【島嶼研】第257回研究会のご案内(奄美シマ唄の音階と音についての考察)
[26.03.30]
国際島嶼教育研究センターでは第257回研究会を開催いたしますのでお知らせします。
詳細は以下をご覧ください。
研究会の概要
日時:令和8年4月27日(月)16時30分~18時
会場:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室およびオンライン(Zoom)
演題:奄美シマ唄の音階と音についての考察
講師:福山 尚史(奄美郷土研究会)

島唄の大会へ出場された講師の福山氏
奄美大島のシマ唄を聴いていると普段馴染んでいる音楽の音階には存在しない音程の音が現れることがあります。西洋音楽でいうところのドレミファソラシド、♭#の半音といった12個の音を積み重ねてできた音階を私たちは当たりまえの音としてとらえていますが、誤解を恐れず解りやすく例えるなら、レ♭とレの音の間のエリアに無数に存在する音程の音のことです。奄美の祖先は唄の中でこれらの音を操り感情表現を行ってきました。これが奄美シマ唄の姿です。長い年月の中で世界でも珍しい独自の音階を創造してきたのであります。これらの音をエリア音と呼ぶことにします。
今回の調査で、400年前にエリア音使用の可能性をみつけました。奄美の祖先がエリア音を好んだことにより八月踊り唄からシマ唄音階が生まれたこと、そして琉球弧において沖永良部島以南と徳之島、奄美大島(喜界島含む)の民謡における音階が分岐したことの説明が成り立ちます。日本の伝統音階は、歴史的にユーラシア大陸の影響を受けながら形成されてきました。一般的に律音階、民謡音階、都節音階、琉球音階といった5音使用による四つの音階に大別されます。これらの音階と比較しながら奄美シマ唄の音階と音の成立ちについての考察を試みます。
申し込み方法
令和8年4月23日までに、以下をご参照の上メールもしくは電話にてお申込みください。
オンライン(Zoom)は先着100名様となっております。
お問い合わせ
国際島嶼教育研究センター
- 対面式:shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jpまたは099-285-7394へ(担当:井手元)
- オンラインZoom:sotayama@cpi.kagoshima-u.ac.jp (担当:山本)