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【近現代C】「8・6水害」に関するインタビュー集公開

[23.07.31]

 法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センターは、1993年8月6日の「8・6水害」についてのインタビュー集『8・6の雨音 8・6水害についての55人のインタビュー』を公開しました。本インタビューはセンターの日髙優介特任助教によって、共通教育科目「地域コミュニティ論」の受講生と共に制作されました。50件のインタビューには貴重な災害当時の様子が綴られています。インタビュー集は「鹿児島の近現代」教育研究センターのwebサイトからダウンロードできます。
まもなく、「8・6水害」から30年が経過します。災害の記憶を伝える本プロジェクトの成果をご覧下さい。

鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター

【詳細】
はじめに
「もうほんの少しのことで、命が、危なかった」
「バスに乗ってたら、帰れなかったかもね」
「出るのが遅れてたら」
「自分で考えなさいよっちゅうこと」
「変な予感」
「今だからこうやって話せるけど......」
「道路で鯉が飛び跳ねた!」
「土砂を乗り上げて帰った記憶」
「見てる前で橋がね、半分ドーンと落ちたんですよ」
「水が溢れてるところをバスが通る」
「水がわんさかと押し寄せて」
「1メートル先も見えない」
「くるぶしまで靴は完全に浸かっていて」
「天災は、恐ろしい」
「もうどうすることもできない」
「自然には勝てないなと思う」
「経験しないと分かんないですよね」
「列車が宙ぶらりんになっていた」
「未曾有の災害」
「大きなトラックが流れてきた!」
「どうなるのかな」
「車がもう水にかなり浸かっている状態」
「近くにいる人たちでみんなで手をつないで」
「木造の3階建てを提案したの」
「水はあっという間」
「子供たちが遊びに行ったまま連絡がつかない」
「JRに乗ってて亡くなった」
「人がこうだから安全と思ってはいけない」
「雨が降っただけで断水するのっていうような意外な感じは、はい」
「自然の恐怖感」
「台風なんて甘っちょろい」
「道路が至る所泥だらけでぐちゃぐちゃ」
「道路がとにかく使えない」
「すごい怖い」
「冷蔵庫も天井までプカプカ」
「関心を持ってもらうことが、大事じゃないかな」
「高校一年生の時の経験」
「道路脇から水がどんどん落ちてきて」
「橋も流された」
「家にいてよかった」
「線路伝いに歩いて」
「家族と過ごした30年前の8月6日」
「高いところに逃げる」
「二次災害になったらいけない」  
「8・6災害からの復旧に向けて」
「自然の力は凄い......」
「行政はなかなか来なくて」
「台所に鯉」
「家に帰ることができない」
「怖かったよね、考えたら」



【お問い合わせ】
鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター
〒890-0065 鹿児島県鹿児島市郡元 1-21-30
鹿児島大学郡元キャンパス 総合教育研究棟 3F
TEL:099-285-7532
FAX:099-285-7625
E-MAIL:kingendaijim@leh.kagoshima-u.ac.jp