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【島嶼研】第240回研究会のご案内

[24.06.26]

国際島嶼教育研究センターでは第240回研究会を開催いたしますのでお知らせします。
詳細は以下をご覧ください。

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【詳細】
日時:令和6年7月22日(月)16時30分~18時 
会場:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室およびオンライン(Zoom)
演題:ミドリイシ属サンゴの生殖戦略について
講師:北之坊誠也(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター)

【要旨】
サンゴ礁は海洋面積全体の0.2%を占めるにすぎないが、全海洋生物の約25%がそこに生息している。そのためサンゴ礁は、生物多様性の保全にとって極めて重要な生態系である。サンゴ礁を形成する造礁サンゴは、地球上に約5億年以上前から存在し、さまざまな気候変動に耐えながら生き延びてきた。造礁サンゴが生存し続けてきた理由は何であろうか? サンゴは進化の過程で頻繁に異種間交雑が起こったと考えられている。通常、異種との交雑は子孫を残すのが難しくなるため、不利だと考えられている。しかしながら、近年の実験室内での研究により、ミドリイシ属サンゴのうち約3分の1が異種のサンゴと受精できることが報告されている。このような交雑がなぜ維持されているのかは不明である。そこで、ミドリイシ属サンゴの異種間交雑に関する研究を進めるため、一斉産卵(卵と精子が混ざり合った状態)を再現し、どのような条件で異種のサンゴと受精が起きるか検証した。その結果、精子濃度が高いときは同種と受精し、精子濃度が低くなると同種精子が混在しているにも関わらず、交雑することが判明した。すなわち野外でのサンゴの生息数が減少すると、産卵時に海中に放出される精子の数が減少する可能性が考えられる。その場合、異種のサンゴとの受精が可能となり、子孫を残すことができるというわけである。これが、サンゴが長い間生き延びてきた理由の一つであるかもしれない。

【募集期間】~令和6年7月18日(木)
【申込み方法】メール、電話、
URL:http://cpi.kagoshima-u.ac.jp/jp/seminar/kenkyukai/index.html 
【申込み〆切】令和6年7月18日(木)
【対象】学生、教職員、一般
【参加費(受講費)】無料
【場所】総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室およびオンライン(Zoom)
【その他】オンライン(Zoom)は先着100名様

【お問い合わせ】
 国際島嶼教育研究センター
【対面式】shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jpまたは099-285-7394へ(担当:井手元)
【オンラインZoom】sotayama@cpi.kagoshima-u.ac.jp (担当:山本)