トップページお知らせ【島嶼研】第256回研究会のご案内~奄美大島のスモモ「花螺李」なぜ大和村ではスモモの栽培が受け入れられたのか?~

【島嶼研】第256回研究会のご案内~奄美大島のスモモ「花螺李」なぜ大和村ではスモモの栽培が受け入れられたのか?~

[26.02.25]

 国際島嶼教育研究センターでは第256回研究会を開催いたしますのでお知らせします。
詳細は以下をご覧ください。

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【詳細】

日時:令和8年3月9日(月)16時30分~18時

会場:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室およびオンライン(Zoom)
   (オンライン(Zoom)は先着100名様)

参加費:無料

演題:奄美大島のスモモ「花螺李」なぜ大和村ではスモモの栽培が受け入れられたのか?

講師:香西 直子(鹿児島大学農学部)・兼城 糸絵(鹿児島大学法文学部)



【要旨】
 スモモはバラ科サクラ属スモモ亜属に属する果樹であります。日本ではニホンスモモが広く栽培されており、奄美のスモモである「花螺李」もその一種として位置付けられています。しかし「花螺李」は古くから奄美に存在していた果樹ではなく、1935年に台湾から導入された新しい果樹です。そのような新しい果樹であるにもかかわらず、「花螺李」はいまや地域を代表する特産物のひとつとなっています。
 スモモの一般的な特性として、休眠性の落葉果樹であることや自家不和合性の品種が多いことがあげられます。特に、冬季に一定の低温を経験しないと発芽しないという性質を有しており、そのため比較的寒冷な地域で栽培されることが多いのです。日本におけるスモモの産地が山梨県や長野県であることは、スモモの生態的特徴と整合的です。
 しかしながら、亜熱帯気候に位置する奄美大島においてスモモが安定して生育・結実している理由については、これまでほとんど調査されてきませんでした。また、従来スモモ栽培が行われてこなかった地域において、スモモという「外来作物」が広く受容され定着した社会的背景についても検討されてきたとは言い難い状況です。そこで、本発表では大和村で実施した現地調査の成果に基づきながら、「花螺李」が奄美に定着し得た要因について考察します。

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園地の概観

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収穫直前の「花螺李」




【申込み方法】

メールもしくはお電話にて、令和8年3月5日(木)までにお申し込みください。
申込方法の詳細はこちら





【お問い合わせ】

 国際島嶼教育研究センター
 対面式:shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jpまたは099-285-7394へ(担当:井手元)
 オンラインZoom:sotayama@cpi.kagoshima-u.ac.jp (担当:山本)