鹿児島大学 鹿児島大学高等教育研究開発センター

専任教員ブログ

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小山先生の話

 伊藤です。

 私は高等教育研究開発センターの2代目センター長です。もう6年になります。いつ卒業できるのでしょう。

 さて、初代センター長は、現在理学部長の小山佳一先生です。物理学者です。私は高校生のころ破壊的に物理ができなかった影響で物理が得意というだけでその人を尊敬してしまうくらいなので、物理学者となるともう天上界の存在です。

 そんな小山先生が来週テレビ出演されます。「マツコの知らない世界」です。さすがにびっくりしました。まさか自分の職場にマツコと一緒に仕事をする人がいようとは。それも、自分が比較的よく知った、仕事で直接関わらせていただいた方だとは。ただ、私の認識では、鹿大内でマツコと絡んで最も楽しくなりそうな方なので、来週10月15日(火)をとても楽しみにしています。

 出演のテーマはクレーンゲームだそうです。少し前に小山先生は、インターナショナル新書から『クレーンゲームで学ぶ物理学』を出版されているので、そこから出演につながったということでしょうか。出版を全く知らなかった私は、たまたま行った生協で、これまたたまたま小山先生にお会いし、著者本人から直接教えていただきました。何分にも物理が破壊的に苦手なので、内容をどこまで理解できたかというと極めて怪しいですが、クレーンゲーム探究の流れなど、とても面白く読ませていただきました。

 小山先生を見ていて最も思うことは、「いったいどうやって時間を作り出しているのだろう」です。研究者としての成果は言うまでもなく、教育者としても定評があり、学外でも子ども向けの講座など精力的に活動されています。学部長というお立場ですので管理運営業務も相当おありでしょうし、教学IR関係など、そちらの方でも面白い活動を多々されています。いったいどこにクレーンゲームに使う時間があったのだろうと不思議でなりませんが、そこからさらに著書出版、そしてテレビ出演につなげるとなると、もう脱帽するしかありません。

 小山先生は有能すぎるので、自分が働いていくうえで現実的なモデルにできるとは全く思いません。それでも、見習いたい面がたくさんあります。そう思える存在はさほど多くはないので、今後も素敵な存在でい続けていただきたいと、勝手に願っています。私が願わなくてもそうでしょうけれど。

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