutional Research)とは、大学の機能を改善・向上させるための調査活動のことです。鹿児島大学高等教育研究開発センターでは、全学の教育機能を向上させることを目的とした「教学IR」を実施しています。具体的には、学生調査で得られた回答情報や教学データ(成績や履修状況等)を収集し、本学の教育活動や学生の学習状況に関する分析活動を進めています。
鹿児島大学で定期的に実施している学生調査は、次の6つです。
① 新入生アンケート
- 対象:
- 鹿児島大学新入学部生
- 実施時期:
- 毎年4月
- 概要:
- 鹿児島大学に入学する学部生に対し、本学を志望した動機や高校時代に参加した本学の広報活動、卒業後の希望進路等を尋ねることで、新入生の特性の把握や、本学の広報活動のあり方に関する検討を行っています。
② 授業・学生生活アンケート
- 対象:
- 鹿児島大学学部生および大学院生
- 実施時期:
- 毎年前期末、後期末
- 概要:
- 授業における学生の学習や学生生活に関する意識等を調査することで、今後の授業の在り方や学習・生活環境の改善の検討に活かすことを目的として実施されています。
◆アンケート結果はこちら(学内限定公開)
③ 大学IRコンソーシアムアンケート
- 対象:
- 鹿児島大学学部1年生および3年生
- 実施時期:
- 毎年秋頃
- 概要:
- 大学IRコンソーシアムアンケートとは、一般社団法人大学IRコンソーシアムが学生の学習習慣や学習成果を把握することを目的として設計した学生調査です。 本学は同コンソーシアムに加盟した2012年以降、全学部の1年生および3年生の学習状況に関わるデータを収集しています。そして、コンソーシアムに加盟する他大学のデータとの比較を通して、本学学生の学びの実態を分析しています。
◆アンケート結果:
調査結果リーフレット(2018-2023)
2022年度集計結果リーフレット
2021年度集計結果リーフレット
2020年度集計結果リーフレット
2019年度集計結果リーフレット
【学内限定公開】
2018~2023年度(比較分析)
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
④ 学生生活実態調査
- 対象: 鹿児島大学学部生および大学院生
- 実施時期:4年に一度
- 概要: 学生の意識および学生生活の実態を把握するための調査として昭和37年より
- 継続して実施しています。具体的には学生の経済状況、住宅・通学状況、学
- 習状況、課外活動への取り組み、就職希望、悩みやハラスメントについて学
- 生からの回答をもとに本学の現状を分析し、学生生活支援に関わる検討につ
- なげています。
- (参考:https://www.kagoshima-u.ac.jp/education/jittaityousa.html)
⑤ 卒業予定者アンケート
- 対象: 鹿児島大学卒業予定学部生
- 実施時期: 年度末(※2019年度より開始)
- 概要: 本学学生が在学中にどのような学びを経験したのか、どのような能力を身に
- つけたのかなどを、教育環境や施設に対する満足度とともに測定し、本学で
- の学生の成長の様子を把握することを目的として2019年度より実施していま
- す。
◆アンケート結果はこちら(学内限定公開)
⑥ 卒業生・修了生調査
- 対象: 卒業後3年を経過した卒業生・修了生
- 実施時期:隔年(令和3年度までは、3年に一度実施)
- 概要: 本学の卒業生がどのような職につき、卒業後に大学生活を振り返って鹿児島
- 大学の教育をどのように感じているかを把握するための調査を行っていま
- す。
- 本調査の結果は、本学の教育のあり方を検討するための重要な資料として活
- 用されています。
- ◆アンケート結果はこちら(学内限定公開)