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専任教員ブログ

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地域人材育成プラットフォーム成果報告会を開催しました

 伊藤です。

 標記の通り、昨日地域人材育成プラットフォーム成果報告会を開催しました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。発表した学生の皆さん、お疲れさまでした。そして、運営に尽力してくださった皆さま、お手伝いしてくれた学生の皆さんにも感謝申し上げます。

 地域人材育成プラットフォームはスタートから7年が経過し、修了生も5期生となりました。気が付いたら随分経っていたという感じです。
 私はある意味中途半端な立ち位置に常におり、ここ数年はかごしま地域リサーチ・プログラムの構成科目を担当しつつ、運営にちょっとだけ携わりつつ、全体に対しては裏手からちょっとだけ関与、という状況です。書いていて自分でも思いますが、わかりにくいですね。
 そんな私の今回のミッションは「口頭発表の審査委員」でした。中途半端じゃありません。ちゃんとしたお役目です。なぜそれが私のところに転がり込んできたかというと、成果報告会と同じタイミングで学長選考・監察会議が開かれており、学長をはじめとする執行部の皆さまの多くが出てこられる状況ではなかったためです。前回までは学長と理事のみで審査が行われていたので、今回こんな軽い輩でよいのかと思いましたが、これでも一応学長補佐ということでご容赦ください。

 さて、そんな成果報告会、とにかく大きなトラブルなく行われたことに一安心です。学生の皆さんが口頭発表やポスター発表をしている姿を見て、頼もしく思いました。鹿児島という地域や県内企業が抱える課題に関心をもって調査活動や解決策の案出に能動的に取り組んでくれる学生がいてくれることは、鹿児島大学の一員としてありがたいと思います。今回の活動はこれで一段落となりますが、全てこれで終了というのではなく、今後の学生さんの生活や生き方、広い意味でのキャリアに何らかの形で活かしてもらえることを願っています。

 運営については、対面・遠隔の同時配信をどこまでどの程度続けるかが今後の課題だと感じました。ポスター発表に関してZoomのブレイクアウトルームでも質疑応答できるようにしたもののあまり参加者が得られず、ちょっと残念だったためです。
 それと、昨年も今年もですが、担当学長補佐である橋本先生とその指導生の皆さん頼みになっていることは改善が必要だろうと思いました。成果報告会について、教職員が舞台を整えて学生さんは発表だけ、というのではなく、成果報告会そのものの準備から開催に至る運営も学生自身で行うという形もあり得るのではないかと考えてみたりしています。今後の課題ですね。

 なお、今回は毎年取材くださる南日本新聞さんだけでなく、NHKからも取材に入っていただきました。15時ごろまで現場にいて、18時半ごろには放送されているというのはすごいなと感心させられました。地方ニュースで実際に放送していただきありがたかったです。
 私が口頭発表を聴いている横顔も映し出されていたのですが、我が子に「これ、お母さんだよ」と言うと、「誰のお母さん?」と返されてしまいました。

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