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民俗研究映像シンポジウム『映像にみる祭りと地域社会の現在』開催のお知らせ

[16.12.12]

 本シンポジウムでは、国立歴史民俗博物館の民俗研究映像『明日に向かって曳け—石川県輪島市皆月山王祭2015』の鑑賞とトークセッションを行います。
 『明日に向かって曳け—石川県輪島市皆月山王祭2015』は、石川県輪島市皆月で行われている山王祭に関わる青年会に焦点をあてて、過疎高齢化がすすむ地域社会の中で行われている祭りの実態にせまった作品です。本作品の特徴は、映像制作の専門家によって制作された作品ではなく、長期にわたって皆月でフィールドワークしてきた研究者が自ら撮影し、編集した作品であることです。
 本シンポジウムでは、作品鑑賞を行うだけではなく、映像を制作した監督(研究者)をお迎えして本学教員とともにトークセッションを開催します。研究者によって制作された映像を鑑賞した上で、地域社会と民俗文化について、そしてこのような祭りを撮ることの意義について参加者と意見を交換しながら議論していきます。
 
【日時】2016年12月17日(土)13:00 開場
   
【場所】鹿児島大学郡元キャンパス 法文学部3号館203講義室
 
【対象者】大学関係者や一般の方(要事前申込)
 
【内容】
 13:00 開場 
 13:30 開会の挨拶 
 13:35 映像上映『明日に向かって曳け—石川県輪島市皆月山王祭2015』(100分)
 15:30 トークセッション
司会:兼城糸絵(鹿児島大学法文学部・文化人類学)
登壇者:川村清志(国立歴史民俗博物館・文化人類学、民俗学)
中路武士(鹿児島大学法文学部・表象文化論)
 16:30 閉会の挨拶
 
※本ワークショップは法文学部の講義の一環として開催されていますが、大学関係者や一般の方でも参加可能です。その際には、お手数ですが事前に下記の問い合わせ先までお問い合わせください。
 
【お問い合わせ先】
鹿児島大学法文学部 兼城糸絵研究室
TEL:099-285-8902 
E-mail:itokane@leh.kagoshima-u.ac.jp