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令和2年度前期「基礎教育入門科目」
1.受講生が実感する学習成果
・学習時間をきちんと確保している学生と、確保していない学生が明確に分かれていると考
えられた。授業終了時には復習のための練習問題などを宿題として課しているが、それに
取り組んだかは特に確認をしていなかった。来年度の授業からは、前週に課した課題につ
いて振り返る時間を設けるなどの工夫をしたい。
2.授業時間中における講義内容に対する自主的な考察・取り組み
・「基礎」と「入門」を講義名にうたっているため、高校レベルの基礎から振返って教える
時間が長く、受講生に考えさせる取り組みが手薄になってしまったと考えられる。次年度
は高校レベルの基礎から振返りをできるだけ、予習プリントなどで補えれば改善できると
考えている。
・レポート等の課題については、問われている内容そのものを理解することができない学生
も見られた。より具体的な例を挙げて課題を課すことが良いのではと感じた。
3.遠隔授業において工夫した点
・授業内容をよく理解した学生が、他人の分のミニレポートを提出していても、チェックで
きない。という大きな問題点を感じた。
4.授業に対する総合的評価や受講生から指摘された点
・「良くなかった」と回答した受講生が6%いたことは、次年度の課題である。受講生の学習
状況を確認しながら丁寧な指導をしていくことが必要であると考えられた。