【島嶼研】第242回研究会のご案内
[24.10.09]
国際島嶼教育研究センターでは第242回研究会を開催いたしますのでお知らせします。
詳細は以下をご覧ください。
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【詳細】
日時:令和6年10月24日(木)16時30分~18時
※今回は、通常の月曜日開催ではなく、「木曜日開催」です
会場:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室およびオンライン(Zoom)
演題:サモア独立国における「障害」概念の受容―「生涯学」の視点から―
講師:倉田 誠(東京医科大学医学部)
【要旨】
サモア独立国では、1975年の「障害者の権利宣言」や1981年の「国際障害年」を契機としていくつかの民間の障害者支援団体が創設された。今世紀に入ると、オーストラリアをはじめとする諸外国から民間団体への積極的な援助を受けて、全国的な障害者支援の展開や「障害(disability)」概念の浸透が図られるようになっている。しかし、総人口20万人程度の島嶼国において様々な「障害」に応じた医療や教育の仕組みを整備することは難しく、現代でも「能力(ability)」という見かたが人びとの間に浸透しているとは言えない。実際に、彼/彼女らは、医療や教育による個々人に対する評価というより、これら団体や団体が提供するモノやサービスとの関係から「障害」や「障害者」というものを認識する傾向にある。
本発表では、これまでの経緯をふりかえりながら、サモア社会において民間団体を中心に障害者支援がいかに拡大され、その過程で「障害(disability)」という概念がどのように受容されてきたのかを検討する。また、「生涯学」という視点からサモア独立国の事例を検討することで、私たちの生涯や社会のあり方をいかに捉えなおすことができるかも考えたい。
【募集期間】~令和6年10月21日(月)
【申込み方法】メール、電話、URL:http://cpi.kagoshima-u.ac.jp/jp/seminar/kenkyukai/registration.html
【申込み〆切】令和6年10月21日(月)
【対象】学生、教職員、一般
【参加費(受講費)】無料
【場所】総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室およびオンライン(Zoom)
【その他】オンライン(Zoom)は先着100名様
【お問い合わせ】
国際島嶼教育研究センター
【対面式】shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jpまたは099-285-7394へ(担当:井手元)
【オンラインZoom】sotayama@cpi.kagoshima-u.ac.jp (担当:山本)