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平成28年度後期「初年次セミナーⅡ」

1.授業改善に向けての試みや工夫

 

 【講義の工夫】

  • レポートを含め評価基準については、最初のオリエンテーションだけでなく、適宜伝えることで学生のモチベーション向上や維持に努めた。
  • 講義の必要性が分からず、学生の興味が持てないようであったので、講義のレポート・卒業論文など、本講義で学ぶ事が重要であることを毎回説明した。
  • 必修授業なので、学生の関心・理解度のばらつきが大きいため、面倒でも宿題は毎回回収して一言ずつコメントを入れた(Moodleの日誌機能を使用したがコメントを入れても読み返しておらず、紙でのやり取りの方が効果が高いようだ)。
  • Moodleを利用した授業の振り返りを毎回行い、多くの質問を受け付け、学生にも好評だった。
  • 課題は夏のレポートを含めてすべて添削した。
  • 学生にどう改善すべきかを考えさせるため、提出文書には手を加えず、より詳しい説明を求めたり、コメントを通じて個々の指導を行ったりしている。
  • 毎回の講義で要点をPPTにまとめて提示し、重要部分は学生にワークブックに転記させた。
  • 毎回PPTによる説明を行い、色覚障害の学生のために配色、字の大きさを工夫。複数の教員で担当したので、複数の目で各学生への確認ができた。

 

 【教員の姿勢や教授上の工夫】

  • 少人数であることから、学生との対話や会話を重視した。
  • できるだけ学生と1対1で対応・指導するようにした。
  • 出席確認時に一人一人声を話しかけることで良い雰囲気づくりを心がけた。
  • 学習状況を確認するため、見回りを行い、アドバイスを与えた。
  • 授業中のできるだけ多くの時間、学生の間を歩き回って、学生との意見交換やレポートの細かい構成についての説明など、具体的に内容をかみ砕いて、可能な限り対面式に説明を行うことに腐心した。

 

 【学び合いの工夫】

  • 他者からの視点は自身の理論構成を進化させるためにも必須と考え、学部を越えディスカッションする機会を多く採用した。
  • 授業の冒頭で1分間スピーチを取り入れ「知らない人と話す機会・傾聴する機会」を創出したところ、グループディスカッションを通して自分の意見を発表することや他者の意見から学び取る姿勢が養え、さらには最終レポートの執筆もスムーズに行われた。
  • グループワークなどの時間や設問について細かく設定して実施した。
  • グループワークの間、教室内を巡回して声かけを行い、学生が理解できていないところをサポートした。

 

2.授業改善に関連した意見・要望等

 

 【初年次セミナーⅠとの連動について】

  • 初年次セミナーⅠ・図書館活用法(座学)を生かせていない学生がいるので、実際に図書館を活用しながら行う構成を提案したい。
  • 複数回説明してもネットブログやコラムの引用がなされており、学生の情報リテラシー向上のため、適切な情報を探すためのトレーニングの実施が必要である。

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