令和元年度前期「教養教育科目」
1.受講生が取り組む授業時間外学習の週平均時間
○「30分未満」がもっとも多く12名、次いで「30分から1時間」が8名であった。
○30分未満が大半を占めたのは反省点である。
○30分以内が8割。
○授業の各回に課題設定を行い、専用の記入用紙を配布し、次週の時間に提出をしても
らった。週平均で、1コマにつき約2時間。
○30分未満という回答が半数を超えていた。
2.受講生が実感する学習成果
○「おおむね得られた」がもっとも多く13名、次いで「十分得られた」が8名であった。
○学習成果は、ほぼ良好な回答を得られた。
○日本人は成果を感じているようである。
○「十分得られた」69%、「おおむね得られた」31%で、学習成果を得たと感じてくれて
いる学生が多い。
○十分得られた(64%)と、おおむね得られた(36%)で100%となっており、受講生の
多くは学習成果に満足していたものと考えられる。
○学習効果が「十分得られた」と「ほぼ得られた」という回答だけであった。
3.授業時間中における講義内容に対する自主的な考察・取り組み
○「おおむね促していた」がもっとも多く15名、次いで「積極的に促していた」が8名
であった。
○同調圧力により、なかなか意見を表すことが難しく、心理的障壁を感じる学生が多い。
○常に「考え続ける重要性」を説明し、「問い」を投げかける(時間外学習のテーマでは
ない)授業スタイルをとった。
○「積極的に促していた」57%、「おおむね促していた」38%という結果であった。
○78%が「積極的に促していた」、22%が「おおむね促していた」との回答であった。
4.授業に対する総合的評価や受講生から指摘された点
○「おおむね良かった」がもっとも多く17名、次いで「とても良かった」が6名であった。
○ディスカッションを多く取り入れることが学生とってたいへん高評価となることがわか
った。
○授業の進行が速いとの指摘あり。
○とても良かった(82%)と、おおむね良かった(18%)という回答で100%となって
いた。
○学生が自主的に学習に取り組むきっかけとなるように、レポート課題の内容も見直し
ていきたい。
5.その他
○選択科目では予習復習を短め(復習のみ)でよいと思う。
○質問に対しては、できるだけ、次週講義の中で、解説するようにした。