専任教員ブログ
KSTC第2回協議会後の研修会でお話させていただきました
伊藤です。
先週末10月9日、標記の件でカクイックス交流センターに行ってきました。KSTC加盟校だけでなく、加盟していない高校の先生方にもご参加いただいた研修会で、探究学習への向き合い方についてお話をしてきました。お声がけくださった高校教育課の皆さま、ご参加いただいた先生方に、心より感謝申し上げます。
もともと探究学習について専門的に研究してきたわけではなく、成り行きで関わるようになり、本学に限らず現在の大学を取り巻く状況や私自身が関心をもっているアカデミック・ライティングにもかなり深くかかわることに気づき、今や何割かの労力はここにかけている状況に至っています。
今年度だけで既に3校でお話をさせていただいているので、自分自身の考えもその都度ブラッシュアップされていきますし、気付きも増えているのですが、今回は話を作り上げるプロセスだけでなく、最後の質疑応答も含めてかなり考える機会になりました。これまで割とぼんやりと「先生方も大変だろうな」「いろいろとお困りなんだろうな」と思っていたのが、より具体的になったり、「そうか、そういう点にも困っているのか」と気づいたり。言われてみれば納得なのですが、それはどこかに解があるわけでなく、自分自身の判断として「これだ!」と選び、自分なりの説明を加えていくという、まさしく探究学習そのもののようなことを、先生方が迫られているのだと感じました。
いろいろな気づきの中で1つ挙げるとすれば、探究学習について大学側の理解を促す必要があるということです。「探究」と「研究」とは同じではないものの、何がどう違うのかについて大学教員が学ぶ機会はありません。大学が高校の探究学習に関与していくのであれば、より良いかかわりになるよう大学教員も「探究とは何ぞや」について学ぶ必要があると思います。そうした学びの機会を保証することは、私が業務として担うべきことなのかなと感じました。
引き受ければ引き受けるほど仕事が増えることになるので、この調子で良いのかと思うこともありますが、いつまでも続くものでもないはず、と信じて、必要とされる間は精進しようと思います。

