鹿児島大学 鹿児島大学高等教育研究開発センター

専任教員ブログ

専任教員ブログ

FD連続セミナーを開催しました!

森です。
10月〜11月にかけて実施したFD連続セミナーのお話です。
昨年度のFD・SD合同フォーラムでは、学生・職員・教員の3つの立場からコロナ禍の活動について話をしてもらいました。学生の発表の反響も大きく、様々な方から学生の発表が良かったという話を頂きました。また、登壇した学生が「自分たちが大学の教育・運営に携われると思うととても貴重な経験だった。そういった機会を今後もあると良いし、多くの学生に携わってほしい。」といった話をしてくれました。
私自身も、このような学生参加型のイベントであったり、学生の声をしっかり聞くといったことは非常に重要だと考えています。
そのような背景もあり、今年度のFD連続セミナーは、学生を招き、学生生活やコロナ禍での変化・苦労・工夫などについてインタビューで語ってもらう方式で開催しました。FD連続セミナーは昨年度から実施しています。昨年度は、遠隔授業アンケートで「良い授業」に多く名前が挙がってた先生方に授業事例の紹介をいただきました。今年度はその学生版として実施しました。以下の6つのテーマで開催し、各回2〜3名の学生に登壇してもらいました。学部1年生から博士後期課程の学生までのべ14名の協力を頂きました。
・入学前の1年間がコロナ禍だった学生が鹿児島大学に来て
・コロナ禍の留学・国際交流
・コロナ禍のインターンシップ・実習
・コロナ禍の研究活動(大学院生)
・コロナ禍の就職活動
・1年次をほぼ遠隔授業で過ごした学生が2年生になって
それぞれ非常に印象的な話で、ここでは書ききれないのですが...様々な制約の中、学生が活動してきたことを伺ったり、そこで学んで行った様子・プロセスを語ってくれました。
私たちとしては、この取り組みをしっかりと記録し後の活動につなげたり、挙がった声をしっかりと教育改善に活かしたりしていく必要があります。
また、今回は「新型コロナウイルス感染症の影響」という統一のテーマがありましたが、話を伺っていくと、通常の活動に対するコメントなども多く話して頂きました。このようなイベントを一度きりにせず、来年度以降も実施して行くことの重要性も感じました。
学内の方にはオンデマンド配信をいたします。参加がかなわなかった方は、ぜひそちらもご参照ください!
最後に、この場を借りて、登壇して頂いた学生の皆さん、登壇の学生をご紹介頂いた先生方、全6回にわたりインタビュアーを務めてもらった日髙先生(高等教育研究開発センター・特任助教)に心より感謝申し上げます。
IMG_20211122_135024.jpg

高等教育関連情報一覧へ