【医学部】「大学の世界展開力強化事業」クロージングフォーラムの開催について
[23.02.22]
医学部では、大学の世界展開力強化事業の5年間の総括とWithコロナにおける今後の交流のあり方を模索することを目的として、米韓のカウンターパートを招いてクロージングフォーラムを開催いたします。
鹿児島大学は、2018年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択され、医学部保健学科は、本事業において「島嶼へき地医療コース」を担当し、グローカル人材（グローバルな視点を有する地域人材、地域の視点を有するグローバル人材）の育成に取り組んできました。
2020年度は、「日本・韓国・米国におけるCOVID-19を例とした感染症における健康戦略」をテーマに、日米韓の学生とのオンライン国際協働学習（COIL: Collaborative Online International Learning)を実施しました。また、三島村のご協力を頂き、離島に居住する高齢者宅へのバーチャル家庭訪問を教材として、保健学科3専攻合同によるチーム医療実習を実施しました。さらに、2021・2022年度は、前年に確立したチーム医療実習の方法や製作した動画教材を活用し、米国及び韓国の学生と合同で、「離島でのバーチャル家庭訪問を教材とした専門職連携ヘルスアセスメント教育」と題し、保健学科3専攻合同によるチーム医療実習を行いました。
2022年度がこの事業の最終年度となりますので、今回、医学部が担当した「島嶼医療コース：Rural and Island Healthcare Course」のクロージングフォーラムを開催いたします。
当日は米国・ベレアカレッジと韓国・中央大学校から2名の講師をお招きし、鹿児島大学と3ヶ国で実施したCOILの実際と今後の展望について講演と総合討論を行います。総合討論では、2019年に米国と韓国に派遣された卒業生4名も話題提供として発表を行います。
※大学の世界展開力強化事業とは、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受入を行う事業で、対象国や地域の大学との国際教育連携の取組を支援することを目的として、文部科学省において2011年度から開始された事業です。
鹿児島大学医学部「大学の世界展開力強化事業」クロージングフォーラム
島嶼へき地保健：オンライン国際協働学習の展望と課題
1．日時 2023年3月5日（日）13:00～16:30
2．場所 ○対面開催 鹿児島大学医学部鶴陵会館（鹿児島市桜ヶ丘8-35-1）
※感染対策のため150名に制限させて頂きます。
○オンライン Zoom（ライブ配信） ＊逐次通訳あり
3．プログラム
13:00-13:10
開会挨拶 鹿児島大学医学部長 橋口 照人
歓迎挨拶 鹿児島大学理事（研究・国際担当） 馬場 昌範
13:10-13:35
日米韓における専門職連携グローカル教育
鹿児島大学医学部保健学科 基幹看護学講座 教授・副医学部長 八代 利香
13:35-14:35
島嶼へき地看護教育における効果的な教育法としてのオンライン国際協働学習の活用
Monica Kennison, RN, MSN, EdD, べレアカレッジ看護学科教授・学科長
Susan V. Clayton Nursing Chair, Professor, Nursing Department,
Berea College, USA
14:35-14:45 休憩
14:45-15:45
島嶼へき地医療におけるCOILの挑戦：専門職連携教育と遠隔医療
Heechong Baek, RN, MPH, PhD, 中央大学校赤十字看護大学教授
Professor, Red Cross College of Nursing, Chung-Ang University, Korea
15:50-16:25 総合討論
話題提供者：鹿児島大学病院 金森 統子，下入ヶ山 有希，綾部 円絵，
新原 音香（2019年度大学の世界展開力強化事業海外派遣者）
司会 ：鹿児島大学学長補佐（国際企画推進担当） 畝田谷 桂子
鹿児島大学医学部保健学科 基幹看護学講座 講師 山口 さおり
16:25-16:30 閉会挨拶
鹿児島大学グローバルセンター長 尾崎 孝宏
【お申込み方法】
フォームにお名前・ご所属・ご連絡先についてご記入ください。
当日参加も可能ですが、準備の都合上、3月2日（木）までの事前参加登録にご協力ください。
オンラインでの参加登録者には、事前にZoom入室情報をお知らせします。
【お問い合わせ先】
医学部基幹看護学講座助教研究室
TEL：099-275-6809