鹿児島大学 鹿児島大学高等教育研究開発センター

専任教員ブログ

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うれしい知らせ

 伊藤です。  

 顧問をしているサークルの初代部長から久しぶりに連絡がありました。教員採用試験に合格したとのことでした。無事合格したこと、そのことをわざわざ知らせてくれたことを本当にうれしく思いました。おめでとう!

 私は2つのサークルの顧問をしているのですが、一方は30年以上の歴史のある研究系のサークル、もう一方はこの3月に卒業した上記の初代部長が創設した若いスポーツ系のサークルです。前者は、前顧問が突然顧問を辞めると言い出して困り果てた部員に頼まれたため、後者は、前顧問が転出する際に頼まれたため、それぞれそんな経緯で顧問となりました。信頼できる人の願いは断れません。学生の願いは内容次第です。

 ただし、どちらも完全なる素人ですので、指導は全くできませんし、していません。他のサークルの顧問の方々はどうなのでしょうね?素人で構わないということで引き受けましたし、さしたる問題も起きていませんが、行事届などに署名・捺印するくらいなので、顧問は本当に必要なのか?と時々疑問を感じています。

 初代部長はというと、いつも走っていました。学内では、研究室にやってきたとき以外に会ったことがなく、ばったり会うのは常に大学周辺の道端を彼が走っているときという不思議な関係でした。季節を問わず常に走っているのでいつも日焼けしていて、周囲からは教育学部体育専修だろうといつも言われるとのことでした。わからなくもありません。

 今年度は臨時採用で頑張っていると聴いており、ちょうど新聞で教員採用試験合格発表の記事を見て、今年はどうだったかなと思っていたところにとてもうれしいニュースでした。教員採用試験の倍率低下が問題になっているとはいえ、中等教育の方は、教科にもよりますが、まだまだ難しいところもありますよね。数年がかりになるかもとも思っていましたが、本当に良かったです。

 離島の多い鹿児島県では、比較的若いうちに離島勤務になることが多いといわれています。出前授業で喜界島に行ったときも若手教員の多さに驚きましたが、喜界高校だけが特殊なわけではないでしょうから、離島の学校はそういう感じなのでしょうね。彼も来年は離島暮らしかもしれませんが、きっとたくましく生き抜いていくことでしょう。高校であればまだしも、中学となるとなかなか接点がありませんが、何かの機会に関わることができたらいいなと願っています。

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